明治安田Jリーグワールドチャレンジ2023 vsマンチェスター・シティFC 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ケヴィン マスカット
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Q:試合の総括をお願いします。

今夜はタフな試合になりました。もちろん、相手は素晴らしいチームですし素晴らしい監督との対戦でしたが、我々の選手たちも本当に素晴らしいプレーをしてくれたなと思いますし、誇りに思っています。人生は選択の連続です。その中で、簡単な道を進めばすごく楽だと思いますが、自分たちは自分たちのやってきていることを守りつつ、自分たちのアイデンティティを強く持ち、それをしっかり勇気を持ってピッチに立った。そういうところがしっかり出た試合だったと思いますし、良い内容の試合ではありました。

Q:中断明けの残りのシーズンをどう戦っていこうと思いますか。

このようなチームと戦い、質の高さの違いは、もちろん見ればわかると思います。その中で、自分たちが楽な道を進むのであればセイフティーにやれば良いかなという風に思いますが、それをすることによってチャンスも全く生まれないと思います。自分たちは自分たちのスタイルを持ち、そして挑む。その気持ちを持った時に、試合の中では本当に前から良いプレスをかけることができましたし、そして相手のアグレッシブなプレスに対して、自分たちは剥がすことができました。そして、やはりその失点は、自分たちから出た部分だと思います。そういうところを、自分たちが楽な方向に行かず、自分たちが持っているものをしっかり見せていく。そこをしっかりできたらなと思います。

Q:今日のような強敵相手と本気で勝負をかける試合をするとしたら、どういう選択を監督はしますか。

自分たちは、とにかく後ろ向きにならないことが大事だと思っています。自分たちは、この試合を、ただの親善試合で考えてませんでした。この試合をうまく利用して残りのリーグ戦13試合をどういう風に準備したら良いか、この中断期間中にどういう風に学び、成長しなければいけないか、そういうところで使いたい試合にしたかったです。もちろん自分たちは、セルティック、マンチェスター・シティをリスペクトしますが、どういう局面でも相手が誰であろうが、とにかく、今自分たちのサッカーをやっていく。もちろんこの2試合でたくさんの学びがありました。失点したシーンでも、自分たちが得点したシーンでも、色々なところで学びがあったと思います。リーグ戦再開までの良い準備期間として、残りの日々をうまく使ってやっていけたらなと思います。