明治安田生命J1リーグ第30節 北海道コンサドーレ札幌戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ケヴィン マスカット
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Q. 本日の試合の総括

フラストレーションの溜まる試合にはなりました。もちろん難しいやり方をする相手でしたし、その中でも自分たちは良いチャンスを作れたと思います。ゴール前での質のところですね、そこが判断だと思います。シュートするのか、パスをするのか、クロスをするのか。それはもちろんこの16日で、今日が5試合目というところで疲れが出てしまたのか、その判断の部分が鈍ってしまったのかそれともコンディションの部分なのか、そこは分かりかねますが、そういうところは次の試合までに振り返って準備していきたいなと思います。

Q. VARについて。また選手たちのVARに対する姿勢について

A.選手たちが混乱するような、どっちなんだと。見るの?今回はそれとも見ないの?というところでそこの基準というところがこちらも混乱してしまうところがある中で、もちろん例を上げさせてもらえば、先日の西村の件ですね。足首の靭帯損傷を負うような怪我があったのにVARが介入されなかったというところです。ですが今回は、彼らの仕事したと思いますし、正解じゃないかなと思います。もちろん、レフリーにとっても簡単な仕事ではないと思います。でもその中でも、どの試合かは忘れてしまいましたが、レオがペナルティエリアで倒された試合はPKだったんじゃないかと思う部分もありました。このフラストレーション、混乱の中のどっちなんだという部分はあるにせよ、選手たちがコントロールできる部分はコントロールしようと。自分たちはそういうところで戦っている訳ではないですし、戦う姿勢をみせ、選手たちはゴールを目指していく。そこを常に目指すことが大事だと思いますし、自分たちのサッカーをもっと表現していくことにフォーカスしてやっていきたいと思っています。次の試合に向けてもそういう準備していきたいと思います。

Q. 西村選手が抜けた穴について

自分も含めチーム全体として、西村がどれほど重要な選手の一人だということがお分かりになると思います。彼がこれ前やってきたパフォーマンスだったり、チームにとってのバリューというところは本当に高いです。その中であの時の状況、怪我をしてしまい、プラスフリーキックもなくプレーが止まることもなく流された。そういうところでちょっとどうなのかと思う部分もありながら、この16日で5試合を戦いました。

西村だけじゃないです。宮市にしても小池龍太にしても、負傷で選手がいない難しい状況のなかで、選手たちは良くやってくれていると思います。フレッシュな状態で自分たちは交代選手を投入し守備的にならず、攻撃を休まず、プレーをやっていく。そういうのが自分たちのサッカーですし、選手たちは今日まで本当に素晴らしいプレーをピッチ上で表現してくれています。ですからここで自分たちは学び、次に活かしていきたいと思いますし、良い準備をして次に向かいたいです。

Q. 試合をゆっくり進めるような札幌のプレーはF・マリノスに影響はありますか

正直イライラはします。見に来られているファン・サポーター、テレビの向こう側で見てくださている世界中の人が、サッカーを見に来ていると思います。札幌がどうこうではないんです。これについては自分たちがコントロールできる範囲ではないですし、自分もそうですしあなた方もスタジアムに来られていると言うことはああいうのを見にきている訳ではないと思います。本当のサッカーという純粋なスポーツを観に来られていると思います。

とにかく次の試合に向けてもそうなんですが、自分たちはコントロールできるところをコントロールし、自分たちのサッカーを表現していくところに集中したいと思います。もちろんフラストレーションは溜まりますが、そこは自分たちがどうこうできることではないので、とにかく次の試合に向けても良い準備をしていきます。