明治安田生命J1リーグ第28節 FC東京戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ケヴィン マスカット
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Q:試合を振り返って

最終的な結果は残念でしたがプレーに関しては満足した内容を選手たちが見せてくれました。もちろん自分たちはこのアウェイの地に勝つつもりで毎試合来ています。特に前半は素晴らしいパフォーマンスを選手たちは出してくれましたし、相手に対してもどんどんプレッシャーをかけていけたのではないかと思います。ハーフタイムでは、相手はホームなので、たくさんのサポーターが見に来ているなかで、このままでは終わらないというサッカーをしてくると思い選手に伝えました。最初の5分間で彼らはプレッシャーをどんどんかけてきましたし、その中で失点をしてしまった部分はありますが、自分たちもたくさんのチャンスを作れたと思います。結果は悔しいですが、良いパフォーマンスでした。

Q:8月公式戦4連敗のなか、この試合は非常に大切だったと思います。この試合の位置付けについてどのように感じていますか?

すごく良いチームであるFC東京に対して自分たちが内容としても支配をしていたと思います。もちろんフィジカル的な部分ではなく自分たちがやろうとしているサッカーを見せることができたのは良かったと思いますし、優勝に向けて自分たちは11月の最終節というところは全く見ていません。1番大事なのはメンタルのところをもう一度準備することです。湘南戦が非常に重要なのでそこに集中するだけです。それ以外のところは全く見ていませんし、次の試合に向けてどういう風に準備をするか、それだけです。このアウェイの地でプラス勝点2を得たかったのですが、結果はもう出てしまっているので次に向けてやるだけです。

Q:後半15分でマルコス選手を投入しました。何が必要だと考えていましたか?

マルコスを入れたタイミングは前半終わってから少し仲川が足を痛めていたということを聞いていたので、水沼の可能性もあったかもしれませんが水沼も怪我から戻ってきたばかりでこのタイミングではまだ早いと判断しました。西村がうまく対応してくれたと思いますし、ロペスもシュートがバーに当たるなど惜しい場面もありました。もちろん、前半2-0で勝っていてもこのスポーツは何が起こるかわからないので簡単な試合展開にはならないと思っていました。内容面でどれだけ自分たちがやれたのかなので、「今日の試合が終わった。じゃあ次」と簡単にではなく、しっかり分析して選手たちにはチームミーティングで自分たちがやれた部分と足りなかった部分は何だったのかを共有して準備していきます。戦術的な部分でもそうですし、成長しなくてはいけない部分もあります。そういったことを共有しながら、選手たちだけでなくスタッフも含めて全員で共通して次に向かっていきたいなと思います。

Q:1失点目の後、選手たちがナーバスになっていたように見えました。3-3で引き分けた浦和戦と似ていたと思いますが、精神面の影響はベンチからどう見ていましたか?

おっしゃっていることは理解できますが、正直ナーバスという部分は見えなかったと思います。ACL神戸戦から今日までしばらく空きました。そういうなかで波があり、どうやってやっていくかという部分で選手の起用方法やフレッシュな選手たちを投入していこうと考えていました。もちろん自分だけのところで考えれば最初の5分は大事だと思いますし、残りの85分も集中してやるというのも本当に大事だと思います。選手たちもスタッフも含めて非常に悔しいです。しかしとにかく私は自分たちのサッカーをどれだけ成長させていけるか、そこにしっかりフォーカスしていきます。そしてどれだけチャンスを作っていけるのか、どうすればもっとゴールを奪えるのかという部分だと思っているので、色々分析して次に向かっていきたいです。