Jリーグからの制裁に関するお知らせ

2019/08/22 クラブ

7月13日(土)に開催された明治安田生命J1リーグ第19節浦和レッズ戦において発生しました、両クラブ一部サポーター間におけるトラブルについて、両クラブのファン・サポーターの皆さまをはじめ、サッカーを愛する大変多くの方々に対し、ご迷惑とご心配をおかけしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。

昨日、Jリーグより本件に対する制裁として、譴責並びに制裁金200万円の通達を受けましたことを報告させていただきます。また、管理監督責任を明確にするため、社長の黒澤の報酬10%を3カ月間減額、及び、競技運営の担当部長に対し厳重注意を行いましたこと、併せて報告いたします。

弊クラブでは、今回のトラブル発生並びにJリーグからの制裁を厳粛に受け止め、再発防止に向けて取り組んで参ります。また、「安心・安全で快適なスタジアム」の実現を目指し、今後はより一層ファン・サポーターの皆様にとって魅力あるスタジアム作りに努めて参ります。

Jリーグからの制裁理由

横浜F・マリノスサポーターによるビジター側スタンドへの侵入を未然に防ぐことができず、暴力を許し負傷者を出してしまったことは、主管クラブの警備体制に不備があったことおよび自クラブサポーターをコントロールできなかったことに責任がある。また、当日のトラブルは、SNS等を通して動画で拡散されスタジアムが危険であるとの印象を社会に与えてしまった責任は大きい。制裁金の金額については、社会的な影響が大きく、負傷者を出した責任は逃れられないが、浦和サポーターの禁止エリアにおける横断幕掲出が本件を触発した事情を勘案し、200万円が妥当と考える。

トラブルの詳細

発生した事象

・浦和サポーターの事前搬入が予定時間から1分30秒オーバーしたことを要因として、ホーム側先行開門時間、及び、ビジター側開門時間をそれぞれ予定時刻より遅らせて開門を実施
・横断幕掲出ルールに反する浦和レッズサポーターによる横断幕の掲出
・横浜F・マリノスサポーターによる緩衝エリアへの侵入、及び、両クラブ一部サポーターの揉み合い

再発防止策

・ホームゲーム実施におけるクラブ内運営体制の見直し
・危険度に応じた緩衝エリアの警備体制の見直し
・ビジタークラブに対し、ビジターサポーターへのルールの周知徹底協力を再度依頼する

処分

横浜F・マリノスサポーター ・主導した1名に対し、横浜F・マリノス出場8試合のスタジアムへの入場禁止
(7月20日(土)ヴィッセル神戸戦から8月31日(土)ガンバ大阪戦までの、ホームゲーム、アウェイゲーム、天皇杯などを含む全8試合)
・上記1名を除くトラブルに関与したサポーター40名への厳重注意

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