ACL2023/24 グループステージ第3節 カヤFC・イロイロ戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ケヴィン マスカット
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Q:試合の総括をお願いします。

すごく良い結果が残せて良かったと思います。フラストレーションが溜まったスタートにはなってしまいました。ですが20-25分くらいしてからはようやく慣れてきて、チャンスも作り出せましたし、あれだけ深く守備を固められたら、崩すということは難しかったと思います。フラストレーションが溜まった展開でしたが、クロスであったり色々な部分で自分たちはやってきました。その中で出ていたメンバーが本当に良いプレーをし続けてくれていたと思いますし、満足しています。自分たちが置かれたこの難しい状況の中でまたチャレンジングな試合ではありましたが、良いパフォーマンスをしてくれたなと思っています。

Q:途中で水沼選手と井上選手のサイドを入れ替えた理由は?

時間帯の理由もありましたし、自分たちも試合前から相手チームのことを数少ない情報の中で分析してきましたが、ボールを握るという部分では、自分たちがほとんど握るのではないかという展開を想像していました。ですが、あそこまで深く守備を固めてくるとは思いもしませんでした。なので、井上の裏へ抜ける意識があった中でも、なかなかそのスペースがなかった。あとは彼が例えば切り返してという部分もそうですし、得点の後の変更では、水沼は経験のある選手ですし、左に行ってもエウベルとの良い関係性ができたのではないかなと思っています。あの二人は両方、中も外もできる選手でもありましたし、良い形で変更ができたんじゃないかなと思います。その中でも自信を持って、彼の良い部分も生かしながらやってくれたと思います。

Q:永戸選手の状態は?

正直に答えられる部分は答えたいと思います。皆さんも見ていて分かる通り、彼自身から交代を求めるジェスチャーもありました。筋肉系ではないかなと思っています。ですが、明日にならないと検査ができないと思いますし、明日以降に自分も含めて詳細が分かると思います。

Q:スリーバックはどのようなアイディアだった?これからまた使う予定は?

いくつかの理由がありました。個のところでもそうですが、正直、ご覧の通り2人しか専門職の守備の選手がいません。今日の試合の内容もそうですが、以前からほとんどの時間、自分たちでボールを持って相手の敵陣にいるのではないかという部分もありましたので、攻撃を増やしたいという理由もあり、ああいった形にしました。

自分たちが今置かれている状況を見ながら、今後どういう風にやるかというのは考えますが、やはり自分たちは前方向に持っていきたい、前方向に向かいたいという気持ちがありますので、今後がどういう風になるかは、状況を見て判断していきます。

Q:もしディフェンダーが復帰して人が揃ってもやる可能性はあるか?

先週までのところでは、我々はいつも通り後ろを4枚でやっていました。その中でも、例えば永戸がボールを持ち、前を見て攻撃に移るとき、逆サイドの松原が高い位置を取っているんです。そうなると必然的に後ろが3枚なので、今日とほとんどが同じ形です。ですので、実際にはキックオフの時に止まっている状態では後ろが4なのか3なのかというのは違うと思いますが、自分たちにとってはゲームが始まれば、結局自分たちが攻撃する時に後ろは3枚になってるので、特に変わりはないかなと思っています。

今日に関してはより攻撃的に行きたいっていうのもありました。そこはいつもなら逆のサイドバックが高い位置を取る場面ではありますが、今日はそうではなく、最初から西村を入れたりとか、色々な選手がそこに入っていっていました。ですので今後に関しては、3枚にすることによってよりアグレッシブにプレッシャーにもいけると思ますし、今日は正直前からのプレスは必要ではなかったところはありました。