明治安田生命J1リーグ第9節 ヴィッセル神戸戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ケヴィン マスカット
facebook シェア twitter ツイート LINE LINEで送る

Q:試合の総評をお願いします。

すごくいいパフォーマンスでゲームに入れたなという風には感じました。 相手にストレスを与えながらしっかりボールを握り、前方向に進むというところもありましたが、いくつかのミスを自分たちが起こしてしまい、早い段階で2失点してしまいました。その後はとても高いレベルのプレーで選手たちがこの試合を振り出しに戻し、勝ちに繋げてくれました。そういうところでも本当に素晴らしいゲーム内容だったなと思います。 そして今日のゲームの自分たちのキーになった部分というのは、波のあるゲームではなく、全員が高い強度で90分やれたところだと思っています。

Q:ハーフタイムに後半に向けてどんな言葉をかけたか?

改めて前半についてですが、もちろんサッカーでは誰でもミスを起こしてしまいます。その中で2点ビハインドとなりました。そこで前半のうちに2-2の同点にできたというところはいい形で終えられたなと思います。

そしてハーフタイムに選手達に言ったのは、相手は自分たちがプレスをかければロングボールを蹴ってきましたが、そのセカンドボールをどういう風に拾うかという部分が重要な部分だということです。そして、前半は自分たちが拾えた部分もありましたが、とにかく勇敢な気持ちを持ち続けること、自分たちがしっかりボールを握る、アグレッシブな部分を出していこうという風に言いました。最後の最後までそれをやり続け、波なく高い強度で戦っていく。キーパーの一森、センターバックの畠中と角田、ボランチの2人もそうですけど、本当に強くしっかり競り、セカンドボールを拾う姿勢というのは素晴らしかったと思います。勇気を持ってやらなければこれはできないと思います。そして彼らは勇気と勇敢な気持ちを持って後半に挑みました。

Q:ロペス選手について

ロペスについてですが、彼はチームのために良いパフォーマンスを今日出してくれました。

素晴らしいポジション取りもありましたし、ボールをコントロールする、ボールを握るというところもしっかりできていましたし、競り合いという部分でも体を入れて取られない強さというのも見してくれました。彼はスペースがあり、そこに入れば自分がチームのためになると思って動いてくれたと思います。ポジショニングのところもそうですし、キープをして前を向いた時に自分勝手に前に持っていくのではなく、人を使い、また自分で得点を取れるポジションにつく。そういうところは本当にハイレベルな素晴らしいパフォーマンスをしてくれました。それまでの質が高かったので、あの2点はボーナスみたいなものですかね。