明治安田生命J1リーグ第27節 ジュビロ磐田戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ケヴィン マスカット
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Q:試合の総括

前節に取材で来られた方もいらっしゃるかと思いますが、ほぼ同じような形になってしまいました。支配する部分は出来ていたのですが、ゴールを奪う以外はしっかりとできたのではないかと思います。

今シーズンの中でも難しい時期かなとも思いますし、なかなかチャンスを決めきれないという本当にフラストレーションが溜まる試合が続いています。

Q:選手の焦りやプレッシャーが感じられたのですが、今の選手の状況として心配しているところはありますか?

選手たちの精神状態というのは選手自身が分かっていると思いますし、そこは直接聞いてもらった方が良いかなと思います。自分が見ている中ではプレッシャーなどは感じませんでした。前節から今日までの練習でも集中してやれていましたし、そこに焦りとかプレッシャーは見えませんでした。

次の試合までだいぶ時間があるので、ポジティブに捉えて今一度自分たちがやっていることをピッチ上で表現するために準備したいと思います。

もちろん結果が出ていないという部分はしっかりと受け止めなくてはいけないです。これだけのボール支配率でやっているチームは中々いないと思います。支配しているだけでは、もちろん結果が出るわけではないので、矛盾するかもしれませんが、ここで自分たちは次に向けてやっていかなくてはなりません。

まだリーグでは何も決まってないですし、終わってもいません。下を向くことなくしっかりと戦っていけるチームになるためにもう一度準備していきたいです。

Q:首位のチームが17位と18位のチームに今季初の2連敗をし、得点も取れませんでした。その事実についてどう考えているかや要因は何かを教えてください。

この2試合でやはり相手は残留をかけて死に物狂いでやってくるということは当たり前ですし、あれだけ強く守備を固めた相手に対して少ないチャンスをどういう風に活かすかだと思います。

自分たちとしては、ほとんど自陣に近づかせることは無かったと思いますし、これだけのチャンスを作ったという部分も自分たちが取られた後もプレッシャーをかけ続ける部分もしっかりとできています。

今夜の試合もそうですが、負ける理由がなかったと思います。先程も言いましたが、これだけ支配ができるチームというのは中々ないですし、結果に対しては残念ですが、自分たちは何も終わったわけではないので、次の準備に切り替えてやっていきたいです。

Q:この試合の攻撃面を見ていると、調子が良い時にできていたことができなくなっているように感じます。ゴールを奪うというところで足りないところはどこだと思いますか?

判断の部分だと思います。相手も含めて、あれだけの人数がボックスの中にいると、なかなか崩すというのは簡単な作業ではないです。相手が守備的に深い位置で守るチームに対して、4・5回のゴールチャンスを作ったという部分では判断というのはできているなと思います。

もちろん、そこの最後のシュートやラストパスという部分での質が求められますが、他のチームよりも得点数が多いのは明らかです。

どのようにゴールを奪うかの方法を自分たちは知っています。大事なのはメンタルを強く持ち続けることです。自分たちは諦めていませんし、とにかく強い気持ちを持って戦い続けるということだと思っていますので、次に向けてやっていきたいです。