明治安田生命J1リーグ第21節 セレッソ大阪戦 試合後監督会見
無料記事 試合 試合 コメント ケヴィン マスカット
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Q:試合の総括

色々な感情が入り混じっているような気持ちでいます。特に前半が思ったような内容でサッカーができなかったところも見えましたし、短期間での試合が続いている中で、選手たちに前回と同じような形でやっていこうという要求が多かったのではないかと反省しています。簡単な試合ではなく、タフな試合でしたし、アディショナルタイムが5分以上あったのではなかと個人的には思います。VARもありましたし、合わせて6回の交代、そこを足しても私は短く感じてしまいました。それでも選手たちはメンタリティ強く、最後の最後まで諦めない姿勢を出してくれましたし、努力して追いついたのではないかと思います。

Q:前半の内容は納得してないとおっしゃってますが、ボールを支配していながら思ったほど決定的なチャンスはなく、ミスから失点してしまっていました。監督はどのように感じているか?

今日だけではなくこういう試合では、技術的なエラーはどうしたって起こりうることはサッカーではありえます。自分がフラストレーション溜まるというのは、特に前半ですが、戦術的な部分や形ですね。そこが自分の求めていたところとちょっと離れてしまったなと思います。

ボールを握れたのかなと思っていたら、相手陣内に進入したところでちょっと質が落ちたりとか、慌てたりと、もっと大事にボールを扱えば良かったのですが、ボールを失ってしまう場面も多かったのかなと思います。

でも選手のやろうとしている姿勢というのは、本当に素晴らしいものがありましたし、これだけ相手が守備的だったりとか、長いボールを蹴ったりとか、そういうチームに対して、自分たちがどれだけのことができるのか。慌てないことが大事ですし、自分たちのやろうとしているところ、形というところが、もっともっとみんなが共通理解を持ってやってくれたら良いのですが、前半はそのようなところが欠けているところがありました。

Q:連勝が途切れてしまったことについて。その結果を受けて選手たちに試合後のロッカールームでどのようなことを伝えたのか。

まだ、ロッカールームで何かを伝えたことは特にないです。明日はオフですので、選手には休んでもらって、今日の感情という部分をスッキリしてもらって、またその翌日から次の試合に向けて準備が始まりますので、そちらに切り替えてやってほしいです。

Q:今日のロペス選手が復帰しましたが、試合に出られていない期間が続いていたので、試合に入り込めているかと言うとそうではないかなと見えたのですが、監督にはどのように見えましたか?

短い時間ではありましたが、それまでに色々ポジション変わった部分がチーム全体的にありました。藤田が、ボランチからサイドバックに入ったり、岩田が、センターバックに入ったりとかそういう部分です。短い間でしっかりボールをキープしたり、なんかやろうという、チームに何かを吹き込むという部分が見えました。もちろん2点目の部分に関しても彼が起点になってくれた部分も多いですし、長い間試合から離れていて、ようやく今日から出ることができる時に短い時間でもやろうとすることは見えたと思います。まだまだコンディションの部分はもっともっと上げられると思うので、これから準備させてやっていけたらなと思います。

Q:藤田選手は、右サイドバックでの起用が2回目でしたが今後も右サイドバックで継続的にやっていくのか?その辺りはどのように考えていますか。

彼をサイドバックで起用というのはないです。サイドバックというポジションでは、自分たちには素晴らしい選手たちがいます。今日に関しては小池龍太が怪我から復帰して、スタートから出てくれました。その中でもまだまだ完璧という部分はないのかなと思いますし、そこで攻撃的に、よりアグレッシブさを出したいという部分があったのであのような形でやらせたというのがあります。