明治安田生命J1リーグ第34節 ガンバ大阪戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ケヴィン マスカット
facebook シェア twitter ツイート LINE LINEで送る

試合を振り返って

スタートから最後までボールを握り、支配をした試合内容でした。

失点をするまでは自分たちの良い部分を多く出せた。一方で彼らの枠を捉えたシュートは正直あの一本だけでした。それがゴールに結びついてしまい、自分たちを苦しめる状況にしてしまった。ですが、ボールを握る時間も多く、しっかり支配できた部分もあるので結果的には残念でしたが、そういう試合でした。

Q.今日の敗戦によって、川崎の優勝が決まりました。今日の一戦は内容どうこうではなく、勝たなければいけない試合を落としてしまって、ライバルチームの優勝が決まったことをどう受け止めているか教えてください。

まずは、本当に川崎の連覇に対しておめでとうございますと言いたいと思います。先ほど、どんな内容よりも勝つことが大事だと言いましたが、自分はそうは思いません。内容も本当に大事です。内容を良くし、加えて勝ちに結びつけること、そこが大事だと捉えています。勝つだけじゃ自分の中では意味がない。この結果を受け入れることは難しいです。9割以上の部分で敵陣でボールを支配し、主導権を握っていた時間帯も多く自分たちのサッカーを展開できたが、枠に飛んで行ったシュートはあれだけだと自分は思っているが、残念ながらそれが失点に結びつき、結果的にこのような結果になって残念です。

久々にこれだけ多くの方々がスタジアムに来ていただき、その中でも来てくださったサポーターのみなさまを残念な気持ちにさせてしまった。まずは、しっかり自分たちが次の土曜日の試合までに自信を取り戻すことと、自分たちの修正点を次の試合に向けて準備しなければいけないと思います。

Q. 最近の悪い流れが今日も断ち切れていなかったのではないかと感じています。チャンスの数は多かったですが、F・マリノスの可能性を感じるチャンスはそれほど多くなかった。最後までうまく回りきらなかった要因はなんだと考えていますか。

そういう風に見えたのかもしれませんが、各試合、1試合1試合相手も違いますし、やってくる内容も相手は変えてくる。その中で、今日の試合を見ても分かる通り、相手は守備的に深くやっていました。相手の守備のラインも深い位置まで下がり、なかなかスペースがなかったというのもあったと思います。ですが、点をとるためには、自分たちがそこをどう崩すかというのも大事になってきますし、細かなところで自分たちの崩し方、点のとりにいきかたというのをやっていかなければいけない。しっかり今日の試合をもう一度振り返って、次の試合に向けてやっていきたいと思います。

Q. 残り4試合、3位チームとの勝ち点差も開いている状況です。プロフェッショナルとして残り4試合、どのように戦っていくのかどのようにお考えでしょうか

今日の試合も含めて、メンタルの部分での強さ、向かっていく姿勢、アグレッシブさというのは出ていたと思います。そのなかで土曜日にもう試合がありますから、同じようにスタートから自分たちがやろうとしているサッカーを同じ姿勢でやっていけたらと思っています。土曜日も含めて4試合、自分たちはもちろん全て大事だと思っています。

まず一番集中しないといけないのは、次の土曜日です。それに向けて、自分たちは今日の試合でも75~80%試合を支配し、シュートもたくさん撃ちチャンスをつくりました。相手は枠に行ったシュートは一本だったと思います。それでもサッカーというのは自分たちがどれだけいい内容でやったとしても、点がとれなかったり自分たちが取る前に相手が一つのチャンスをものにしたら、結果に繋がってしまう。しっかりともう一度、自分たちのやるべきことを今日の試合振り返って土曜日の試合に向けていい準備をしたいと思っています。