明治安田生命J1リーグ第22節 アビスパ福岡戦 試合後監督会見
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試合を振り返って

中断期に入る前のラストゲームということで、とにかくこの試合をものにしようと挑みました。前半にクロスからオウンゴールにはなりましたけども、クロスから2点取れたと言う事は良かったと思います。後半は相手もメンバーを変えたり前にパワーをかけてきた中で、我々としては決定機の中で3点目を取れなかったことでゲームが次第に難しくなりました。

1つはこの梅雨の雨天がずっと続いてきている中での、久しぶりのこの好天に恵まれ気温が高くなってきたことがコンディション面で選手にはきつかった部分があったと思います。そのなかでもタフに最後まで戦ってくれたので、この勝点3というのは中断期を経て次の再スタートに向けて良い材料になったと思います。

Q:チアゴ選手の倒れた場面について、危険な状態だったんじゃないかなと思うのですが、脳震盪の所の対処についてはどう考えているんでしょうか

選手の命はもちろん第一に考えなければいけないところだと思います。あの状況の中でドクターの確認のもと、選手の確認のもと、やれるという判断を総合的にした中で彼が最後までプレーできました。ハーフタイムにもあらゆるテストを行った結果、やれると言う判断に至り彼は最後までやってくれました。そうは言っても精密的に判断できたわけではないので、今後の様子を見ながらメディカルで対応するということになるかと思います。

Q:オナイウ選手について代表から帰ってきて引き続き良い状態が続いていて、プレーに自信、余裕を感じるような気がします。最近オナイウ選手をどう評価されますか。

代表戦で結果を出して戻ってきて、最初の1,2試合はもやもやとした感覚があったと思いますが点を取ることによってより自信を深めてチームの中でも前線で声を出しながら引っ張るというリーダーシップを発揮してくれているので、非常に彼自身の成長も伺えるのかなというふうに思います。

Q:リーダーシップ、チームを引っ張るんだというところは最近という感じですか?

我々が選手たちに言っているのは、リーダーシップというのはプロサッカー選手の中では誰もが持っていなければいけない要素だと思うということです。キャプテンだからリーダーシップを発揮するとか、そのリーダーシップの発揮の仕方も様々だと思っています。代表に行って帰ってきて自信をつけて、経験をしながらチームでも結果を出すことでもちろんチームでもプラスになりますし、本人のモチベートも非常に高いところがあったと思います。

そういう意味では彼自身が今まで以上に努力しているという姿勢が伺えるかなと。そのひとつが練習中だったり試合中だったり声をかけるといったところ、自信の表れの中に出てきたのかなと思います。