明治安田生命J1リーグ第21節 柏レイソル戦 試合後監督会見
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本日の試合総括

まずこのアウェイの地に来て勝点3を持ち帰るということが我々のゴールでしたので、その意味ではこの結果が出て非常に嬉しく思います。前半、自分たちらしさを出していく中でレッドカードというジャッジもあって10人になりましたが、そういう中でも落ち着いてゲーム運びができたんじゃないかなと思います。自分たちのスタイルを貫いたことで最後の2点取っていますし、この勝ちに繋がったんじゃないかなと思います。

Q:後半、喜田選手を入れて非常によくハマって、ほとんどの時間で危ない場面もなかったし、うまく進んだんじゃないかなと思います。どういう狙いで後半の布陣を選んだのでしょうか。

A:1人少なくなった時によく対応しがちなのが4-4-1というスタイルかなと思うのですが、そこをあえて4-3-2にしたことで自分たちの攻撃的なスタイルを変更しないというメッセージにもなったと思いますし、その中でも3人の中盤を配置することでボールサイドから侵攻していく、逆サイドを絞りながらというようなところでの戦術的なことだったので、そう入ったところのシフトが守備面では非常にうまくいったんじゃないかなと思います。なおかつ、前線に2人置いていたので攻撃のチャンスも非常に多く作れたと思います。その中で点を取れて本当に良かったです。

Q:前田選手がすごくいいトラップからの抜け出しでクロスをあげたのと2点目も含めて、彼の評価をお願いします。

A:前田選手に関して言えば、非常に攻守にハードワークできる1人でもあるので、最後まで前線で彼の持ち味であるスピードをチームとして活かせました。その中から点に絡んで、自身もゴールを取れたというのは非常に大きな収穫じゃないかなと思います。

Q:後半に「我々のサッカーをすることをやめない」というお話がありましたが、運動量や連動、パスワークといったところが重要な中で10人でもできるということを示すにあたって重要だったことというのは何でしょうか。前半だけでなく後半もプレッシングが非常によく効いていましたが、10人でできた理由をもう少し詳しく教えていただけますか。

A:1人少なくなったということに対してのネガティブなものはなかったですね。そういった意識が非常に強かったと思います。その中で人数が少なくなっても自分たちのスタイルを徹底していくこと、特にボールを回していくテンポや、あるいは相手ボールになった時のボールへの寄せ、そう入った厳しさというのは10人になっても継続してやれたんじゃないかなと思いますので、選手たちは1人少なくなったことに対するネガティブなものがなかったというのが最後に勝点3に至ったんじゃないかなと思います。