Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2020 明治安田J1 第15節 vs名古屋グランパス

前半レポート

 前節から中2日、アウェイの名古屋グランパス戦。F・マリノスの先発は、いつものように約半分の6人を入れ替える。FWは仲川、ジュニオール サントス、前田。最終ラインには實藤・チアゴ マルチンス・畠中の3人が並び、右・松原、左・高野がワイドに位置する布陣で臨む。
 名古屋のキックオフで始まった試合、F・マリノスがファーストチャンスをゴールに結びつける。1分、前田がしぶとくボールを運び深いところから折り返す。これを仲川がつなぎ、最後はジュニオール サントス。GKの位置を見ながら落ち着いて右足で流し込んだ。
 先制したF・マリノスは7分・前田のクロス、10分・松原のダイレクトシュートと形をつくる。14分には名古屋が反撃し、GKパクが前に出ていたところをシュート。決定的な場面だったが、チアゴ マルチンスがヘッドで好クリア、窮地を救った。
 しかし24分、マテウスのクロスから同点ゴールを許してしまう。追いつかれたF・マリノスは、勝ち越しを狙って積極的に攻める。31分が松原がミドルシュート。38分にはオフサイドにはなったものの、松原のスルーパスに仲川が裏へ走った。
 その後、お互いに相手ボールに激しく寄せるエキサイティングな応酬が繰り広げられたが、ともにフィニッシュには至らない。なお45分には、實藤が負傷し扇原がピッチに送られた。前半は1-1のタイで折り返す。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「落ち着いてテンポ良くパスを繋いでいこう。
連動してプレッシャーをかけ続けること。球際の強さを出そう」

後半レポート

 両チーム交代なしで、後半がスタート。前半から引き続きF・マリノスがポゼッションでは優位に立ち、ゲームを進める。6分、マルコス ジュニオールのスルーパスを仲川が受ける。11分、高野がクロスを入れてジュニオール サントスが飛び込む。だが、ともにシュートは打てない。14分には松原とのワンツーから右サイドを抜け出した仲川が、クロスボールを送った。
 F・マリノスベンチは18分、前田と松原を下げて、エリキと天野を投入。しかし名古屋の堅い守備をなかなか崩せない。19分にはジュニオール サントスがマルコス ジュニオールのパスを受けてボックス内に突進したが、DFにカットされた。
 25分、仲川が天野のアーリークロスに飛び込んでダイビングヘッド。だが、オフサイドの判定に。するとこの1分後、名古屋の反撃を受けてマテウスにフリーでシュートを打たれた。しかし、この一撃はパクが好セーブ。流れを変えたいF・マリノスだったが29分、中盤でボールを奪われ、逆転ゴールを与えてしまった。
 1点を追う展開となったF・マリノスは、左サイドで起点に名古屋ゴールに向かう。31分・エリキがドリブルからクロス、33分・再びエリキがドリブルシュート。34分にはマルコス ジュニオールのエリキへのダイレクトパスや、高野の左クロスと連続攻撃を仕掛ける。
 そして43分、ティーラントと松田のフレッシュな2選手をピッチに送り出す。アデショナルタイムは6分。パスを最後尾から丁寧につなぎ、相手ディフェンスを揺さぶろうとしたが決定機は訪れない。そしてタイムアップ、F・マリノスは逆転負けで今季2度目の連敗を喫した。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「本当に残念な結果になってしまいました。いいスタートを切って、しかもゲームコントロールができていたのですが、ミスから同点に追いつかれ、そして逆転され、難しい状況になってしまいました」

質問:今日の試合で、初めて3バックを使った狙いについて教えてください。
「いつも言っているのですが、特にサッカーを変えたというわけではありません。ただ、もうちょっとアグレッシブにサッカーを繰り広げられたらと考えていました。その中で一人ケガをしてしまい、またシステムを変えてやっていかなくてはならなくなり、難しい状況になってしまったと思います」

質問:先制しても勝利に結びつかず、2試合逆転負けが続いていますが、その点について、どう感じていますか?
「とにかく集中力の部分です。ミスが多くなってしまうとこのようになってしまうのがサッカーです。しっかりコントロールしなければならないところでミスが多くなってしまうと、自分たちのサッカーはできなくなってしまいます」

質問:次の試合に向けて、選手に期待することは?
「途中から入れた扇原は、ディフェンスではありませんでした。後半はいつものシステムに戻しました。いいスタートを切りながら、こういう形での敗戦ということで、自信もなくなってきていると思います。ですので、自分たちがやろうとしているサッカーをどれだけしっかり出し続けることができるか、というところだと思います。
次の試合に向けて、しっかりとやっていきたいと思いますし、自分たちのやり方を変えずにやっていきたいと思っています」

試合後コメント

DF27
松原 健

「最初のところで、相手がすごく迷っているのが僕らから見て分かりました。
そして幸先よく先制点が取れたのですが、相手がまだ迷っている段階で追加点を奪わなければいけなかったと思います。自分自身も前半に3本シュートを打ったのですが、しっかりワクに飛ばさなければいけないと思いました。
(今日の3バックについて)間で受ける部分に関しては、従来の4バックでやっている時のサイドバックが中に入って行く動きと変わるわけではないので、アタックのときはそんなに違和感はありませんでした。
守備で5バック気味になるところで、切り替えの部分など、まだ慣れていない部分が出てしまいました。その点は、今日の経験を含めて今後の試合に生かしていきたいと考えています。
前半に何度かチャンスをつくれていたのに、そこでしっかり決め切らないとこういう結果を招いてしまうので、そういうところを追求していきたいと思います」

「(順調に得点を重ねていることについて)個人的には7試合で6得点と、いい数字だと思います。F・マリノスに来て、自分のサッカーを表現する場を設けてくれて嬉しいです。
(先制点のシーンについては)相手の中盤でボールを奪って、前田がボールを持ってテルに渡り、僕が流し込んだという形でした。ボールを奪うプレッシングは、個人ではなくチームとして目指していることなので、その部分は良かったと思います」

MF39
天野 純

「立ち上がりに先制することができて、チームとして悪い入りではなかったと思う。
今日のような新しい形でも、チームとして進化していかなければいけないと感じています。個人的にもミスが出てしまった部分は反省しています。ここで落ち込むのではなく、次のチャンスでチームを勝たせられるように頑張りたいと思います」

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