Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2020 明治安田J1 第7節 vs北海道コンサドーレ札幌

前半レポート

 7月最後の試合となる第7節、横浜ダービーに続いての連勝を狙うF・マリノスが、アウェイで北海道コンサドーレ札幌と戦う。F・マリノスの先発メンバーは4人変更し、中盤は扇原・喜田・天野で構成。FWの右には水沼が起用された。
 試合はF・マリノス札幌のキックオフで始まる。立ち上がり、まず仕掛けたのはF・マリノス。遠藤のドリブル突破からのラストパスをエジガル ジュニオがダイレクトで狙う。
 2分、4分と反撃を受けたF・マリノスだが、喜田のシュートブロックなどでしのいだ。
 8分・9分とスルーパスからの決定機、さらにリバウンドと好機をつくったF・マリノスは15分、天野が鮮やかな左足ミドルを右スミに決めた。
 先制して流れを渡したくないF・マリノスだったが、1-0とした1分後の16分にフリーでの形から同点ゴールを奪われる。そして17分、F・マリノスは最初の選手交代で遠藤から大津に。
 攻守のバランスを立て直したいF・マリノスだったが、札幌の勢いが弱まらない。18分、ゴール前での連続攻撃からシュートを打たれ、F・マリノスは逆転のゴールを許してしまった。
 追いかけるF・マリノスは22分、26分とサイドからチャンスをつくる。そして33分には、先制した天野が今度は右足で狙ったが、これは相手GKに抑えられた。前半は1点のビハインドで折り返す。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「チャンスは作れている。チャンスをものにしよう
ゴール前で強く。責任感を持ってプレーしよう」

後半レポート

 ティーラトンが下がり、小池が交代出場してスタート。1点を追うF・マリノスの後半最初のチャンスは4分。左サイドを駆け上がった扇原のクロスのこぼれ球を松原がシュート。8分には水沼、天野がバイタルエリアで細かくつなぐも、札幌の守備を崩せない。
 11分、ベンチが動き交代カード2枚を切る。エジガル ジュニオと喜田を下げ、オナイウと仙頭を送り出す。その後、膠着状態が続き、単発の攻めが増える。17分、松原の左足シュートが外れ、19分の水沼の右アーリークロスは、オナイウに合わない。21分、大津の左クロスをニアで構えたオナイウが頭で狙うも、クロスバーの上へ。
 次第に仙頭、水沼らが起点となり、右サイドからの攻撃を多く展開。29分には水沼と仙頭がそれぞれ右クロス。34分、仙頭がドリブルするが相手の守備ラインも粘り、フィニッシュには至らない。 
 39分・5人目の交代で、渡辺が今季リーグ戦初出場。42分、渡辺のパスから大津が左足シュート。43分・松原のロングボールから水沼がDFの背後を狙うシーンもあったが、44分・最終ラインのミスからボールを奪われ、リードを広げられてしまう。
 アデショナルタイム5分、札幌ゴールに迫れないF・マリノス。最後のチャンスは48分、スルーパスに走り込んだオナイウがダイレクトシュートを放ったが、GKにセーブされる。結局、1-3のままタイムアップ。連勝はならなかった。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「本当に悔しい結果になってしまいました。全然良いゲームではなかったです。自分たちのミスも多く、そして勝点3を取ろうという意識は札幌の方が大きかったのかなと思うような試合でした」

質問:札幌がメンバーを代えてきてF・マリノスのダブルボランチをきっちり抑えるような形をつくってきたように思います。このような布陣は、ある程度、予想していたのでしょうか?
「向こうがどうこうというのは全くなく、とにかく自分たちのミスが多かったですし、そういうところから失点をしてしまいました。そういう部分が、結果につながってしまいました。非常に残念な試合、それだけです」

質問:F・マリノスでいえば主力などにケガ人が出ていて、今日はタテへの推進力が出せなかったと思います。今後、どういうふうに立て直そうと考えていますか?
「今、終わったばかりですから、まずは今日のゲームをもう一度見返した上で、次の準備に向けて準備をするだけです。しっかり考えてやっていきたいと思います」

質問:札幌の裏を狙うダイレクトパスへの対応については、どうでしたか?
「相手がどうこうとか、まったく関係ないです。自分たちのサッカーができていませんでした。ミスが多かった中で、そういう部分が出てしまいました。自分たちのサッカーという部分ができなければ、このような結果になってしまいます。運に頼ってもしょうがないです。まず自分たちから、そのようなところをなくさないといけないです」

質問:遠藤選手が早い時間で交代しましたが、その理由は?
「ケガのためです」

試合後コメント

MF39
天野 純

「(先制点の場面、素晴らしいゴールでした)その前のファーストチャンスのシーンで、自分がシュートを躊躇してブロックされていたので、次のチャンスが来たら思い切って振り抜こうと決めていました。ミドルというのは自分の得意な形なので、入って良かったです。ボールの回転もいい感じでかかってくれました。
(相手がゼロトップにして、F・マリノスのボランチを消してきたと思いますが)相手がマンツーマン気味にプレッシャーを掛けに来たことによって、自分のところで中盤のエリアで1対1になりました。そこで自分が前を向けるか向けないかは、個の力の部分になります。そこでターンできてチャンスもつくれたりしました。そこは収穫かなと思いますけれども、チームとしては後ろでのビルドアップをもっと修正しながら、もっといい形で前に運べるようにしていきたいと思っています。
(前節の横浜FCもマンツーマンでした。今後も、このマンツーマン対策がポイントになるでしょうか)そうですね、やはりマンツーマンでは、最後は個のクオリティーの部分になってくるので、そこで負けなければ、一枚はがせば、逆にビッグチャンスになります。そこは自分が責任を持って、リスクを背負ってやっていきたいと思っています。
(移籍する遠藤選手へのメッセージを)自分はこういう形で、やりきれない思いで海外から帰って来てしまいました。彼はもっと上の舞台のブンデス1部ですけれども、若い時期に行けるというのは本当にうらやましいですし、悔いのないように思い切って自分を表現して、行けるところまで行ってほしいと思います」

「自分たちのミスから失点している形が最近増えてきているので、そこを改善しなければいけない。攻撃面では怖いプレーを出していくことが課題だと思います。
(途中出場でどういうプレーを意識しましたか?)久々の出場でしたが、特に考えすぎずに動き回ってチームを助けようと思いました。やっぱり抜け出した時とかに、フレッシュな選手が仕掛けたり、ゴールに向かす姿勢をもうちょっと出せれば良かったと思います。
(今後、チームとして大事になってくるところは?)自分たちがやることは一年間変わらない。それを突き詰めることができれば大丈夫だと、全員が思っている。ブレずにやることが大事になる」

「(ケガでの交代ということですが、どういう状態ですか)たぶん一番最初のプレーで、筋肉的に。モモ裏を痛めたと思いました。違和感を持ちつつ十数分間プレーしていたのですけども正直、違和感を感じつつ残りの時間をプレーしてもチームに迷惑がかかるなと思いました。自分にとってはもちろんF・マリノスで最後のゲームだという認識はありましたけれど、チームの力になれないのであればしかたがないと交代してもらいました。
(最後の試合が、このように悔しいになってしまいましたが)ケガについては、そんなに大事に至るようなケガではないと思いますが、検査をしてみないとわからない部分はあります。もちろん自分が何か準備を怠ってきたわけでもないので仕方がないですし、こういうことも向こうに行ったときにあるのかなと思いつつ、受け止めてやれればいいのかなと思っています」

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