Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2020 明治安田J1 第2節 vs浦和レッズ

前半レポート


 再開されたJ1リーグの第1戦、2月23日以来の公式戦となるF・マリノスは、中断期間中に加入した實藤、小池、天野の3人が先発出場を果たす。GKは梶川、FWは仲川、エリキ、遠藤。
 F・マリノスのキックオフで始まった試合は、ともに積極的にボールを運ぶアグレッシブな応酬となる。4分、F・マリノスは畠中が高い位置でボールを奪い、右前を走った小池が鋭いアーリークロス。
 その後、浦和がF・マリノスのポゼッションにプレッシャーをかけて仕掛ける。だが6分・梶川の好セーブ、13分・仲川の身体を張ったクロスのブロックなど、好ディフェンスでしのいだ。
 20分、21分、23分とリズミカルにボールを回したF・マリノスは、給水タイム後の27分にも右サイドの連携からCKをゲット。その後も浦和ゴールに向かったが、決定的な形はつくれず時間は進む。
 アディショナルタイムは2分。F・マリノスは實藤が相手のスルーパスをスライディングでカットした際に、負傷。チアゴ マルチンスが最初の交代選手としてピッチに入った。前半、ともに得点は奪えず0-0で折り返す。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「リスタートすばやく、どんどんボールを動かそう。
1タッチ、2タッチでテンポ良く、相手に時間を与えないこと。
動いて生まれるスペースを突いていこう」

後半レポート


 テンポアップしたF・マリノスが、立ち上がり、大きなチャンスをつかむ。3分、左から持ち込んだエリキが、個人技でマークをかわして右足シュート。しかしGKの好セーブに阻まれた。さらに9分、ゴール前で分厚い攻めを披露するが、浦和の懸命のディフェンスにあってシュートにつながらない。すると10分には浦和の反撃。フリーでのヘディング、バイタルエリアからのミドルと連続シュートを許したが、いずれも枠を外れる。
 その後、0-0の均衡を破れない両チームベンチは動き、13分に浦和が二枚代えをすると、その4分後の17分には、F・マリノスもエジガル ジュニオ、マルコス ジュニオールの2人を投入する。
 20分を過ぎるとF・マリノスが流れをつかみ、マルコス ジュニオールを起点にボールを動かし、多彩な攻撃をみせる。24分にはマルコス ジュニオールのFKをチアゴ マルチンスがヘッドで合わせたが、クロスバーの上へ。さらに31分・34分と仲川がシュートを打ったが、いずれも枠を捉え切れない。
 37分、4枚目の交代カードを切り、水沼をピッチに送ってからもチャンスをつくるF・マリノスは、42分、水沼のクロスからエリキがジャンピングボレーを放つ。アディショナルタイムは5分。49分、51分とマルコス ジュニオールとエジガル ジュニオのコンビネーションで浦和ゴールに迫ったが、ゴールシーンには届かずタイムアップ。
 後半、攻撃サッカーを続けたF・マリノスだったが、今季リーグ戦初勝利ならず、スコアレスドローに終わった。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「難しいスタートになってしまいました。なかなかリズムがつかめず。両チームとも、公式戦から離れた中で、なかなかうまくいかなかった部分がありました。
後半はすごくテンポも良く、リズムを取り戻し、自分たちのやろうとしている部分はできたと思いますし、得点が取れたシーンもたくさんあったと思います」

質問:前半なかなかリズムが出なかったのですが、後半はスピードアップできたと思います。ハーフタイムに、どのような修正をかけたのでしょうか。
「特別なことは言っていないのですが、後半に向けては、スピードを上げてもっともっとタッチ数を少なくやっていこうと言いました。
前半はFKもたくさん得た中で、素早いリスタートからボールを動かせなかったので、そういうところを指示して、もうちょっとスピードを上げて、いいテンポでやっていこうと話しました」

質問:こういうスケジュールの中、コンディションの部分で、なかなか難しかったのではないですか。
また今日の結果について、選手たちがどこまでできたのでしょうか。監督は、満足できる内容だったでしょうか。
「最初の方は、なかなかうまくスタートができませんでした。数ヵ月間、試合から離れてしまいますと、なかなか難しい部分もあったと思います。
もちろん選手たちはハードワークしながら、一生懸命にやってくれましたが、やはり練習とか練習試合とJリーグの公式戦とは、テンポの速さとかが全然違います。
フィジカル的には選手たちはしっかりできたと思いますし、その部分に関しては自分は心配していません。しっかり、今後もやっていきたいと思っています」

質問:今日の先発メンバーのチョイスについての理由と、狙いについて教えてください。
「特に何か大きな理由があるということはありません。今シーズンのスケジュールを考えて、戦える11人を選んだというだけです。
ただ一つ言えるのは、昨日の練習で松原がケガをしてしまったということもあり、小池が出ることになりました。彼にとっては、F・マリノスでの初の公式戦出場でした。
今後についても、毎試合同じ11人が出るということはないのではないかと思います。練習を見て良い選手たちをピッチに送り出す。それが自分のやるべきことだと思っています」

試合後コメント

「ピンチはそこまでなく、自分たちのチャンスが多かった中で、決め切れなかったと思います。
簡単な戦いはひとつもない。相手も必死に勝ち点を取りにくるので、そこを越えられるように、また練習から取り組んでいきたいです」

「前半、自分たちのリズムがなかなかつくれなかった。ボールのテンポも遅く、自分たちらしさが出せなかったです。
後半になって、徐々に自分たちのリズムやパスの速さやテンポが出てきて、チャンスも増えてきていた。そこで自分も含めて、点を決め切るというところを、次は修正していきたいと思います。チームを勝たせるようなプレーをもっと出していかないといけないと思います」

「自分たちの試合にはできましたけど、その中で勝ち切ることができなかったのが、本当に悔しいです。準備してきた中で、もっとテンポを早くできたと思う。自分たちでペースを崩したところもあったので、それは修正して、次に進まないといけない。逆にいいところを伸ばせるように改善していきたいです。
(個人の手ごたえはありましたか?)正直、探り探りやってしまったところもあるし、ぎこちなさもあった。そういうところでは自分にとっては、満足できる出来ではなかったです。それは本当に申し訳ないですし、僕的には結果を残したかったです。
(F・マリノス)デビューで勝ちたかったですけど、収穫もありましたし、ポジティブに捉えて次に進みたいです」

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