Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2019 天皇杯 2回戦 vs立命館大学

前半レポート

 天皇杯の初戦は、立命館大学を相手に行われる。F・マリノスの先発は4日前のJ1リーグFC東京戦から6人を入れ替えた。CBに栗原、MFに山田・大津が入り、FWは右から三好、山谷、遠藤。ゲームキャプテンは天野が務める。
 立命館大のキックオフで始まった試合は、予想どおりF・マリノスがポゼッションして相手陣内に向かう。だが立命館大は4-4-2の守備ブロックを敷き、ていねいにリスク管理を続ける。そしてボールを奪うと、スピーディーなカウンターを狙っていく。
 F・マリノスは8分・13分・14分とカウンターから立命館大のシュートを打たれる。F・マリノスのファーストシュートは19分、山谷がドリブルからミドルシュートを放った。
 その後も、F・マリノスがボールを持って両サイドを起点にしたチャンスメークを狙う展開は変わらないが、なかなか0-0の均衡は破れない。35分、天野のスルーパスからの遠藤の左足シュートも右に外れてしまう。39分、40分にもF・マリノスが攻め込むが、ゴールには至らない。
 だが、このまま折り返すかと思われた42分、遠藤のクロスからのリバウンドを天野がダイレクトシュート。左足からの鮮やかな一撃がネットに突き刺さった。この先制ゴールにより、F・マリノスは1点のリードを奪って前半を折り返す。

ハーフタイムコメント

後半レポート

 F・マリノスは、メンバーはそのままだが前線の構成を変える。三好が二列目に下がり、前線を右から遠藤・大津・山谷という布陣でスタート。
 立ち上がり、ボールを握ったF・マリノスだったが、立命館大のシンプルで速い攻めを受ける。5分のFKはしのいだが、その1分後、サイドからの折り返しをゴール前で押し込まれ、同点に追いつかれる。
 1-1とタイになってから、F・マリノスはギアを上げて立命館大ゴールに迫る。9分・遠藤、10分・山谷が仕掛け、12分には三好のパスをもらった山谷が強烈なシュート。ボールは右スミに飛んだが、立命大の素晴らしいクリアに阻まれた。
 勝ち越したいF・マリノスは17分に選手交代でイッペイ シノヅカをピッチに送り、右サイドの前線へ(遠藤が左にチェンジ)。20分・23分と天野が好シュートを放ったがゴールには届かない。
 互いにシュートを応酬して迎えた35分、F・マリノスがついに勝ち越す。左から遠藤がドリブルで持ち上がり、グラウンダーのクロス。これをイッペイ シノヅカが右足でフィニッシュした。
 アディショナルタイムは3分。F・マリノスは追加点こそ奪えなかったものの、リードしたままタイムアップを迎え勝利、3回戦へ駒を進めた。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「勝ったことが、今日のすべてだと思います。何人か、いつもやっているメンバーとは違ったメンバーで構成しました。
なかなか内容もうまくいかなかったのですけれども、今日の試合は“F・マリノスが勝った”それだけです」

質問:うまくいかなかった部分は、どういうところが原因だと思いますか?
「相手がどうこうというよりは、自分たち自身が難しいゲームにしてしまったと思います。先ほど言ったように、いつもと違うメンバーで構成したので、そこのところでなかなかうまくいかなかったと思います」

試合後コメント

MF26
イッペイ シノヅカ

「試合の状況から、チームを勝たせてあげたかった。そういう意味で目に見える結果で貢献できたことは、本当に個人的に嬉しいです。
攻めていたぶん、疲れていましたね。そのぶん、守備ができなかったけど、本当にディフェンダーに感謝です。
(ゴールシーンについては?)ああいうボールに対して、日頃の練習から監督からあそこに走り込めと言われていた。(途中出場で)入ってすぐに純くんからパスが来て、ボールが滑ってしまって届かなかった。次があったら絶対に先に触ろうと思っていた。それがちょうど来たので、狙い通りじゃないですけど、ラッキーでした」

「勝負事なので、勝てたことがすべて。天皇杯の最初の試合は苦戦することがわかっていた。大学生のレベルも全体的に上がっているし、情報収集力やトレーニングなどプロとそんなに差がないかもしれない。
正直ここまで苦戦するとは思っていなかったけど、つなぐところをつなぐだけでなく、一発で裏を狙うところもできていたし、何人かは能力の高い選手もいたので難しかった。
(最後は足をつった?)ゲーム体力がないのを言い訳にしたくないけど、最後は走れなくてチームに迷惑をかけました。でも、何とか根性だけでやり切ったと思います(笑)」

「相手は勢いに乗ってきて、捨て身でくることはわかっていたし、実際に苦しい試合でした。
難しい試合展開のなかでも、自分たちが圧倒的な力の差を見せたかったんですが、そういった試合にならなかった。結果として、チーム全員で勝ち切ったことがすべてです」

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