Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2019 明治安田J1 第15節 vs清水エスパルス

前半レポート

 約2週間の中断から再開しての第15節。F・マリノスは4連勝をかけてアウェイに乗り込み、清水エスパルスと戦う。4試合ぶりの先発となる天野以外の10人は前節と同じスタ―ティングメンバー。なおゲームキャプテンは喜田が務める。
 降雨の中、試合はF・マリノスのキックオフで始まった。序盤。清水が積極的にボールを前に運ぶ。自陣での守備から入ったF・マリノスは、2分・喜田のシュートブロックをはじめ、要所を締めて決定機を与えない。そして5分を回るとオフェンスに移る。水を含んだピッチコンディションを感じさせないリズミカルなパスワークを展開し、縦やサイドへ速いグラウンダーのボールを送って、崩しにかかる。14分には遠藤、マルコス ジュニオールとつなぎ、最後は喜田がミドルシュートを狙う。その2分後には遠藤が、ティーラトンのパスを受けて素早く反転し左足シュート。
 24分までに5枚のイエローカードが出される展開にはなったが、徐々に主導権を握ったのがF・マリノス。27分のシュートに続き、32分に素晴らしいコンビネーションでチャンスを迎える。まずポゼッションしてから喜田がスピードに乗った縦パスを入れる。これを和田が受けて、横にいるエジガル ジュニオへ渡す。エジガル ジュニオは、早いモーションから豪快に右足を振り抜くと、ボールは左サイドネットに突き刺さった。
 エジガル ジュニオの3試合連続ゴールで先制したF・マリノスは、その後も追加点の形をつくる。だがフィニッシュには至らず1-0で前半を終了。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「お互いの距離感を大事にして、自分たちのサッカーをすること。
シンプルにボールをどんどん動かすこと」

後半レポート

 両チームとも選手を一人ずつ入れ替えてスタート。F・マリノスは負傷したチアゴ マルチンスに代わって広瀬が入る。CBは和田が畠中とコンビを組む。F・マリノスは前半の良い流れそのままに、2分・マルコス ジュニオールのドリブル、4分・遠藤・マルコス ジュニオール・仲川のコンビネーションとペースをつかむ。そして10分にもマルコス ジュニオールがシュートを放った。
 この後ホームの清水が反撃、13分、クロスが連続してF・マリノスのゴール前に向かったが、いずれも畠中が跳ね返す。だが14分の右CKをつながれ、ヘディングシュートを決められてしまった。
 追いつかれたF・マリノスは、20分、オフサイドとなったものの天野がうまく体をひねって左サイドのスペースへパスを送る。さらに24分・ティーラトンのFK、28分・マルコス ジュニオールのパスをもらった遠藤の折り返し。29分にはクロスから清水のアタッカーに1対1になられたが、ここはパク イルギュがスーパーセーブ。鋭いシュートストップでピンチを救った。
 F・マリノスは再び攻撃のスイッチを入れ、清水陣内へ。30分・右CK、32分・天野のラストパスから仲川のシュートと流れをつかむ。続いて36分、マルコス ジュニオールの浮き球でのラストパスに、タイミング良く走り込んだのが仲川。左足で勝ち越しゴールを決めた。仲川はエジガル ジュニオ同様に3試合連続得点をゲット。しかし、得点後にマルコス ジュニオールが遅延行為でこの日2枚目のイエローカードを受け、退場になってしまう。
 10人となったF・マリノスに対し、清水は猛攻。これを懸命に防ぐF・マリノス守備陣。ロングスロー、セットプレーなどの場面も一丸となってしのいだ。42分には2人目の選手交代で李を送り、ハードワークを続けていく。
 ところが44分、サイドアタックからドウグラスに同点ゴールを許す。そしてアディショナルタイム、数的優位の清水にスピードに乗った攻撃を仕掛けられ、逆転されてしまった。
 何とか追いつこうと気力を振り絞って前に向かったF・マリノスだが、チャンスは生まれずタイムアップ。リーグ戦4連勝はならず、このカードのアウェイゲームの連勝も5でストップした。  

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「残念な結果でしたが、選手たちは全てを出し切ったと思います。 勝てた試合ではありましたが、結果がこのようになってしまって残念です」

質問:エジガル ジュニオ選手に代わって交代で入った李忠成選手には、どういう指示を与えたのでしょうか?
「残り5分でしたし、ハードワークをするようにということでした」

質問:チアゴ マルチンス選手の交代はケガによるものでしょうか?
「はい。そうです」

試合後コメント

「競り合いの際に頭と頭をぶつけて、そこでグラッとしたので交代しました。
前半は、チームとして自分たちがやるべきことができたかなと思います。後半は、自分が退いた後にセンターバックで本職ではないタクが頑張ってくれていた。チームとして何が悪いのか見直して、やり直していかないといけない」

「まだ甘いかなと。チームとして、まだまだ強くはないし、そういうファインティングスピリットだったり、勝つという意識を100%出し切らないで勝てるほど甘くはない。そういうことをヒシヒシと感じた試合だった。
もちろん、自分を含めてまだまだ甘い。隙があるということだと思う。ほんと悔しすぎる敗戦になりました」

「10人になってからのオーガナイズができなかった。11人いるかのような感じで、チーム全体が行ってしまった。(マルコスの退場という)アクシデントがあったとき、リトリートするとか、無理に行かないとか、相手にボールを持たせるとか、勝つために必要な戦いをするべきだったと思います。
前半は相手を圧倒して、理想的な展開だった。チアゴのアクシデントが一つめとして訪れたけど、後半の立ち上がりもやるべきことはやれていた。今日の負けをきっかけに、学ぶしかないと思います」

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