Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2019 明治安田J1 第6節 vs浦和レッズ

前半レポート

 2週連続での「フライデーナイトJリーグ」、アウェイで勝点・得失点差で並ぶ浦和レッズと戦う。F・マリノスの先発メンバーは前節と同じ11人、控えにはリーグ戦では初めて山谷が名を連ねる。
 浦和のキックオフで始まる。F・マリノスは慎重に守備から入り、3分・畠中、6分・広瀬と早いタイミングで入って来たボールをしっかりクリア。すると7分に右サイドで起点をつくり、三好からボールをもらった仲川がクロス。これを相手DFがカットしようとしてボールがファーに流れてきたところを、マルコス ジュニオールが左足でうまく流し込み、先制点をゲットした。
 ホームの浦和は、追いつこうとペースを上げてきたが、11分・チアゴ マルチンス、18分・広瀬と集中したディフェンスでピンチの芽を摘む。すると15分、マルコス ジュニオールのスルーパスで裏に抜けた仲川が至近距離から左足シュート、これはGKに阻まれた。17分には中央でのコンビネーションで流れをつかんだF・マリノスは、20分にも仲川が右から持ち上がって鋭いクロスを送る。
 そして30分にも絶好機を迎えた。パク イルギュの右サイドへの好フィードからエジガル ジュニオが競り勝って、ラストパスをゴール前へ。フリーとなっていたマルコス ジュニオールが左足で蹴ったが、GKの好守にあって追加点は奪えず。このプレー直後に痛めたエジガル ジュニオに代わり、遠藤がイン。前線は左に遠藤、マルコス ジュニオールがセンターに。
 その後も、2点目こそ奪えないもののリズミカルなパスワークを展開し、1-0で前半を折り返した。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「良い距離感でボールを動かして前に行けている。
慌てずに、どんどんボールを動かすこと」

後半レポート

 スタートから、F・マリノスが果敢に浦和ゴールに向かう。3分・5分の攻めに続き、6分には三好のクロスに仲川が走り込む。スライディングして狙ったが、一歩及ばずボールはゴールラインを割った。
 そして16分、浦和のスルーパスを畠中がカットした直後に、スピーディーな連続攻撃を披露する。三好がシュートを止められたもののリバウンドを奪い返してショートパスを渡すと、マルコス ジュニオールは左足でゴール左スミに鮮やかなシュートを突き刺した。
 リードを2点に広げたF・マリノスは、さらに25分、松原からボールを受けたマルコス ジュニオールがドリブルで引きつけて、右からラストパス。左から上がってフリーとなっていた広瀬へ。広瀬は落ち着いて右足でフィニッシュした。
 広瀬のJ1初ゴールで3-0としたF・マリノスは、33分に2人目の選手交代で、天野に代わって扇原が入る(キャプテンマークは喜田が付ける)。
 34分,パク イルギュのフィードを松原がヘッドでつなぎ仲川が仕掛けるなど、F・マリノスの攻勢は続く。41分、3人目の交代選手として起用されたのはJリーグ戦初出場の山谷。山谷は43分に仲川のパスから鋭いシュートを放った。
 アディショナルタイムは4分。最後までゴールの意識を持って攻めたF・マリノスは、3-0の完封勝利で約1か月ぶりの3勝目、勝点を11に伸ばした。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「すごく良いパフォーマンスが、90分を通してできたと思います。 最初から自分たちのサッカーをしっかり見せることもできましたし、チャンスをたくさんつくった中で点も取れました。
あれだけチャンスがあったなかで、もっともっと点を決めるべきところで決めることができれば、さらに良かったと思います」

質問:前節から、何か変化をつけたところはありましたか?
「前節も、しっかり自分たちのサッカーを見せたのですが、クロスバーに2,3回当たり、そして相手ゴールキーパーの素晴らしいセーブもあり、ゴールが奪えませんでした。 自分たちが何かを変えたということは、全くありません。とにかく、やってきていることを続けてやることが一番大事だと選手たちに伝えました。この間のゲームで修正しなければならないところを、今日はしっかり出していこうとも話しました。
選手たちがそれをピッチで見せてくれたので、良い結果につながりました」

質問:前節より、今日の方が落ち着いてゲームをコントロールできたのは、なぜですか?
「前節、そして今日の試合も、もちろんチャンスをつくった中で、自分たちがたくさんボールを持った中で、今日に関しては、非常に落ち着いてボールを回せたと思います。選手間の距離というところも、すごく良い距離感を保って、しっかり自分たちのサッカーができました。
前節の試合で、見直さなければならない部分というのは、ゴール・ゴール・ゴールと頭がいっぱいになっていました。そういうところで、焦りも出ます。そうではなく、まずは自分たちがしっかりコントロールすることです。チャンスは必ず来ます。そこで、自分たちがどれだけ落ち着けるかが大事だったと思います。そういう部分で、今日はしっかりやれたと思います」

質問:今日のゲームコントロールの大きな原因が、ボールを奪い返すプレーだったと思いますが、その点はどうでしたか?
「今日の試合に関しては、チーム全体がコンパクトに保つことがすごく重要だったと思います。なぜなら、浦和というチームは個人の能力・質が非常に高い選手がそろっています。距離が離れてしまうと相手を自由にして、相手の強さを出させてしまいます。
コンパクトに保つことにより、そして皆の距離感が近いことによって、ボールを奪われた後でも相手に近いですし、皆がサポートできる位置にいる。今日は特にそういう部分を重要視して選手を送り出しました。
選手たちも、それをしっかりピッチ上で見せてくれたと思います。それも途中からではなく、スタートしてからすぐにできていました。自分たちがどれだけボールをコントロールするかが重要だったと思います
そして、テンポが大事だと自分は思いましたので、そこのリズムというところも、しっかりできたと思います」

質問:2得点を挙げたマルコス ジュニオールの今日のパフォーマンスについて?
「彼だけではなくて、今日は全員がすごく良いパフォーマンスを繰り広げてくれました。彼だけではなく彼以外の外国籍選手も、そして新加入の選手も、自分たちのサッカーという部分を、まだまだこれから学んでいく部分はありますけれども、この段階でしっかりできていました。
一人だけを見るのではなく、やはり全員が高い意識を持ってやってくれていると思います。
そして一番良かったのは、アウェイで結果を残せたことだと思います」

試合後コメント

「(初めての埼スタでのプレーの印象は?)小さい頃からいたクラブ、レッズと対戦できて、しかもこのスタジアムでできて、素晴らしい雰囲気の中で90分間いいプレーができたかなと思います。
一人よがりのプレーをするのではなくて、チームのために今日はできたかなと思います。鳥栖戦の反省を生かしながら、選手同士の距離感、フィニッシュのところの精度が、今日は上手くいったと思います」

「相手の良さを消して、自分たちのリズムで試合を最初から進められたのが良かったと思います。
失点さえしなければ前の選手が点を絶対に決めてくれると、チーム内で話し合えています。お互いに分かり合えていることと、日々のトレーニングで高め合えていることが、チームの成長につながっていると思います」

「チーム全員がハードワークできて戦術を共有できているので、誰が出ても今のF・マリノスは点が取れると思う。
自分にも結果的に点を取れていたチャンスもあったし、決めるべきシーンもあったけれど、結果的に点が取れて勝っているので、いいと思います。
自分としては、もっとフィニッシュの形をつくらなければならないです」

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