Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2019 明治安田J1 第5節 vsサガン鳥栖

前半レポート

 約2週間の中断明けのJ1リーグ戦第5節。F・マリノスのスタメンは前節から2人変更し、GKパク イルギュ・DF松原が今季リーグ戦初出場となる。
 フライデーナイトJリーグのホームゲームは、肌寒い中、サガン鳥栖のキックオフでスタートした。4分、松原の仕掛けからこの試合最初のCKをゲットしたF・マリノスだが、序盤は鳥栖のハイラインと速いプレッシャーに苦しめられ、スムーズなポゼッションが展開できない。
 しかし13分、相手のプレッシングをいなすように数本のパスをつなぐ。このプレーを契機にF・マリノスの攻撃が機能し始める。14分、浮き球がこぼれたところをマルコス ジュニオールがボレーシュート。19分、松原のフィードで仲川が裏を狙う。23分には相手アタッカーがスルーパスで裏を突いたが、チアゴ マルチンスが快走してクリア、ピンチの芽を摘んだ。
 その後もF・マリノスのペースで試合は進み、25分・28分・37分と攻勢を重ねる。43分には松原のパスから仲川がうまくマーカーをかわしたかに見えたが、これは惜しくもオフサイド。アディショナルタイムには、喜田がセカンドボールに走り込み得意のミドルシュートを見舞ったが、左に外れた。
 前半、相手のシュートを1本に抑えるなど優位に試合を進めたF・マリノスだったが、フィニッシュシーンは生まれず、0-0で折り返す。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「攻撃はテンポ良く、どんどんボールを動かしていこう。
守備は切り替わったタイミングを注意しよう。
自分たちのサッカーをしっかりやり切ろう」

後半レポート

 F・マリノスは集中した入りから、良い流れで鳥栖陣内へボールを運ぶ。4分、右サイドで起点をつくり松原が仕掛ける。9分・11分のFKに続き、14分には松原のタテパスを受けた三好が右裏のスペースを狙った。
 18分、F・マリノスベンチが動き、最初の選手交代。遠藤が入り前線・左へ。マルコス ジュニオールが右にチェンジ。遠藤は24分、カットインして右にパス。松原が右足シュートを放ったがGK正面に。
 主導権を握ったF・マリノスは、さらにチャンスを膨らませる。27分・三好のシュート、28分にはマルコス ジュニオールのクロスのリバウンドを松原が拾ってドリブルシュートを放つ。だが強烈な一撃は、クロスバーを直撃してしまった。さらにその1分後、ドリブルからの遠藤の右足シュートもGKの好セーブに阻まれる。
 惜しいシーンが続いたものの0-0の均衡が破れず、終盤へ。35分、2人目の選手交代で大津がイン。38分、エジガル ジュニオのミドルシュート、これもクロスバーに当たる。42分には右45度から松原がグラウンダーのシュートを見舞ったが、これも決まらない。
 アディショナルタイム4分、鳥栖ゴールに迫ったF・マリノスだがフィニッシュは奪えず、このままタイムアップ。悔しいスコアレスドローで、3月2日以来の勝利はならなかった。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「たくさんチャンスがあった中でも、勝ち切れなかった。本当に悔しいです」

質問:今日は、監督が就任して以来初めて、リーグ戦でGKに飯倉選手を起用しませんでした。その理由を教えてください
「パク選手は、F・マリノスに入団してから、毎日一生懸命練習していました。特別な理由というよりは、自分はその努力を見ていましたので、ここでチャンスをという部分で、代えました」

質問:アンラッキーな部分もあったと思いますが、フィニッシュには何が足りなかったのでしょうか?
「単純に、まずゴールが奪えなかったというところなのですが、ゴールの近くまではボールをしっかり運べていましたし、たくさんチャンスもつくれていました。
ただペナルティーエリアの中に入ったときの、慌ててしまった部分であったり、もうちょっとそこで落ち着いて判断したうえでゴールに進めばと思える部分が、自分の中では見えました。
相手のGKも非常に良かったですし、クロスバーに2度当たってしまったという点もありましたが、やはりペナルティーエリア内で自分たちの判断、そして落ち着いてやるところが必要だったと思います」

質問:新しいGKを使ったことで、F・マリノスのサッカーが、また一つ前進したように見えましたが、その点についてはどうですか?
「パク選手は、GKとしてよくやっていました。
正直、今日のゲームに関しては、GKがいなくてもやれたのではないかと思います。
GKやディフェンダーの部分というよりも、相手陣内に入ったときにどう崩すかというところが、今日の問題でした。そこをしっかりと分析して、また次の試合に向けて準備をしていきたいと思います」

質問:前半、両サイドバックがゴール前に入って行くシーンが少なかったように感じましたが、それは意図的なものだったのでしょうか?
「特に意図的、戦術的なものではありません。前半は、皆さんご覧になったとおり自分たちが前に急ぎ過ぎて、チャンスはいくつかつくれたのですが、ロングボールを蹴る展開になってしまいました。
後半に関してはショートパスでどんどんつなぎ、選手間の距離感という部分も良かったと思います。前半に関しては、落ち着かなければいけなかった部分を、前に急ぎ過ぎたと思います。
後半は、コンパクトにやれましたし、自分たちらしいサッカーはできたと思います」

試合後コメント

MF27
松原 健

「中に相手が多いということで、僕自身がサイドに開くことによって康児のところにスペースができたりとか、僕が高い位置を取ることによって康児のところとテルが中に入ったところでスペースができたりとか、いろいろ考えながらやってました。
次に試合を出るためには、結果が大事になってくると思う、今年は。点を取ることもしっかり形にしなければいけない」

「勝ち切れなかった、というのが率直な気持ちです。それだけチャンスの回数も多かったし、ゲームの内容も伴っていた。どちらかというと、勝ち切れなかったのは自分たちに原因があったと思います。
僕のプレーを消してくるチームが増えてきているなか、今日の相手の出方に驚きはなかった。一本でも決まっていれば試合が決まっただけに、冷静さと大胆さは紙一重ですが、使い分けていければいいと思います」

MF41
三好 康児

「今日のやり方に関していえば、自分たちがボールを持つ時間が長いのはわかっていました。もっと押し込むところで、あとは最後の決め切るところの精度が求められると思っていました。
こういう展開になることはチーム全体でイメージできていたので、そのなかでもう一つ仕留められなかったのは力不足を感じます」

フォトギャラリー