明治安田生命J1リーグ第34節 vsヴィッセル神戸 試合後監督会見
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Q:試合の総括

今終わったばかりで興奮が冷めやらないところですが、とにかく嬉しいです。このタイトルを獲ったことも嬉しいですし、勝ったことも嬉しいです。何より内容が攻撃的で、自分たちのサッカーを見せて全員で残した結果ですし、本当に選手たちを誇りに思います。

今夜、そして明日はこの喜びを大いに楽しもうと思います。今後に関してはその後ゆっくり考えます。とにかく今シーズンに関しては挑戦をずっとし続けなければならないシーズンだったと思います。自分が常日頃選手たちに伝えてきたのは小さな結果をどう掴むか、積み重ねた先に頂点は見えてくるということを伝えてきました。その一つ一つ目の前にあるチャレンジな部分を一つ一つ消して結果を残していくことが大事です。このように結果が出て本当に喜ばしいと思います。

今日のような試合でもしっかり自分たちがやってきたことをピッチ上で表現し、この歴史に残るタイトルをファン・サポーターの皆さんとチーム全体でもたらしました。この優勝は歴史上にずっと残るものですし、忘れ去られることのない結果だと思います。

Q:今日も途中から入った選手が活躍しました。選手のマネジメントがうまくいったのではないでしょうか?

今日の試合もそうですが、試合に行くスタッフと選手だけではなく横浜から全員が集結して試合に臨みました。お互いを尊重しているし、怪我をしてしまって今季が難しくなった宮市もいました。みんなが試合に出たいです。簡単な作業ではないですが、出ない選手に対して伝えなければいけないこともあります。正直な部分をしっかり伝えること、そこを選手たちも理解をして次に向かっていきました。年齢でいうと上にいる水沼や若い選手でも山根がいます。そういう選手がいるなかで自分がゲームで使う選手を選ばなければいけないのです。全員を必要だと思っているし、今日だってそうです。選手たちを本当に誇りに思いますし、最高の結果を掴んだと思います。

Q:クラブは2018年からアタッキングフットボールに取り組んできました。ゲームモデルを確立したと思いますか?

このサッカーを理解したうえでこの仕事を受けましたし、自分たちがやっているサッカーを信じています。クラブの哲学ももちろん知っていましたし、そして信じるこのサッカーをどういう風にやっていくかを考えています。自分が受ける前でも、だいぶ仕上がっていたと皆さん思っていたと思います。そこで満足することなく、自分が大事にしたいのは成長です。留まることなく常に変化というか積み重ねていくことが大事だと思っています。このサッカーをやるためにはフィジカルもメンタルも高いものが求められます。今日の試合でも18本ほどのシュートを打ちました。難しいアウェイの地でも自分たちは結果を残しましたし、常日頃やってきている練習でも変えることなくやってきました。それがこのようなタイトルをもたらしたのではないかと思います。

Q:これから何かやりたいことは?

少ししたらASローマとの親善試合があります。それが終わってようやくほっとできるかなと思います。来シーズンのこともそうですが、とにかく今言えるのは自分たちがやってきていることをやめることはないです。このサッカーをもう一度やっていく、強いF・マリノスを見せていくということです。挑戦的なシーズンが始まると思いますし連覇を目指してやっていきたいです。