天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会3回戦 栃木SC戦 試合後監督会見
無料記事 試合 試合 コメント ケヴィン マスカット
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Q 試合の総括

率直に残念な結果です。この試合のために準備をしてきましたがいつものサッカーを見せることができず結果として負けてしまい、敗退してしまいました。ただ残念です。

Q いつものサッカーができなかったというところで、相手は5バックで、良いサッカーをするためには何が必要だったと思われますか?

ボールはトータル的には握れた部分もありますし、このサッカーで一番難しいチャンスを作るという部分においては、前半は決定機を作れました。作っただけではもちろん十分ではないです。やはりサッカーというのは、ゴールを決めなければ何も始まりません。そういう部分で、ファイナルサード、相手のゴール前での質をやはりもっともっと上げていかなければいけないと思いますし、現実として今日は勝つに値するようなサッカーができなかったということだと思います。次の土曜日の試合に向けて準備したいと思います。

Q ひとつタイトルを失って、リーグ戦の再開にむけてチームを立て直すのになにが大事ですか?

いま終わって本当に残念な気持ちでいっぱいです。今シーズンを通してなかなかこういう気持ちというのはなかったというのもありますし、何が悔しいかと言うと、これだけのチャンスを作ったなかで決めきれず、結果を残せなかった、そこに尽きます。今夜は悔しい気持ちで横浜に戻りますが、明日になればもう切り替え、フレッシュな気持ちになり次のJリーグの柏戦に向けていい準備をしていきたいなと思います。

Q 前半で特に左サイドのところが停滞していたように見えました。なかなか出場機会がないコンビだったからなのか左サイドをどういう風に見ていましたか?また、ハーフタイムにはどういう指示を?

1つ目の質問ですが、サッカーというのは、特に自分たちはそういう一人の選手とかーつのサイドという捉え方は全くないです。もう負けは負けでチーム全員の責任です。チーム全体で責任を取り、負けをしっかり受け止めなければいけない。チームとして特に自分が見て足りないと思ったのはエナジーの部分です。そして危機管理能力だと思います。そういう部分でやはり自分たちが敵陣でボールをずっと握ってるなかで、どう崩すのかになると思いますし、雑にやらずにアグレッシブさをもっと出していこうと。

2つめの答えになりますが、ハーフタイムには、相手はどんどん下がっていった。そこで守備的に堅く守ってきてはいるが、しっかり雑にならずにアグレッシブにもっと自分たちの良さを出していこうと言いました。

このような負ければ終わりのトーナメント戦になってくると、先制点というのは本当に重要になってきます。そこで自分たちが先に取れずに、自分たちを逆に難しい状況にしてしまいましたし、そこがハーフタイムに言ったところです。なにかひとつのことではなくチーム全体の責任になります。