2025明治安田J1リーグ 第18節 鹿島アントラーズ戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント パトリックキスノーボ
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Q:試合の総括をお願いします。

多くのチャンスを作りましたし、素晴らしいゴールも生まれました。相手はすごく良いチームなので、握られた時間帯はありましたが、ポジティブな部分もたくさん見ることができました。選手たちが今日までやってきたことを信じて、しっかりぶつけてくれたことで、結果に繋がったのだと思います。

Q:長く待ち望んだ勝利を掴んだ率直な気持ちは?

この何週間かずっと言い続けてきていることですが、成長をまず止めないことを日々ずっと伝えながら、今日までやってきています。とにかくハードワークして日々の成長を止めない。しっかり選手たちの良い部分が今日も出たと思いますし、そんな選手たちを本当にうれしく思います。このスケジュールの中で、しっかり落とし込む練習をなかなかできませんでしたが、その中でも、やれるところをしっかりやり続けた結果、信じて今日も戦った結果が、しっかりついてきたのではないかなと思います。

Q:前半30分での3得点について

良いゴールがあり、30分の中で3点も取れました。ただの良いゴールではなく、自分たちがやったこのサッカーの良いところを出せたように見えました。もちろんこのゲームが完璧ではないのは分かります。このように結果を残したから良いということではなく、こういう試合からもしっかり学んで、次の試合に向けて自分たちの成長に持っていくことが大事だと思います。チャンスをたくさん作り、ハードワークという部分も見せることはできたと思いますが、十分ではないです。まだまだやらなければいけない。もっともっと積み重ねてやっていくことが大事になってきますし、日々の成長を止めずに、次の試合に向けて準備したいと思います。

Q:ディフェンスラインの高さについて

 ハイラインは求めていた部分ではありました。これまでの試合でも自分たちはそのようにやっていきたかった部分はあるのですが、できている時と、できていなかった時がやはりありました。全体でやらないと意味がなく、その中でいかない人が出てしまうと、やはりちょっとスペースを空けてしまいます。中盤のところは特にハードワークが求められるところで、ボールホルダーに対してプレッシャーをかけなければ、ボールを斜めに裏に通される。そういうところも今日の相手は狙ってきていましたので、とにかくこのハードワークを止めることなくやっていくことが大事です。そして、柔軟性を持ってやるのも大事になってきます。ここで止まることなく、日々の成長を続けて、自分たちのやろうとする方向に持っていくことが大事だと思っています。

Q:チャヴリッチ選手に裏を取られるシーンについて

自分たちが前からボールに対してプレッシャーをかけられた時というのは全く問題なかったですし、相手が何かをしてくることはなかったです。ですが、少しでも受け身になってしまった時、やはり相手はすごく良いチームですので、縦に速い前方向への攻撃を狙ってきていましたし、中を使われてしまいました。そして自分たちが少し遅れて行くと、また使われて突破されてしまう。鹿島はそういう良い部分を持っていました。しかし、自分たちもそこは見えていたので、そういうところをもっとしっかりとかけていかないといけない部分はありましたし、とにかく受け身にならない、そこが大事だと思います。

Q:ディフェンス陣の働きをどういう風に見ているか?

加藤が長い怪我から復帰してきましたが、今怪我人が多いため松原はいつものポジションではない。トーマス(デン選手)もこの間の試合で少し怪我をしたようですし、永戸はずっと連戦で試合に出続けています。そのような中での試合で、相手がどうこうというよりも、やはり自分たちが、誰がどこで出たとしても、とにかくやり続けて、自分たちが持っているものを出してくれていますし、チームワークが良いなと見ています。ゴールキーパーも含めて、誰が出ても本当にハードワークをしてくれていますし、みんなが日々成長を求めています。そのような素晴らしい選手たちがこのチームにはいます。そういう良い部分をしっかり今日の試合でも見せてくれていますし、選手たちが切磋琢磨してやっているので、続けてやっていきたいなと思います。