Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2018 天皇杯 4回戦 vsベガルタ仙台

前半レポート

 リーグ戦の鹿島アントラーズ戦から中2日、天皇杯のラウンド16、ベスト8の座をかけてベガルタ仙台と戦う。仙台とは約1ヵ月前のリーグ戦で顔を合わせ、アウェイに乗り込んだF・マリノスが8-2と大勝している。  F・マリノスの先発は、このリーグ戦のときと7名が代わる布陣。スリーバックに畠中、FWに久保と新加入選手がF・マリノスでの公式戦初スタメンを果たした。  試合はF・マリノスのキックオフで始まった。両チームとも、速い縦パスを使いながら積極的に仕掛け合う。F・マリノスは4分、久保がドリブルで持ち上がり、6分には中盤で失ったボールを喜田が奪い返す。  14分には仙台の攻勢も、飯倉が仙台のシュートを好捕。だがその2分後、ロングフィードから石原に流し込まれて先制されてしまう。  リードされたF・マリノスは、徐々にポゼッションで優位に立ち攻勢を重ねる。そして23分、チアゴ マルチンスのオーバーラップからイッペイ シノヅカがドリブル。ペナルティーエリア内で倒されてPKに。このPKをヴィエイラが右足で蹴ったが、ボールは右ポストに当たって跳ね返った。  好機を逸したF・マリノスだが、気持ちを切り替えて仙台ゴールに向かう。25分・仲川のドリブルシュート、31分・仲川のクロスから中町のヘディングシュート、さらに35分・左CKからチアゴ マルチンスのヘディングシュートと猛攻を続けた。そして40分、CKからの二次攻撃。久保のラストパスを畠中がダイレクト右足シュート。これが右スミに決まり、同点に。  しかしアディショナルタイム、仙台の連続したCKをこらえていたF・マリノスだったが、仙台FWにヘディングシュートを決められ、再びリードを奪われて1-2で前半を終了。

ハーフタイムコメント

後半レポート

 スタートからF・マリノスの動きが上回り、仙台陣内に攻め込む。そして3分、クロスからのリバウンドを狙っていったのが喜田。走り込んで右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートが左スミに決まった。2-2と再びスコアをタイに戻したF・マリノスは、6分・イッペイ シノヅカが右足シュート。8分にもユン イルロクのクロスをヴィエイラが合わせたが、惜しくも左ポストを直撃。  逆転の好機を逃したF・マリノスは、その直後にカウンターからピンチを迎える。9分、サイドからのクロスをゴール前で待ち構えた石原がボレー。石原のこの試合2点目のゴールで、F・マリノスは再びリードを奪われた。  追いかけるF・マリノスは、13分・久保の直接FK、15分・CKからドゥシャンのヘディング、18分・イッペイ シノヅカのミドルと連続してシュートを放つがフィニッシュには至らない。25分、F・マリノスはまず最初の選手交代で伊藤を入れてツートップにする。さらにその6分後に2人目の交代で大津がイン。主導権を握り仙台陣内でゲームを進めるF・マリノスは36分、畠中がミドルシュートを狙ったが、ボールは右に外れる。  42分に3人目の交代で扇原が入ったF・マリノスは、5分間のアディショナルタイムも懸命に攻め続けたが、結局ゴールは奪えず、2-3のままタイムアップ。準々決勝進出はならず、ベスト16での敗退となった。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「前半に関しては非常に残念です。 ただ後半に関しては、完全にF・マリノスのペースでしたし、F・マリノスのサッカーができたと思います。 選手たちは2度リードを追いついてくれましたが、残念ながら結果的には勝つことができませんでした」 質問:公式戦初先発の久保選手のパフォーマンスについては? 「特に後半良かったと思います。間に抜けたり、FWの選手との連携に関しても、かなり良いボールが何度も入っていたと思います。 彼だけではなくて同じくF・マリノスでのデビュー戦となる畠中選手も、自分の良さを出してくれました」 質問:今後さらに久保選手が成長するために改善すべき部分は、どのような点だと思いますか? 「成長を早めるためには試合に出ることだと思いますし、そこでチャンスをつかむに値するようなプレーを続けていけば、きっと成長してくれると思います」 質問:今日の最終ラインの評価と、今後の見通しについては? 「正直、畠中はデビュー戦で、チアゴに関してはまだ2戦目です。そして二人とも22・23歳と若く、これからもっともっと成長してくれると思います。 後半に関しては、ほとんど相手のペナルティーエリアの近くでずっとボールを支配しているという時間帯でした。もちろん結果が出なかったのは、自分の責任だと思います」

試合後コメント

MF15
久保 建英

「(移籍して、前半に初めてのアシストを記録して)仲川選手からいいボールが来たので、あまり速いボールではなかったんですが、畠中選手に決めてもらえて良かったです。 F・マリノスに来て、最初のチャンスでチームを勝たせることができなかった。次のチャンスをもらえるか、気持ちを切り替えて、1試合でも多く戦いたいと思います」

「移籍して初めての試合で、チームとしてやりたいことはできたと思います。ただ、結果がついてこなかったのは残念です。 (移籍後初のゴールについて)タケ(久保)からいいボールが来たので、僕は合わせるだけでした。あのゴールが勝利に結びついたのなら良かったんですが…。 自分の持ち味は、高い位置を取って攻撃に絡むこと。それは、特に後半はできたと思います。手応えを感じましたし、素直に喜びたいと思います」

「アンラッキーな部分もあったかもしれないけれど、それでもキーパーの自分のところで何とかしないといけない。今日は、それができなかったのが悔しいです。 ジレンマはありますけど、勝利に結び付けるまでやり続けるしかない。みんなで踏ん張るしかない。頑張ります」

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