Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2018 明治安田J1 第32節 vsV・ファーレン長崎

前半レポート

 3試合ぶりのリーグ戦勝利を目指すF・マリノスが、アウェイでV・ファーレン長崎と対戦する。F・マリノスは、チーム最多の13点を挙げているヴィエイラが警告累積で出場停止。トップを務めるのは伊藤。前線の左には遠藤、中盤の大津と前節から先発3人を入れ替えて臨む。
 F・マリノスのキックオフで始まった試合は、アグレッシブな応酬で始まった。1分、長崎がクロスを入れれば、その直後にF・マリノスは天野が伊藤へのスルーパスを狙う。相手の高いDFラインの裏を狙うF・マリノスは、4分にも左サイドで仕掛け、山中のパスに遠藤が裏へ走った。
 10分を回るとF・マリノスがポゼッションで優位に立ち、長崎陣内でパスをつなぐ時間が増えていく。11分にはドゥシャンの浮き球でのロングパスに伊藤が走る。
 そして14分、大津からのパスに伊藤が抜け出し、よく追いついて折り返す。これを遠藤が詰めていたが、倒されてPKを獲得。キッカーの伊藤が左スミを狙ったが、相手GKがタッチしてボールはポストに当たった。
 絶好の先制機を逃したF・マリノスだが、攻勢を続けて15分・チアゴ マルチンス、16分・ドゥシャンとCKからのヘディングシュートを連発。だが、これもゴールに結びつかない。
 この直後、長崎がカウンターからチャンスをつくる。サイドからのクロスがターゲットに渡りシュート。しかし飯倉が素晴らしい反応でファインセーブ。
 F・マリノスはすぐに流れを引き戻し、ボールを握る展開が続く。20分・山中のミドル、26分・仲川のサイドアタック。そして28分には左から崩して伊藤が詰めたが、これも相手のしぶといクリアに阻まれた。
 30分を回ってもF・マリノスの流れは変わらず、34分・山中のロングシュート、39分・松原の配球から仲川の折り返しと長崎ゴールに迫る。そして44分には山中が強烈なドリブルシュートを浴びせたが、これもGKが好セーブ。前半は0-0で折り返す。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「このまま続けていこう。
集中力は絶対に切らさないように!」

後半レポート

 F・マリノスは集中した入りから仕掛ける。1分・山中のドリブルからCKをゲットすると、3分には遠藤が思い切ってミドルシュートを狙う。5分、6分とホームの長崎が反撃するが、GKとCBがバランスを崩さず、シュートシーンをつくらせない。
 10分過ぎからは連続CKなどで長崎ゴールに迫るが、懸命の守備ブロックに跳ね返されてしまう。さらに16分・天野が浮き球で守備ライン裏へのパス、18分・仲川が相手ボールを奪ってのクロスなど、チャンスメークを続ける。20分、最初の選手交代で入ったイッペイ シノヅカが鋭いクロス。これを伊藤がゴール前で合わせたが、ボールはクロスバーに当たった。
 そして23分、左からのFKから連続してゴール前でシュートを試みたが、長崎の懸命のブロックを破れない。24分、仲川のショートパスを振り抜いた山中のダイレクトミドルも、クロスバーの上へ。
 0-0の均衡を破ったのは、29分のことだった。相手陣内でボールを受けたドゥシャンが持ち上がり、左のイッペイ シノヅカに渡すと、思い切ってペナルティーエリア内に走る。そしてイッペイ シノヅカのクロスをドゥシャンがヒールでキック。これを伊藤が左足でタッチすると、ボールは右サイドネットに決まった。
 伊藤の今季7点目で先制したF・マリノスは、31分・ブマルがイン。安定した攻守で、長崎の反撃を跳ね返し続ける。アディショナルタイムは4分。47分、3人目の交代を行い喜田をピッチに送り、アドバンテージをキープする。48分、相手のロングスローも厳しいマークでシュートさせず、扇原がきっちりクリア。
 1-0で3試合ぶりの勝利をおさめたF・マリノスは、勝点は41。順位も11位にアップした。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「ゴールはなかなか入らなかったんですけれども、選手のパフォーマンスは良かったと思います。 J公式戦で3連敗していたのですけれども、この3試合も内容は決して悪くなかったと思います。
ただ今日は、いつも以上に選手たちが非常に粘り強く戦って、決勝のゴールを奪ってくれました」
質問:ハーフタイムは、どのような修正を行ったのでしょうか?
「前半もPKをはじめ何度もチャンスをつくっていたので内容は悪くなかったと思います。
後半は、相手も疲れてきたこともあり、チャンスを決め切ることができました」

試合後コメント

「(前半はミドルシュートを積極的に狙っていた)引いた相手だったので、チャンスがあれば狙おうと思いました。枠に行っていれば、たぶん入っていたと思うので、そこは自分の力不足だと思います。
チャンス自体は数多くつくれていたし、先に失点しなかったことが最後の自分たちの点につながったと思う。
PKを外しても誰一人下を向く選手はいなかったし、勝ちたいという意欲が相手より上回ったのかなと思います」

「勝ってホッとしましたし、前半から決定的なチャンスも何本かあったので、勝てる内容だったと思う。焦れずにずっと攻め続けた結果がこうなったと思うので、良かったと思います。
なかなか点が入らないときは難しい試合になるなと思いましたけど、そこでも攻め続けていればチャンスができると思っていた。しっかり勝ち切ることができて良かったです」

「勝ちにこだわって、F・マリノスのサッカーができました。いい試合だったと思います。
前半からチャンスの数も多かったけど、なかなか決め切れなかった。でも、試合にはそういうときも絶対にあるので、それでもブレずに自分たちのサッカーを続けていけば、1点は取れると信じていました。
(残すところ2試合だが)ここまできたら戦う気持ちが大事。相手に関係なく、自分たちは自分たちらしく、自分たちのサッカーを表現するだけだと思います」

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