Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2018 明治安田J1 第20節 vs川崎フロンターレ

前半レポート

 8月の2試合目は川崎フロンターレ戦。アウェイでの神奈川ダービーに臨むF・マリノスの先発は、前節から3人を入れ替える。左サイドバックには今季Jリーグ戦初先発となるイッペイ シノヅカ、またMF大津は4試合ぶり、FW伊藤は2試合ぶりのスタメンとなる。  気温31.2℃・湿度71%という厳しい状況の中、試合は川崎Fのキックオフで始まった。  立ち上がり、攻勢をかけたのがF・マリノス。2分、スピーディーな攻めからこの試合最初のCKを獲得すると、4分・イッペイ シノヅカのドリブル、8分・裏へのボールへの仲川の走り込み、11分・仲川のアーリークロスなど、川崎Fゴールに迫る。続いて15分・18分には松原のロングフィード、前線のアタッカーがアグレッシブに追って行く。  飲水タイムの後、25分過ぎからは、川崎FがF・マリノス陣内でボールを回す場面が増えていく。そして34分、サイドから崩され、ゴール前で川崎Fの小林に先制ゴールを奪われた。  反撃に出たいF・マリノスだったが、流れを奪い返せず、川崎Fの攻撃を受けてしまう。37分、そしてアディショナルタイムには決定的なシーンをつくられた。しかし、ここはいずれも飯倉が好セーブを見せて追加点は許さない。前半は0-1で終了。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「後半、入りを大事にしよう。 チャンスは必ず来る。 点を決めるイメージをもっと持とう」

後半レポート

 後半も、序盤はF・マリノスがペースをつかみ、川崎Fのエリアに攻め込む。3分・天野のFK、6分・裏へ走る遠藤へ天野のスルーパス、8分・仲川のドリブルなど、優位に試合を進める。だが川崎Fの堅固な最終ラインの前に、決定的なシーンは訪れない。  13分、深くえぐっての松原のクロスがゴールラインを割った直後にF・マリノスベンチは2枚代えを敢行。サイドバックに山中、前線にブマルと左サイドへ投入した。   交代した左サイド、そして右サイドと両サイドを中心に仕掛けるF・マリノスだが、川崎Fのブロックなど堅いディフェンスを崩せず、なかなかシュートの形に持ち込めない。23分、ブマルが速いボールを送るが、跳ね返されてしまう。すると26分、スルーパスで裏のスペースへ抜け出した小林に、この日2点目となる追加点を奪われてしまった。  リードが広がり苦しくなったF・マリノスだが、懸命にゴールを目指すプレーは変わらない。31分、右サイドのFK、ファーポストの先でヘッドで折り返し、中央で空中戦を挑んだが、川崎FのDFがクリア。その1分後には、突破を図った天野がペナルティーエリア内で倒れたが、ノーホイッスル。  40分、3人目の交代選手として山田をピッチに送られる。アディショナルタイムは4分。気力を振り絞って最後まで走り続けたF・マリノスだったが、決定的なシーンはつくれず0-2のまま試合は終了。第2節の柏レイソル戦以来、今季リーグ戦2度目の完封負けを喫した。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「フロンターレは間違いなく良いチームで非常に難しい試合だったのですけれども、内容的には五分五分の部分もあったと思いますし、自分たちがチャンスをしっかり決めていれば、また違う展開になったと思います。 たた先制されて0-1になって、難しい展開になったと思います」 質問:無得点のゲームは、今シーズンのリーグ戦で2試合目ですが、攻撃が機能しなかった点については? 「確かに無得点で終わりましたけれども、いいエリアにボールは入っていたと思いますし、そこを決め切れませんでした。チャンスはつくれていたと思います」 質問:試合後にサポーターの前へ行ったとき、ブーイングもありましたが、どのようなお気持ちだったでしょうか? 「シーズンが始まってから、サポーターの皆さんは本当に素晴らしいは応援をしてくれています。なかなか、最終形が見せられていないのですが、向かっている道は間違いなく正しい道です。その道が簡単ではないこともわかっています。 ただ最終的には、必ず我々は成功すると思いますし、サポーターの皆さんが誇らしいと思えるようなチームになるのは確信しています」 質問:やりたいサッカーが一貫している中ではあるが、現状を打開するための方法は、どういうことを考えていますか? 「やはり、その決め切るところで、負けていると選手を自信が失ってしまうということはあります。逆にフロンターレは、そのところでしっかり決めてきました。 今までもこのハードルを乗り越えてきましたし、やること自体は、これからもまったくブレることはなく変わりません。今のこの道が、必ず成功につながっていると思っています」

試合後コメント

「最近はサブが多い中で、劣勢になった時は本当に悔しい思いでいるし、今すぐでもピッチに出たいという気持ちで見ているのが正直なところです。 試合に出た時には絶対に結果を残してやるとか、強い気持ちは常にもってベンチで見ています。 残り10分ぐらいの出場時間だったなかで、アグレッシブに走り回って、1点でもいいから返してやるという思いでピッチに入りました。 自分たちのサッカーを、全員が信じて貫いていかないといけない。けれども負けてはいけないと思うし、球際は戦術どうこうではないので、そういうところを一人ひとりが気持ちを出して、戦いにいかなければいけないと思います」

「いい雰囲気のなかで試合ができましたが、結果が結果なので…。前半の入りは悪くはなかったんですが、失点してからは相手も来なくなった。 (フロンターレのうまさは)ポジショニングだったり、ボールの受け方だったり、選手同士の距離感もいい。だから一人が奪われても、2人目で奪い返される。 自分はやっと、このピッチに立てました。フロンターレをリスペクトしつつも、こういう相手に勝っていかないといけないという責任感を感じましたし、自分もレベルアップしていかないといけないと思います」

「俺たちとしては、チームとして、F・マリノスとして一人ひとりがもっと誇りをもって戦うべき。戦術とか戦い方云々じゃなくて、まずそこの入り方が一番大事だと思う。 相手が、今日はうまかったというそういう戦術的な話よりも、勝てていないことは選手の責任。そこを一人ひとりが感じて、次の試合に向かってしっかり入っていかないと…。負け癖ではないけど、自分たちが何ができて何ができないかを一人ひとりが考えなければいけないのかなと思います」

フォトギャラリー