Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2018 明治安田J1 第25節 vs柏レイソル

前半レポート

 残り10試合となったリーグ戦は、中2日で迎える第25節。水曜日に続いて日産スタジアムでのホームゲームとなる。相手は、3月のアウェイでは完封で敗れている柏レイソル。F・マリノスの先発オーダーは、ドゥシャンが出場停止、FWは仲川・伊藤に、5試合ぶりのスタメン出場となるブマルが起用された。
 柏のキックオフで始まった試合、F・マリノスは右から松原・チアゴ マルチンス・畠中・山中の4バックで臨む。4分、柏にファーストシュートを許したF・マリノスだが、その2分後に反撃。山中の浮き球でのラストパスに天野が走り込む。そして8分のCKに続き、11分には決定機をつくる。バイタルエリアで細かくつなぎ、裏に抜け出したのがブマル。右足で狙ったが、惜しくもクロスバーを叩いた。
 さらに12分・伊藤の折り返し、13分・山中のロングシュート、19分・松原のミドルシュートと攻勢を重ねたF・マリノス。しかし27分、山中が痛めて大津に交代する。左サイドバックには喜田が入った。
 アクシデントに見舞われたF・マリノスだが流れは渡さない。30分、ブマルのクロスに伊藤がニアに飛び込む。激しいマークにあいながらも、伊藤は巧く合わせてフィニッシュ。伊藤の今季5得点目で先制したF・マリノスは、33分にも好機を迎える。右からのCKをファーで畠中がヘディングシュート。だがボールは左に外れた。
 その後、柏の反撃に対してもゴール前での集中した守備で跳ね返し、前半は1点のリードで折り返す。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「守備はしっかりプレッシャーをかけること。 攻撃は幅を使っていこう。 後半も自分たちのサッカーを続けよう」

後半レポート

 立ち上がり、前に出て来たのは柏。しかし1分のクリスティアーノのシュートは飯倉が危なげなくセーブし、3分のラストパスはチアゴ マルチンスが良いポジショニングでインターセプトした。  5分を過ぎるとF・マリノスが攻撃に移る。6分・クロスのこぼれ球を伊藤が詰めてCKをゲット。このCKのリバウンドを仲川がダイレクトで狙った。また11分には、左からのFKのこぼれ球を松原がミドルを浴びせる。  そして主導権を握ったF・マリノスが、14分に素晴らしいコンビネーションで追加点を奪う。右サイド大津のパスから始まった。これを伊藤が受けて持ち上がり、逆サイドを走っていたブマルへ送る。ブマルはボールを持ってファーポストに向かうと、ゴール前に走っていた天野へラストパス。これを天野が左足できれいに流し込んだ。  天野のゴールで2点差に広げたF・マリノスは、20分に2人目の交代選手としてユン イルロクをピッチに送る。27分、柏にサイドからのクロスを決められて1-2となったが、33分、伊藤が相手ボールを深く追って行く。そして守備の連係が乱れたところを見逃さず左足で押し込みフィニッシュ。伊藤のこの日2点目のゴールで再び点差を広げたF・マリノスは、その後も安定した攻守を続ける。  42分に最後の選手交代を行い、中町がイン。アディショナルタイムは4分。F・マリノスは相手陣内で試合を進め、47分・伊藤、48分・天野ときっちりシュートで攻撃を終える。5月19日のV・ファーレン長崎戦以来となる日産スタジアムでの勝利を飾った。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「ほぼ主導権を握れていて、非常に自分たちF・マリノスのサッカーを表現できたと思います。 3点取ったのですが、ポストやバーに当たったシュートが2回ぐらいあったと思います。 水曜日もいいパフォーマンスでしたが、結果にはつながりませんでした。今日は、しっかりと結果が出て良かったと思います」 質問:今日は久々の4バックでしたが、その意図を教えてください。 「結果が出ましたけれども、結果プラス内容が良かったので非常に満足しています。 4バックだろうが3バックだろうが、自分たちがポゼッションする、自分たちがボールを握るサッカーを今後もやっていきたいと思います。 次の水曜日の試合では、また3バックにするかもしれませんし、システムというよりは、自分たちがどうやってF・マリノスのサッカーをできるかというところが大事だと思います」 質問:山中選手のケガの状態については? 「ドクターとまだ話していないので具体的なことはわからないのですけれども、山中選手本人と話した感じだと、それほど深刻ではないのではないかと思います。 ただ、ここまで連戦が続いてきて、山中はずっとプレーしていますので、こういうことが起こってしまうのは、無理のないことだと思っています」 質問:山中選手が交代して喜田選手に代わって、クロスの精度も含めチームのサッカーに影響はなかったでしょうか? 「もちろん喜田は本来、左サイドバックというポジションではありませんが、本当に彼は自分たちにとって大事な選手で、どこでプレーしてもいいパフォーマンスをし続けてくれています。 私の評価では、山中がいなくなっても左サイドも右サイドもクロスの精度が下がったとは思っていません。ブマルも2アシストして、右サイドからもしっかり攻撃できたと思います。バランスも良かったと思います」 質問:今日は、パスが前へ前へと非常に攻撃的につながっていましたが、それができた理由は何でしょうか? 「もちろん見てのとおり、非常に難しいシーズンにはなっていますけれども、その中でも今日、選手たちが、このサッカー、F・マリノスのサッカーを信じているということが表現できたと思います。 選手たちにもずっと“プレーは、恐れるな”と言い続けていますし、選手たちにも段々と浸透しています。 今日2-1になりましたが、リードを守るというよりは3点目を狙っていったというのが、今日F・マリノスのサッカーを表現できたのではないかと思っています」

試合後コメント

DF27
松原 健

「前節、1試合休憩させてもらって、僕とタカさんは一番フレッシュな状態だった。中2日の連戦でみんなきつい中、僕らがちょっと違いを出して、いつもより、みんなよりハードワークしなけばいけないというのは、試合前から思ってました。そこは実現できて良かったと思います」

「(途中から左サイドバックをやって)急でしたし、もちろんやったことはありません。でも、こういうアクシデントはサッカーでよくあることだし、そのときに助け合うことができるのが、チームスポーツの面白さなので。 ヤマちゃんも古巣を相手に途中で代わって悔しいだろうから、何としても抑えて勝つことが、何よりだと思いました。 (ホーム3ヶ月ぶりの勝利は)勝つって大変だけど、大変な思いを乗り越えてこそ、素晴らしい思いが待っている。たかが1勝だと思われるかもしれませんが、この1勝を自分たちで大きな1勝にしなければなりません」

MF14
天野 純

「(ホームで3ヶ月ぶりの勝利)どこのスタジアムに行っても、サポーターは来てくれる。そのなかで日産スタジアムで勝てていないのが申し訳なかった。やっと勝てて良かったです。 前節は先制して逆転されて、その教訓が今日は生かされていた。1点取られても誰も下を向かず、これでチームも成長できると思います。 (自身のゴール)オリヴァがダイレクトで打つのかなと思っていたら、自分のことを見てくれたので一歩下がりました。当たり損ねでしたけど、かえってそれが良かったのかなと思いました(笑)」

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