Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2018 明治安田J1 第31節 vsFC東京
横浜F・マリノスvsFC東京

前半レポート

 残り4試合となったリーグ戦、日産スタジアムに上位のFC東京を迎え撃つ。F・マリノスの先発は先週のルヴァンカップ決勝から2人入れ替えた。MF喜田は9月1日の柏レイソル戦以来、FWイッペイ シノヅカは9月16日の浦和レッズ戦以来のリーグ戦スタメン出場となる。
 F・マリノスのキックオフで始まった試合は、序盤から激しい展開となる。2分、FC東京にこの試合のファーストシュートを打たれたF・マリノスだが、4分にワンツーで抜け出したイッペイ シノヅカが左サイドを突いてCKをゲット。その後は、互いに相手陣内でボールを奪おうとプレシャーを掛け合う。
 13分には相手の横パスをインターセプトした山中が右サイドを走る仲川へ送った。0-0の均衡が破れたのは、その2分後。CKからCBチャン ヒョンスに巧くヘッドで合わされて先取点を奪われた。
 追いかけるF・マリノスは、20分を回るとギアを上げてFC東京ゴールに襲いかかる。24分にはヴィエイラが相手のパスをうまく奪ってドリブル、ペナルティーエリア内に持ち込んで倒れたが、ホイッスルは鳴らない。さらに27分・松原のロングシュート、28分・仲川のドリブルシュート。だがフィニッシュには至らない。
 その後もオフェンシブに戦うF・マリノスだが、45分・松原のパスを受けた山中のミドルシュートも右に外れるなどスコアは動かせず、前半は1点のビハインドで折り返す。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「攻撃はもっと幅を使っていこう。
守備はカウンターに気をつけること。
焦らずに自分たちのテンポでプレーし続けよう」

後半レポート

 FC東京は1人選手を代えてスタート。追いつきたいF・マリノスは5分、まず天野が裏のスペースに走り、鋭いクロスを折り返す。8分はFC東京の反撃、裏へスルーパスが入ったが、飯倉がペナルティーエリア外に出てケア、左サイドへ正確に配球する。11分にはF・マリノスがバイタルでつなぎ、ヴィエイラが狭いコースを縫うようにドリブルで持ち上がったが、GKに抑えられた。
 F・マリノスベンチが動いたのは15分、ユン イルロクをピッチに送り出す。その直後、個人技で天野が抜け出し、ニアポスト付近で仲川がタッチして流し込んだが、残念ながらオフサイドの判定。
 その後も両者譲らず、アタッキングサードでの集中した守備で決定機を与えない場面が繰り返される。25分・松原の鋭いクロスがヘッドでクリアされると、28分・ロングボールに対してチアゴ マルチンスが素早く戻ってキープしピンチの芽を摘む。
 同点をめざし31分、2人目の交代で伊藤を入れたF・マリノスだが、終盤にカウンターからの反撃を受ける。しかし39分・ドゥシャンの身体を張ったブロック、40分・飯倉の好セーブで守り切る。
 41分に最後の選手交代で大津がイン。アディショナルタイムは5分。50分のCKの場面、飯倉がゴール前に向かうなど必死に攻めたF・マリノスだったが、攻勢は実らずタイムアップ。先週のルヴァン決勝に続き、0-1での完封負けを喫した。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「自分が選手に求めることに、選手はハードワークで応え、全部出し切ってくれたと思います。
残念ながら結果としては報われなかったですけれども、選手たちは報われるべき結果に値するパフォーマンスをしてくれたと思っています」

質問:J公式戦で4連勝の後に3連敗ですが、一番の問題はどこにあると考えていますか?
「自分たちのサッカーを100%発揮するには、ちょっと難しいピッチコンディションでした。
しかしその中でも選手たちは一生懸命やってくれて、本当に自分が求めることを最後までやり通してくれたと思います」

質問:後半の選手交代でシステムを変えたりしてみて、次への手応えは感じられましたか?
「先ほども言いましたけれど、選手たちには問題はなかったと思います。
ただ、どうしてもアンラッキーな部分によって結果が出ないことも、サッカーではよくあります」

質問:ルヴァンの決勝から2試合無得点ですが、ゴールが生まれない理由については、どのように考えていますか?
「先ほども言いましたが、自分たちには、ほぼ問題はなかったと思います。自分たちのアタッキングフットボールを十分発揮するためには、やや厳しいピッチコンディションだと感じました。
そして私は、皆さんとは違った視点で見ているかもしれません。ゼロという結果だけを見るのか、それとも点を決めようとしているチームがいて、それが阻止されるような、アンラッキーな部分があったのか。そういう部分も含めて、私はサッカーを見ています」

試合後コメント

「チームとしても個人としても、うまくいかなかった。スペースがなかったというのは言い訳ですけど、結構、迷った部分もあります。縦を突いてクロス、という選択肢もあったと思います。
でも、今日はボールロストが多すぎた。サッカー以前の問題で、それでは流れも悪くなるし、自分たちを苦しめてしまった。
(残り試合は少ないが)これまでどおり、前を向いてやるしかありません」

「当然、気持ちも入っていたし、覚悟をもってピッチに立ちました。リーグ戦、ルヴァン決勝と最近は悔しい結果が続いていましたが、いい準備をしてきました。コンディションも良かったです。
試合を通していえば、ポジショニングだったり、このサッカーで大事なことを整理しながら、自分にできることは最善を尽くしてやりました。
少なからず試合が進むにつれて手応えもあったなかで、結果0-1で負けてしまい、結果を残せないのが、今の自分の現状。それは自分の責任だし、なかなか一人でサッカーができないということで難しい部分がありました。本当に悔しいの一言です」

FW16
伊藤 翔

「自分たちのサッカーといっても、まだそこまで至っていないと思う。FC東京とやるときは、いつも渋い試合になるが、それを差し引いても、もう少し守れるはずだし、もう少し攻められるはず。
一つ一つのプレーの積み重ねが勝ちにつながる。細かいパスミス、トラップミスを重ねてしまうと、相手に流れがいってしまう。
そのミスに関しては、本来はできるはずのことだし、各々が集中してやればいいだけなので、心配はしていない」

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