観戦楽しみ方ガイド

ファン・サポーターのみなさんの熱い思いを集めて、一緒にクラブの魅力を伝えていきたい…
そんな思いから「横浜F・マリノス沸騰プロジェクト」はスタートしました。
今回は、沸騰プロジェクトメンバーのホームゲームの一日に密着!
家族で、デートで、仲間同士で…スタジアムには色々な楽しみ方があります。
これを見れば、あなただけの楽しみ方もきっとみつかるはず!

  • 観戦ガイド ファミリー編
  • 観戦ガイド カップル編
  • 観戦ガイド グループ編

子連れ観戦の不安を解消!マリノスサポーターファミリーに学ぶ観戦テクニック

❝ゴール裏❞

❝ゴール裏❞ イメージ画像01

11月3日、日産スタジアム。
試合開始3時間前、すでに多くのマリノスサポーターが長い列を作っていた。彼らは“ゴール裏”と呼ばれる座席、サポーターズシートの年間チケットを持っている。自由席なので、自分の好きな席を確保するために早くから列に並ぶのが通例だ。

❝ゴール裏❞ イメージ画像02

“ゴール裏”と聞いて思い浮かべるのは、90分間飛び跳ねながら大声を上げる熱狂的なサポーターの姿だろうか。しかし、マリノスのゴール裏はそれが全てではないらしい。マリノスを応援し続け、今年で15シーズン目のユキエさんがそれを教えてくれた。

開門~着席

開門~着席 イメージ画像01

ホームゲームはもちろん、アウェイゲームにもしばしば足を運んでいる彼女はゴール裏の端の方で仲間たちと観戦しているそうだ。並んでいる間、彼女は少し後ろの方のグループに加わり、先週のルヴァンカップ決勝の話をして開門を待っていた。
30分後、ゴール裏へと繋がる北ゲートが開門。サポーターたちは次々にチケットをかざし入場していく。ユキエさんも無事“いつもの場所”に到着し、仲間を待つ。周りの席もだんだんと埋まっていき、「こんにちは」と笑顔で挨拶を交わすことが増えていった。

スタジアムの楽しみ

スタジアムの楽しみ イメージ画像01

荷物を置くと、昼ご飯を買うために一度スタジアムを出て東ゲート広場へ。F・マリノスのホームゲームは再入場が可能だ。この日は美味しそうな匂いの立ち込める中、もつ焼きをチョイス。
その後仲間とお菓子を交換しながら談笑していると、新発売のガチャガチャ『マリガチャ』の話題に。早速『マリガチャ』コーナーでハンドルをひねると、なんと扇原貴宏選手のキーホルダー。思わず歓声が上がった。

“スタジアムに行く=試合を観に行く”というイメージが強いかもしれないが、週末のスタジアムはレジャースポット。こういった試合前の楽しみも目的のひとつなのだ。

席へ~選手入場

席へ~選手入場 イメージ画像01

程なくして、選手たちがピッチに登場。ユキエさんは立ち上がり、お気に入りの選手の“ゲーフラ”をピッチに向かって広げていた。
ゲーフラとは、両端にポールを取り付けたゲート型のフラッグ。選手とチームを応援する気持ちがひしひしと伝わってくる。

席へ~選手入場 イメージ画像03

チャント(応援歌)を歌うサポーターたち。響き渡る声とバスドラムの音。
飛び跳ねるまではいかなくとも、ピッチの方を向いて手拍子をし、歌詞を口ずさむ。掛け声や歌声、ゴール裏を埋め尽くすトリコロールの旗がもたらす一体感に圧倒されるし、応援に参加する喜びを感じさせてくれる。

席へ~選手入場 イメージ画像03

試合開始

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試合前の和気藹々とした雰囲気とは対照的に、試合が始まればサポーターは一丸となり熱く応援する。先制点を許せばうなだれる人、思わず口を塞ぐ人。惜しいシュートがあれば崩れるように悔しがる。「がんばれ!」「前向け!」「落ち着け!」一秒一秒進んでいく試合を見守っていた。

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奮闘するマリノスだったが0-1で試合終了のホイッスル。
ユキエさんたちは祈るようにして選手たちを見つめていた。

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試合終了、次節へ

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選手たちが退場すると、サポーターがお互いに「お疲れ様でした」「また今度ね」とねぎらいの言葉を交わして応援は終わる。ご近所さん同士の会話のようだ。
飛び跳ねるだけがゴール裏ではない。集う人々の数だけ応援のスタイルがある。彼らを束ねるのは「勝つのを見たい」という想い。勝利の喜びは仲間と分かち合い、胸に抱いて帰り、負けた悔しさはスタジアムに置いていく。そしてまた、スタジアムへとやって来る。それがゴール裏に集う人々だ。そう気付いたとき、試合の余韻が残るスタジアムには「Don’t Look Back In Anger」のイントロが流れていた。