| 75分 小椋祥平 89分 栗原勇蔵 |
得点者 | |
|---|---|---|
| 58分 清水範久→坂田大輔 71分 河合竜二→小椋祥平 79分 渡邉千真→金根煥 |
選手交代 | 63分 長沢駿→ヨンセン 74分 藤本淳吾→枝村匠馬 80分 山本真希→原一樹 |
| 3分 田中裕介 |
警告 | |
| |
退場 | |
| 10 | シュート | 14 |
| 10 | GK | 5 |
| 1 | CK | 9 |
| 15 | 直接FK | 13 |
| 4 | 間接FK | 1 |
| 0 | PK | 0 |
選手
| 1 榎本哲也 | GK | 21 西部洋平 |
|---|---|---|
| 5 田中裕介 7 栗原勇蔵 22 中澤佑二 13 小宮山尊信 |
DF | 25 市川大祐 5 岩下敬輔 2 児玉新 4 太田宏介 |
| 3 松田直樹 6 河合竜二 18 清水範久 17 兵藤慎剛 |
MF | 16 本田拓也 17 山本真希 10 藤本淳吾 13 兵働昭弘 |
| 9 渡邉千真 10 山瀬功治 |
FW | 23 岡崎慎司 20 長沢駿 |
| 31 秋元陽太 35 天野貴史 15 金根煥 30 小椋祥平 29 長谷川アーリア ジャスール 20 水沼宏太 11 坂田大輔 |
SUB | 29 山本海人 26 平岡康裕 7 伊東輝悦 8 枝村匠馬 9 永井雄一郎 11 原一樹 18 ヨンセン |
| 木村 浩吉 | 監督 | 長谷川 健太 |
- [前半]
今シーズンのホーム最終戦。相手のエスパルスとは、ここ3試合いずれも引き分けているだけに、今日ははっきりと勝負を決したいところだ。
F・マリノスの先発、GKは榎本、ツートップは渡邉と山瀬。中盤の両サイドは清水と兵藤が務める。
試合はF・マリノスのキックオフで始まった。
エスパルスの出足の速さに、F・マリノスはなかなかリズムがつかめない。序盤、押し込まれて2度のCKを与えたのをはじめ、8分には自陣で回していたボールにプレスをかけられて奪われてしまう。
ようやくF・マリノスがファーストシュートを打ったのは9分。短くドリブルしてから兵藤が右足で狙った。16分には松田がダッシュしてボールを奪って戦う姿勢を示す。そして24分には渡邉が左から持ち込みニアに折り返し。清水が詰めたがクリアされた。
25分から、試合は、やや落ち着く。30分にはクロスが味方プレーヤーの足に当たってコースが変わったが、GK榎本が好捕した。42分には、カウンターからゴール前でヘディングシュートを打たれたが、これも榎本がキャッチ。前半は両チーム無得点で折り返した。
[後半]
後半になっても、まだ主導権が奪えないF・マリノス。開始早々にロングボールから長沢にシュートを打たれた。4分には鋭いCKがニアへ来たが、小宮山が体を捻りながら懸命にヘッドでクリア、ピンチを救う。
ここから試合はややこう着。F・マリノスベンチは坂田をピッチに送る。
15分過ぎからようやくF・マリノスのリズムになってくる。17分、クロスからの折り返しに坂田が詰める。20分には山瀬がロングシュートを放つ。その2分後にも山瀬の好パスから左サイドを渡邉がドリブル、クロスを送ったがGKに捕られた。
25分にはGK榎本が好プレー。エスパルス市川のパスが選手に当たってゴール前の際どいところに流れてきたが、きちんと反応してキャッチする。
すると直後に小椋が交代出場。先制点は、その小椋の右足から生まれた。30分、山瀬のパスを受けた小椋が遠目から狙うと、ボールは左スミへ。小椋のJ1リーグ戦初ゴールとなった。
33分からはエスパルスの連続攻撃にさらされたが、枝村のミドルを榎本が右手でバーの上に弾き出すなど得点を許さない。
さらにロスタイム、栗原がロングシュートを決めて2点目をゲット。F・マリノスはホーム最終戦を勝利で飾った。
嘉悦社長代行のあいさつ
「ファン、サポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、そしてホームタウンのすべての皆さん、今シーズン横浜F・マリノスに熱いご支援・ご声援を賜りまして本当にありがとうございました。
今シーズンのF・マリノスは、リーグ戦・ヤマザキナビスコカップ・天皇杯すべてにおいて皆様方のご期待に応えることができませんでした。この点につきまして、クラブを代表してお詫び申し上げます。申しわけございませんでした。
横浜F・マリノスが優勝争いから遠ざかって5シーズンという長い長い年月が過ぎ去ってしまいました。ですが、皆様もお感じになっている通り、今シーズンはこの閉塞的な状況に一筋の光明が差したというふうに私は思っております。栄光のときを知るベテラン・中堅勢の頑張りに加えまして、若手の台頭そしてチーム全体の融合。これが徐々に徐々に図られてきた、そういうシーズンであったと私は確信しております。
私は皆様方にお約束を致します。来シーズンは横浜F・マリノスの再生と進化、この一点にクラブの全精力を集中いたします。そして、その先にあるのはリーグの覇権奪回、そしてアジアの頂点であります。どうぞ、来シーズンも引き続き横浜F・マリノスに熱い熱いご支援・ご声援をよろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました」
木村浩吉監督のあいさつ
「社長代表から話がありましたが、今シーズンの責任はすべて私にあります。ただ、25年間このクラブで過ごしてきた思い出、日産時代は現役選手として、F・マリノスに変わるときにはコーチ、それから育成統括の仕事もやりました。また、ふれあいサッカープロジェクトを立ち上げ、多くの方々にサッカーの楽しさを伝えてきたつもりです。最後に監督という業を成し遂げないと意味がないかなと常日頃から思っていました。
昨年の途中から監督を引き受けましたが、こんなに若い選手が多いなかで、この若い選手をどうにかしなきゃいけない、と常に思っておりました。ただ闇雲に若い選手を使ってきたわけじゃありません。キャプテン河合、松田、清水、中澤といった30歳を越えるベテランの経験がなければ今のF・マリノスは成り立っていないと思います。また中堅どころの選手も本当によくやってくれました。
河合、清水は開幕当初大きなケガに見舞われ、ホームゲームの最終戦でピッチに立てたことは彼らにとっても本当に良かったと思っています。
来シーズン、おそらくほとんどの選手、8割9割の選手は残るでしょう。この選手が出てぜひ、僕もいちばん大好きなF・マリノスでもう一度優勝を味わって欲しいなと思っています。
この場を借りてコーチングスタッフ、それからサポートスタッフ、クラブに関係したいろいろな方の助けを借りてここまでたどりつけました。来年指揮を執らないことは決まりましたが、わがF・マリノスは永遠に不滅です。いつまでもこのF・マリノスを応援してください。
今日は寒いなか、そしてアウェイも常に応援してくださったサポーターの皆さん、本当にありがとうございました」
- 木村 浩吉 監督(横浜 F・マリノス)
- <ハーフタイムコメント>
「セカンドボールをしっかり拾おう。
マイボールになったら、慌てずにきちんとつなぐこと。
同サイドにこだわりすぎずに、逆サイドを狙っていこう」
<試合終了後の記者会見>
「ホーム最終戦。内容はともかく、勝って締め括りたいと一週間やってきた。中5日のトレーニングは、ボクの中でちょっと間がもたない部分もあったので、木曜日に休みを設けて2日・2日で調整した。
コンディション的には悪くないと思ったが、ゲームの入り方がよくなかった。逆にエスパルスは、長沢と岡崎という2トップに裏をつかせることを徹底してきた。そこで起点を作ってからのサイド攻撃を仕掛けてきた。けれど、ツートップは誰が来ても、そのような攻撃でくると試合前に話してスタートした。しかし、押され気味の場面が多かった。
就任以来、私はコンディションを優先して若い選手でも思い切って起用してきたが、天皇杯を除いたここ2、3試合は、そうしていない。来シーズンは自分が指揮を執らないので、ある程度ベテランも使っている。
ハーフタイムでは、もっと落ち着いてボールをつなげ、相手といっしょになってボールを蹴り合ってもしょうがないと言った。また、ロングボールに対してセカンドボールを拾えるところにボランチがポジショニングできないと、二次攻撃、三次攻撃を受けてしまうとアドバイスした。
後半も、あまりできはよくなかった。
松田と河合は、今日はミスが多かったのでどちらかを代えてもいいと考えた。まず小椋を入れた。彼が、まさかああいうシュートを決めてくれるとは思わなかった。チェンジアップ気味の軌道だった。狙う意識を持っていたから、ゴールにつながったのだろう。
栗原も、あんなに素晴らしいロングシュートで追加点を決めてくれた。
今シーズン、ああいうゴールが決まらず、この時期に生まれるというのは、少しシャクな部分もある。
まあ内容はおいておいても、勝ててよかった。
金根煥を入れた場面は、渡邉が前線でチェイシングするのが遅くなっていた。金根煥には前で行けと言っていたが、栗原が足をつり気味だったので前線に入った。追加点が入ってよかった。
こういう勝ち方のゲームがシーズン中盤に出ていればよかったのだが・・・。
選手は一年間よくやってくれた。志半ばでチームを去るのはつらい。もうちょっとやりたい部分もあるが、クラブが決めたことだから仕方がないと思う。
試合後にサポーターからあんなに大きな声援をいただいた。僕自身は涙もろい方なのだが、悔しい気持ちの方が先だったので涙を見せずにすんだ。
今日はボクの知人も多く来てくれていたので、勝ててよかった。
最後に山形戦が残っている。アウェイではあるが、一週間調整して、今度は内容のいいゲームをして勝って締め括りたい」
質問:今日は内容はあまりよくなくて快勝できた。しかし今シーズン、内容がよくても勝てない試合も多かったように思うが?
「確かにそう感じる。ただ、今日の2ゴールはただラッキーというわけではない。シュートレンジに入ったら、常にシュートを狙いなさいとトレーニングから言っている。それがここまではワクに行かなかったりして決まらなかった。内容がよくても引き分けたり、よくなくても負けなかったりした。ウチがやろうとしている部分に加えて、相手が意外に思う点も必要なのかもしれない。サッカーはそういうスポーツだとつくづく感じた。今日も、エスパルスの形は分かっていて、ここからアーリークロスがくるというのを分かっているから準備ができる。それが、普段のエスパルスじゃないよなという流れの方がやられてしまうのではないか。そういう部分は非常に勉強になりました。実際に指揮を執るのと、外から客観的に見ているのはまったく違う」
質問:ベテランを起用したという話は、チームへの貢献度を考慮してのことか?
「いろいろな理由がある。もちろん、彼らベテランがよくないから使ってこなかったというわけではない。たとえば清水という選手は、サブにいても全く腐ることがないプレーヤーだということは十分に分かっている。また坂田に関しては、ケガの状態も考えて次の試合もあったのでベンチスタートにした。次は若い選手を先発させたいという気持ちはある。もう上も下もなく10位で決まりなので、思い切った起用をしていいのかもしれない。もちろんウチは25名ぐらいの中から誰を起用しても戦力ダウンは少ない」
質問:これからのF・マリノスが、殻を破るために必要なものは何だと思うか?
「自信ではないか。ウチは気のいい選手が多いので、失敗したらどうしようというところから入ってしまう気がする。今日もそうだったという気がしてしょうがない。世界的な選手でもミスをしない選手はいない。自分のミスは自分で解決するのではなく、周囲が補う。それがサッカーというスポーツ。そういうつながりがチームとしてのリズムに結びついてくる」
- 河合竜二
- 「ほんと勝ててよかったです。前半から向こうのペースになって、苦しい展開が続いていた。DFとGKを中心に、本当に集中して守ってくれた。自分たち中盤の選手がもっとパスをつなげればよかったけど、うまくいかないところがあった。それはこれから修正していなかければいけないこと。
監督のスピーチからは、”F・マリノス愛”が伝わってきました。だから、チームが弱かったらダメだと思う。もっとF・マリノスのプレーヤーという誇りと自覚をもって、やっていきたいと思います」 - 山瀬功治
- 「とりあえず勝ててよかったと思います。
前半は、前節の神戸戦もそうだったけど、自分たちのボールをビルドアップすることがなかなかできず、バタバタしてしまった。苦し紛れのパスなどが、特に攻撃面で多く、流れ的には嫌な流れでした。
後半は相手が間延びしてきたこともあるけど、自分たちでボールキープすることができるようになった。それで多少、流れがよくなったかなと。
オグのゴール? やっている選手としては、とりあえず決まれば何でもいいです。ただ、先制点を望んでいましたから、助かりました。
ホーム最終戦は、いつものゲームと違いはない。けれど、終わった後にセレモニーがあるので、当然、勝つと負けるとでは全然違う。そういう意味では勝ててよかったです」 - 兵藤慎剛
- 「久しぶりのスタメンだったので、最初は緊張したというか、流れに乗れませんでした。なかなかボールに触れなかったし、自分のリズムを作れなかった。
ただ前半の途中から、うちのチームがあまり縦に蹴らずに、ボールを回し出した。それでボールに絡めて、少しは良いところが出せたかなと思う。
後半は相手がプレッシャーが弱くなったので、ボールにたくさん絡めて、起点になれたかな。また次にチャンスがあったら、特に攻撃面でアクセントをつけられるプレーができればいい」
















