試合

天皇杯   2009年11月15日 15:04  Kick Off

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会場 観衆 天候 主審
日産スタジアム 10,120 人 晴、中風 野田 祐樹
横浜F・マリノス

試合終了

前半
後半

更新

川崎フロンターレ


57分 山瀬功治
得点者 32分 ジュニーニョ
85分 矢島卓郎
39分 坂田大輔→山瀬功治
80分 松田直樹→長谷川アーリア ジャスール
86分 河合竜二→兵藤慎剛
選手交代 74分 谷口博之→木村祐志
81分 鄭大世→矢島卓郎
89分 レナチーニョ→寺田周平
4分 松田直樹
76分 栗原勇蔵
82分 小椋祥平
警告 39分 横山知伸
  
退場   
20 シュート 14
13 GK 14
8 CK 5
11 直接FK 14
7 間接FK 7
0 PK 0
選手
21 飯倉大樹 GK 28 杉山力裕
 5 田中裕介
 7 栗原勇蔵
15 金根煥
13 小宮山尊信
DF  4 井川祐輔
17 菊地光将
 2 伊藤宏樹
26 村上和弘
 6 河合竜二
 3 松田直樹
30 小椋祥平
14 狩野健太
MF 18 横山知伸
29 谷口博之
 6 田坂祐介
 9 渡邉千真
11 坂田大輔
FW  9 鄭大世
10 ジュニーニョ
34 レナチーニョ
 1 榎本哲也
35 天野貴史
23 田代真一
29 長谷川アーリア ジャスール
18 清水範久
17 兵藤慎剛
10 山瀬功治
SUB 21 相澤貴志
13 寺田周平
 8 山岸智
22 木村祐志
23 登里享平
 7 黒津勝
15 矢島卓郎
木村 浩吉 監督 関塚 隆

ゲームレポート

[前半]
 ベスト8進出をかけて、川崎Fとの神奈川ダービー。川崎Fとは今シーズン5度目の対戦となる。
 F・マリノスは、代表で不在の中澤の位置のCBに金根煥が入る。中盤は河合、松田、小椋、狩野の4人。試合は川崎Fのキックオフでスタートした。
 開始直後から、両チームとも積極的に敵陣へボールを運ぶ。ファーストシュートはF・マリノス、河合が遠目から狙った。3分には縦のスピーディーな展開、狩野のパスに対して坂田が走る。
 その後、ややポゼッションでは川崎Fが上回るものの、F・マリノスは鋭い攻めでチャンスメーク。15分には狩野の縦パスから坂田がつないで渡邉がドリブル、コーナーキックをゲットする。21分には渡邉のミドル、28分には小宮山の長いドリブルなど、F・マリノスがペースをつかんだかに見えたが、32分に左CKからジュニーニョに押し込まれ、川崎Fに先制を許した。
 リードを奪われたF・マリノスは36分、坂田が負傷してピッチ外に出るという一人少ない状況にもかかわらず、松田が左サイドを突破しドリブルシュート。37分には、このCKから流れで松田がシュートを放ったが、惜しくも相手選手に当たって跳ね返ってしまった。
 坂田はピッチに戻れず、39分に山瀬に交代。前半は、0−1のまま終了した。

[後半]
 同点に追いつきたいF・マリノスは、立ち上がりから攻勢をかけ、山瀬が2本連続してミドルシュートを浴びせる。さらに攻撃を続けるF・マリノスは、6分に狩野がセカンドボールに反応して右足ボレー。鋭いシュートがワクをとらえたが、惜しくもキーパー正面をついた。
 この後は、ともにチャンスの応酬。カウンターからの追加点を狙う川崎Fに対し、F・マリノスは中盤も積極的に攻撃参加し、分厚いオフェンスで相手ゴールに迫る。そして12分、前線左でボールを受けた山瀬が果敢にドリブル、切りかえしマーカーを外して左足シュート。ボールは右サイドネットに突き刺さった。
 同点としたF・マリノスは攻め手を緩めない。19分には、またも山瀬、左から鋭い折り返し。渡邉が飛び込んでいたが、GKがジャンプし好捕された。
 25分には小宮山がインターセプトからドリブル、山瀬へ。山瀬のクロスに渡邉がマーカーに寄せられながらダイレクトで合わせたが、ボールは右に流れる。
 F・マリノスの時間帯が続いていたが、35分、川崎Fはカウンターから矢島がシュート。飯倉が懸命にジャンプしたが、ボールはネットに吸い込まれた。
 勝ち越された1分後、F・マリノスは3人目の交代。兵藤を投入する。小椋を下げて金根煥がトップに上がった。さらに、その後は栗原も前線へ。
 ロスタイムは4分、F・マリノス懸命の攻撃。田中のロングスローからシュートを打ったが、左に外れた。
 しかし残念ながらタイムアップ。1−2で惜敗のF・マリノスは、準々決勝進出を逃した。

試合後コメント

木村 浩吉 監督(横浜 F・マリノス)
<ハーフタイムコメント>
木村浩吉監督
「失点は仕方がない。流れは悪くないので切り替えよう。
DFの裏を狙うボールは、もう少しサイドを狙うこと。
早めにサイドを変えよう」

<試合終了後の記者会見>
「こういうトーナメントで大事なことは、先制されないこと。先制されるときついよと話していた。またJ1同士の拮抗したゲームではリスタート、そしてミスが勝負を分けるという話もしていた。
今日、長谷川を先発させるところを小椋を起用したのは、守備的にというわけではなく、彼が中盤に入ることでファースト・ディフェンダーがはっきりするだろうと考えたから。先制するまでは、ちょっと我慢して行くつもりだった。流れは悪くなかったと思う。
だが心配していたリスタート、CKから失点してしまった。
選手はモチベーション高く、ハーフタイムに選手同士で修正点も話し合っていたので、これはいけるかなという感じだった。
前半、坂田がアクシデントで交代した。ここのところ好調だったので、彼のスピードを生かしてDFラインの裏をつく狙いだった。交代するまで、この動きが効果的だっただけにもったいない。
しかし、坂田に代わって入った山瀬がドリブルから個人技で追いついてくれた。その後にいい時間帯もあったが、ミスから勝ち越し点を奪われた。
1−1の時間が長かったので、長谷川と兵藤をもう少し早く交代させる選択肢もあったのだが、タイミングが難しかった。
天皇杯は、昨年準決勝までいった。選手たちとこのチームで1試合でも多く戦いたいと話していた。また自分が指揮を執るわけではないが、目標であるACLにも連れて行ってあげたかった。選手たちは、モチベーションも高く臨んでくれた。
ベスト16で終わって残念です。これが勝負の性(さが)というものだろう。
大勢のサポーターも本当に最後まで応援してくれましたし、選手も誰一人あきらめている選手はいなかった。応援してくれたサポーターには、非常に申し訳ない気持ちです。
最後に金根煥と栗原が前線に上がったが、ボクの指示ではなく勝ちたいという選手たちの意思。このような彼らの判断は、すごく評価してあげたたい。
内容は悪くなかったが、追いつくことが出来なかった。先に先制していたり、1−1から先に勝ち越せていれば、ウチが勝利をおさめていただろう。
選手たちのモチベーションを落とさず残り3試合を戦って、今年やってきたことの集大成として、選手と一緒に全力で頑張っていきたい」

質問:この2年間の監督の仕事で、心残りは?
「いろいろあるが、言い訳になってしまう。最終形を見出そうとスタートしながら、最終形に辿りつくことなく終わってしまうことは心残りだ。しかし、ボクがやってきたことが間違っていなかったと、選手たちは多少なりとも理解してくれていると思う」

選手コメント

小椋祥平
「自分は、基本的に右MFに入った。途中、マツさんが攻撃好きなので、ポジションチェンジした。でも、竜二さんがボランチ1枚になり、バランスが悪くならないように、というのを心がけた。
監督が試合前から、こういう試合はセットプレーや自分たちのミスからの失点が大きいと言っていた。それで2点ともやられてしまったので、もったいなかったですね。お互い拮抗した力のチーム同士だと、そういうところで差がつくと思う。
右MFは今までやったことがなかった。けれど自分の良さは分かっていたし、それを出せればいいと思っていた。特にやりづらいというのはなかった。
監督からは、後ろにマツさん、竜二さんがいるので、前からボールを取りに行く時は、思いっきり取りに行っていいと言われた。また、こういう試合は先制点が大事だと言っていたので、手堅くいこうという意図があったのかもしれない」
長谷川アーリア ジャスール
「今日は、どうもこうもない。ああいう結果になったらしょうがない。次に切り替えます。また課題を見つけて、練習で頑張り、試合に出られるようにしたい。
途中出場する時は、ピッチ3分の1の攻撃ゾーンに入ったら、好きなことをやれという指示があった。
フロンターレ戦は何回もやっているので、相手の裏を狙ったりした。攻撃的に行くだけでしたが、いけなかった。
スタメンから外れたことは悔しいけど、今日は勝たなければいけない試合。そんなことを言うまえに、たとえベンチでも、途中から何かしてやろうと思っていた。気持ちを落とさず、やっていましたね」
飯倉大樹
「悔しい以外、何もない。負けたのは自分たちが弱いから。それ以外、言うことはないです。内容が良くても勝たなければ意味がない。結局は結果なんで。
1失点目は、CKからニアサイドで合わされて、ファーサイドのマークがずれていた。1点目も2点目も自分たちの不注意から始まっている。もっと気迫だったり、相手のように絶対やられないという気持をもっていれば、どうにかなったはず。自分も含めて、そのへんが足りない。
今日はクナンが入ったけど、特に影響はない。普通にコーチングしてやれていたと思う。
2点目の失点は、自分たちのミスからショートカウンターみたいな形でやられた。こういう拮抗した試合にありがちな自分たちのミスからの失点だった。これは良い経験とか、そういう問題ではない。チームとして、理解を高めていかなければいけないと思います」

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