| 11分 渡邉千真 17分 坂田大輔 43分 田中裕介 74分 狩野健太 |
得点者 | 72分 時崎悠 |
|---|---|---|
| 57分 松田直樹→金根煥 63分 田中裕介→丁東浩 75分 河合竜二→水沼宏太 |
選手交代 | 61分 清水純→山下亮介 73分 間下浩延→時崎塁 81分 深澤幸次→桑原剛 |
| |
警告 | 72分 間下浩延 |
| |
退場 | |
| 25 | シュート | 8 |
| 10 | GK | 19 |
| 10 | CK | 2 |
| 15 | 直接FK | 6 |
| 2 | 間接FK | 2 |
| 0 | PK | 0 |
選手
| 21 飯倉大樹 | GK | 31 内藤友康 |
|---|---|---|
| 5 田中裕介 30 小椋祥平 22 中澤佑二 13 小宮山尊信 |
DF | 2 小田切啓 5 時崎悠 4 青柳雅信 8 金基洙 |
| 3 松田直樹 6 河合竜二 29 長谷川アーリア ジャスール 14 狩野健太 |
MF | 32 清水純 3 間下浩延 29 片原潤 21 深澤幸次 17 金功青 |
| 9 渡邉千真 11 坂田大輔 |
FW | 9 村瀬和隆 |
| 31 秋元陽太 34 丁東浩 23 田代真一 15 金根煥 20 水沼宏太 18 清水範久 10 山瀬功治 |
SUB | 28 川和太陽 13 吉渓亘 27 水谷優 18 金生谷仁 10 桑原剛 30 山下亮介 7 時崎塁 |
| 木村 浩吉 | 監督 | 石田 学 |
- [前半]
天皇杯2戦目。相手はC大阪を倒して勝ち上がってきた福島ユナイテッドFC(以下、福島)。JFL入りをめざす東北社会人リーグ1部の新興クラブだ。
F・マリノスはGK飯倉とCB小椋以外は、先週のJ1リーグ戦のG大阪と同じメンバー。試合は福島のキックオフで始まった。
先制パンチを狙ったのは福島。キックオフ直後に連続して、かなり遠目から強引にロングシュートを放つ。しかし、F・マリノスは警戒を怠っておらず、このアタックをしっかり跳ね返した。
すると、3分からは格の違いを見せつけるようにボールを保持して相手ゴールへと向かう。3分に長谷川がクロスを送ると、5分には坂田と狩野がゴール前で短いパス交換。シュートにはならなかったものの、スムーズな連係にゴールが近いことを予感させる。
そして11分、二次攻撃から渡邉が右足で先制ゴールをゲット。15分にも坂田の左足シュートなど主導権を握ったF・マリノスは、17分に左のクロスから坂田が左足で決めて、リードを2点に広げる。
その後も、F・マリノスのペースは変わらない。31分に河合がカウンター攻撃を防いだシーンが象徴的だが、格下の相手に対して、常に運動量でも上回っている。
43分の3点目も、走力がもたらしたゴール。右、田中がドリブルして中央へ叩くとファーポスト方向に走る。そしてパスをつないでから、右にポジションをとっていた小宮山がクロス。これを田中がヘディングシュートでネットに突き刺した。
前半、F・マリノスは3−0と力の違いを示す。
[後半]
後半もF・マリノスの優位は変わらない。1分に渡邉、2分に長谷川とシュートを浴びせる。その後も相手ゴールに攻めたてるF・マリノス。しかし、なかなか4点目のゴールシーンは訪れない。
やや攻めあぐむF・マリノスは、まず12分に金根煥を送ってCBに配し、小椋をボランチに上げる。その6分後には丁東浩、右の田中に代えて起用する。20分には、小宮山の深いところからの折り返しを坂田がジャンプして合わせた。が、ボールはクロスバーを越える。
すると、ここからピンチが連続する。23分、左ポストに当たるミドルシュートを打たれた。そして26分、ゴール前で至近距離からシュートを見舞われる。ここは飯倉が鋭い反応でストップ。CKに逃れた。しかし、この直後のコーナーキックから福島に1点を返されてしまう。
これでエンジンをかけ直したF・マリノスは、2分後にインターセプトから狩野が落ち着いて右足シュート、4点目を奪った。
その後は、F・マリノスの攻勢が続く。31分、交代直後に水沼が右ポストを直撃するシュート。1分後には渡邉。GKと1対1から左足で狙ったが、キーパーの好セーブに阻まれる。
3分のロスタイム表示が掲げられた直後には、小宮山のクロスから水沼がワントラップしてシュートしたが、GK正面に飛んでしまう。
5点目こそ生まれなかったF・マリノスだったが、完勝してベスト16入り、順当に2週間後の4回戦へ駒を進めた。
- 木村 浩吉 監督(横浜 F・マリノス)
- <試合終了後の記者会見>
「試合間隔が1週間空く中、2日間休んで5日間きちんとトレーニングしてこのゲームに臨んだ。ここのところ選手のコンディションが良い。今日も、そういう状態の中でスタートした。
天皇杯の前回も長崎との対戦とランクが下の対戦だった。昨日、山形が明治に敗れたように、下のリーグのチームとの対戦はやりにくい。そのやりにくい相手に、我々はやり方を変えるのではなく、相手よりもっと集中して試合に入るようにと話した。また、侮ったら必ずやられるよと強調して、選手たちをピッチに送り出した。
先週のJ1リーグ戦のG大阪戦では、金根煥と中澤のCBコンビだったが、金根煥がトレーニングで少し痛めたので、無理をすれば頭から出れる状態だったが、ベンチスタートとした。代わりのCBには、松田を置く選択肢もあったが、松田と河合のダブルボランチが安定してきているので、ここは動かさずに小椋のCBとした。
立ち上がり3本ぐらいだったが、いきなり相手がシュートを狙ってきた。思ったとおりに前から来るチームだと感じた。しかし気をつけていたので、ウチは非常に良い入り方ができていてピンチとはならなかった。
ただし中盤でボールをつなげてもいたのだが、1−0となってからも攻撃ゾーンでパスで崩そうとしている場面が多かった。かなり優位に試合は進めていたのだが、そこをハーフタイムで修正しようと考えていた。ドリブルで仕掛けたり、シュートを打ったりしなければ、相手は怖くないだろ、と話した。
難しくなると見ていたゲームだったが、F・マリノスの選手たちは、全員が最後まで運動量を落とすことなく、よく戦ってくれた。
また後半の丁東浩など若い選手たちも、良いプレーをしてくれた。田代をボランチで使うプランもあったが、相手の息が上がっていたので水沼を使い、右のワイドのポジションを任せた。彼に2度、決定的なチャンスが訪れたが、決めることは出来なかった。あそこまでやれているが、アンラッキーだった。けれども、あそこまではやれているので、今後もチャンスがあれば起用していきたい。
Jリーグの公式戦でもそうだが、1失点は仕方がない。相手も攻撃の練習をしている。
ただ、あのコーナーキックからの失点は、守れない失点ではなかったが、不注意というか気が抜けたところでやられてしまった。いい経験になった。
福島は、思った以上に頑張るチーム。後半の終盤でも、息が上がっているはずなのにドリブルで仕掛けてきた。将来、Jリーグに上がってくるチームになるのではないか。石田監督はF・マリノスの育成組織でのコーチ経験がある監督。若いが、有望な指導者だと思う」
質問:これでベスト16。改めて、この天皇杯にかける気持ちを教えてください。
「J1リーグ戦では勝ち切れず引き分けが多い。引き分けの半分が勝ちになっていれば優勝争いに加われているのだが・・・。
いつも言っているのだが、我々は目先のゲームに対して現有勢力の100%で臨み続けている。また今日の試合中に小椋がCBとボランチを務め、長谷川が中盤のサイドとボランチでプレーしたように、選手たちは複数のポジションでプレーしてくれている。そういうことによって、誰が出ても遜色のないチーム作りが出来ている。
天皇杯、昨年は準決勝でG大阪に敗れた。今年はぜひ決勝に進んで、優勝を狙いたい」
- 渡邉千真
- 「立ち上がりは相手も集中しているなか、先制点を取ることができた。あの時、自分のところにボールがきたのは偶然ですね。
前半はよかったが、後半に1点しか取れなかったことが問題。
相手DFはサポーターの後押しを受けて集中していたし、気持ちが入ったプレーをしていたと思う。
福島の4番の青柳選手は、筑陽学園高(福岡)出身。高校時代に対戦した時があったと、試合中に気がつきました(笑)」 - 小椋祥平
- 「自分が水戸時代に、一緒にやっていた選手が相手に何人かいたので、懐かしかったです。再び戦えたことは、うれしかったですね。
試合自体は、前半、入り方がちょっと悪く、危ないかなと思った。けれど、ラッキーではあったが、千真が点を取ってくれた。点を取れるまでは厳しいと思ってましたけど、取ってからは落ちついてボールを動かして、さらに取ることができた。やっていて楽しかったです。
センターバックを最近やっていなかった。最初は緊張というか、難しかった。しかし、自分の持ち味は前に強いということ。前に行って、裏をやられたとしても、佑二さん、裕介、コミ君がカバーしてくれると思った。だから、自然とゲームに入ることができた」 - 松田直樹
- 「自分の攻撃参加が多かったのは、点を取ることが本当に大事だったから。守備は”事故”が起こらないかぎり、ある程度やられないと思っていた。早い時間帯に点が取れてよかったですね。
途中交代? 自分はおじさんだから(笑)。交代になった理由は分からない。自分から交代したわけではないです。
相手の印象? やりづらいですね。モチベーションの持ち方も難しいですし。まあ、今日は勝つことだけでよかった、勝ってよかった」
















