試合

Jリーグ ディビジョン1 第29節   2009年10月17日 19:04  Kick Off

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会場 観衆 天候 主審
日産スタジアム 22,046 人 曇、弱風 廣瀬 格
横浜F・マリノス

試合終了

前半
後半

更新

名古屋グランパス


30分 坂田大輔
89分 狩野健太
得点者 5分 吉田麻也
71分 渡邉千真→金根煥
74分 天野貴史→田代真一
82分 長谷川アーリア ジャスール→清水範久
選手交代 45分 ブルザノビッチ→小川佳純
63分 マギヌン→ケネディ
72分 杉本恵太→津田知宏
44分 田中裕介
51分 河合竜二
警告 44分 マギヌン
66分 三都主 アレサンドロ
  
退場   
13 シュート 7
8 GK 8
6 CK 3
13 直接FK 14
4 間接FK 2
0 PK 0
選手
 1 榎本哲也 GK 30 広野耕一
35 天野貴史
 7 栗原勇蔵
22 中澤佑二
 5 田中裕介
DF 32 田中隼磨
 2 竹内彬
 4 吉田麻也
 6 阿部翔平
 3 松田直樹
 6 河合竜二
29 長谷川アーリア ジャスール
14 狩野健太
MF 19 杉本恵太
14 吉村圭司
38 三都主 アレサンドロ
 8 マギヌン
 9 渡邉千真
11 坂田大輔
FW  9 ブルザノビッチ
17 巻佑樹
31 秋元陽太
23 田代真一
15 金根煥
30 小椋祥平
20 水沼宏太
18 清水範久
17 兵藤慎剛
SUB 21 西村弘司
26 佐藤将也
10 小川佳純
22 橋本晃司
24 福島新太
16 ケネディ
18 津田知宏
木村 浩吉 監督 ストイコビッチ

ゲームレポート

[前半]
 J1リーグ戦は残り6試合。今日の相手はACL準決勝進出を決めている名古屋。F・マリノスの4バックは、右に7月26日以来今季4度目の先発となる天野を起用、左には田中が入った。トップは渡邉・坂田のコンビ。
 試合は名古屋のキックオフで始まる。
 名古屋の4−4−2のブロックに対してF・マリノスはなかなか効果的なオフェンスが展開できない。トップの二人にボールを入れるのだが、すぐに複数の名古屋選手が厳しく寄せてくる。
 4分には嫌な位置でFKを与えたF・マリノス、これをしっかり壁を作ってはね返した。ところが、ピンチを逃れた直後に名古屋にボールを持ち込まれて先制点を許す。 
 その後も攻撃の形が出来ないF・マリノスだったが、30分に右から天野が鋭いクロス。これを坂田がジャンプして競り勝ち、左スミに決めて同点とした。
 追いついてからはF・マリノスのリズム。38分には河合のパスを狩野がダイレクトでうまくつないで前線の長谷川へ送る。40分には長谷川のスルーパスを渡邉が受けて左足でシュートしたが、惜しくも右に外れた。前半は1−1で折り返す。

[後半]
 最初に攻め込んだのはF・マリノス。3分に松田が頭でつないだショートパスを受けて狩野が左サイドをドリブル。ラストパスを渡邉に出したが、ハードなマークにゴールラインを割る。
 ここからF・マリノスはやや攻めあぐむものの、守備で集中力を披露。13分にはマギヌンのラストパスに対して栗原がしっかりとターゲットをケア。18分にはまたも栗原、杉本のドリブルシュートを体を張ってブロックした。
 20分を過ぎるとF・マリノスにチャンスが訪れる。21分のFK。狩野は左スミを狙い、ワクをしっかりとらえたがキーパーの好セーブに阻まれた。24分には松田のドリブルからのラストパス、25分には坂田がダイレクトシュート。しかしゴールには至らない。
 その後、金根煥、田代、清水を投入したF・マリノスは、何とか勝ち越し点をめざすが、名古屋も懸命にディフェンス、ゴール前で決定機を許さない。
 ロスタイム3分。このままタイムアップかと思われたところを、狩野が魅せた。右からのパスが相手DFに当たってこぼれたところを左足一閃。強烈なシュートがGKの手を弾いて左スミ、ネットに突き刺さった。
 F・マリノスは鮮やかな逆転勝ちで、勝ち点40に到達。

試合後コメント

木村 浩吉 監督(横浜 F・マリノス)
<ハーフタイムコメント>
「試合の入り方がよくなかったので、後半の立ち上がりは注意していこう。
もっとスペースを狙っていこう。
ディフェンスは、サイドからのクロスを簡単に上げさせないこと」

<試合終了後の記者会見>
「終わりよければ全てよしというわけではないが、J1リーグ戦残り6試合と天皇杯は非常に大事だと話していた。
また選手たちには、まず自分のためにサッカーをやるようにと言っていた。それがチームのため、サポーターのため、クラブのためになるんだよとも言っていた。
左サイドには両サイドとも出来る田中を起用した。右には天野でスタートした。ケネディが出てきたときに高さという点で不安もあったが、こういうケースで使わないといけないと考え、思い切って使った。
前半はアシストも含めて動き的には不満はなかった。後半の途中からケネディが入って、ロングボールが増えてきたので、田代に代えた。田代を入れるときには1−0とか勝っている状況で交代させるのがパターンなのだが。
また天野は、後半に攻守の切り換えが必要な場面でややスピードを欠いていた。それも交代させた理由だ。
渡邉は、先週の天皇杯でハットトリックをしていたが、今週、体が重そうというか、そんなに切れがなかった。逆に金根煥が良かったので、どこかで使いたいと思っていた。
後半の途中で栗原が捻挫をして前線に残りたいということで、最初は松田が後ろに下がったが、ケネディ対策なら金根煥のほうがいいだろうということで指示を出して金根煥をCBにした。
今年、先制されると追いつくのがやっとで、逆転はたぶん初めてだろう。先制すると逃げ切れる形はあるのだが、先制されると逆転できない勝負弱さがあったので上位に進めなかった。久々にロスタイムに逆転できて、シビレました。
サポーターの方も、こういうゲームはなかなか味わえないので、良い勝利だった。内容は置いておいて。
この勝ち点3は大きい。ACLに絡める3位以内をめざせる。残り5試合、5連勝出来ればベストだが、1試合でも多く勝って、上位に絡めるようにやっていきたい」

質問:前半、攻めがなかなか機能しなかった。その理由は?
「入り方が大事だと言っていたのだが・・・。ケネディがいないので蹴ってこないと予想したのだが、思った以上に背後をついてきた。そのこぼれ球を拾えなかった。またスリッピーなグラウンドで、足もとで受けるのか、スペースで受けるのか、受け手と出し手の関係がうまくなかった。前半の20分過ぎからは、ツートップに対して、どちらにするのかをはっきりするようにという指示をベンチから出した」
質問:渡邉へのタテパスが入ったところを相手のCBに詰められてボールをとられたシーンが目に付いたが?
「まず渡邉に対して、今年は強い要求を出していない。ただ彼の持ち味は、中盤で相手を背にして一度ポイントを作ってボールを受けて、落としてから次にアクションを起こす。それが彼のプレースタイル。その点を考えれば、今日は多少受け方に問題があったと僕は思う。ただ、新人選手にそれを言うより、自分のやりたいことをさせる方を選んでいる。けれどもハーフタイムで、相手のCBが強いのは分かっているだろうが、それでキープできなかったらJリーグで戦えないよと言った。ただ坂田と渡邉はタイプが違う。坂田に対しては、CBとサイドバックの間を抜けて行けと指示した。坂田は、それが持ち味なのでそれができていた。渡邉はオールラウンドな選手だが、中盤では足もとで受けたがる。足もとで受けるなら、相手を背負って相手が激しく当たってきてもそこでブレずにコントロールできなければいけない。そのような彼の課題は、今それを意識させるべきでないと考えている」

選手コメント

金根煥
「自分は引き分けの場面で出場して、逆転できたのでよかったです。途中からDFラインに入った。久しぶりにDFとしてプレーしたけど、面白かったです(笑)。
出場する時に監督からは、裏とか左右からのクロスに反応するようにと言われた。指示の通り、積極的にいったので、たくさんのチャンスに絡めたと思う」
榎本哲也
「ピクシーのキックは半端じゃなかった(笑)。革靴で蹴っているからね。怒りを通り越して、すげえと思った。
こういう劇的な勝利は久しぶりじゃないかな。今年も含め、去年とか一昨年とかもなかったかも。久しぶりに足が震えたね。DF陣が頑張ってくれた。緊迫した試合だった。こういう試合は、チームにとっても自分にとっても一番いい。それで逆転できたし、今のチームの力が証明できた。ロスタイムでの決勝ゴールということで、粘り強さも出てきた。
ただ、失点が”ふあん”といった感じで、入っちゃったのでもったいない。あそこで引き締めるのが自分の役目。入り方が悪かった。でも、それから天野のクロスを、調子がいいサカティーが決めてくれた」
清水範久
「天皇杯のV長崎戦で、結構、楽な展開で出させてもらった。今日は、今まで通りというか、スムーズに入れた。
打ったシュートは狙い通り? いや、あんまり足に当たらなかった。あそこで決めていれば最高だったけど…。まあ、俺はあんなもんでしょ(笑)。
自分が入った時は、余裕のある展開じゃなかった。あの状況で監督が期待して使ってくれたので、感慨深いというか、必死にプレーした」

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