試合

天皇杯   2009年10月11日 13:01  Kick Off

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会場 観衆 天候 主審
長崎県立総合運動公園陸上競技場 5,071 人 晴、弱風 野田 祐樹
V・ファーレン長崎

試合終了

前半
後半

更新

横浜F・マリノス


  得点者 14分 坂田大輔
44分 渡邉千真
51分 渡邉千真
56分 渡邉千真
60分 大塚和征→山城純也
70分 福島洋→宮尾勇輝
75分 佐藤由紀彦→川崎元気
選手交代 59分 坂田大輔→山瀬功治
59分 狩野健太→清水範久
75分 河合竜二→小椋祥平
  
警告   
  
退場   
4 シュート 18
13 GK 7
7 CK 10
5 直接FK 10
3 間接FK 3
0 PK 0
選手
 1 近藤健一 GK 31 秋元陽太
 3 立石飛鳥
 4 加藤寿一
 8 久留貴昭
20 隅田航
DF  5 田中裕介
 7 栗原勇蔵
 3 松田直樹
13 小宮山尊信
 6 神崎大輔
 7 大塚和征
22 田上渉
28 佐藤由紀彦
MF  6 河合竜二
17 兵藤慎剛
14 狩野健太
29 長谷川アーリア ジャスール
13 有光亮太
23 福島洋
FW  9 渡邉千真
11 坂田大輔
21 吉本哲朗
16 南祐三
19 梶原公
10 川崎元気
29 山城純也
25 阿部博一
 9 宮尾勇輝
SUB  1 榎本哲也
24 金井貢史
23 田代真一
15 金根煥
30 小椋祥平
18 清水範久
10 山瀬功治
岩本 文昭 監督 木村 浩吉

ゲームレポート

[前半]
 天皇杯の初戦。F・マリノスのスタメンには地元長崎・国見高出身の兵藤、渡邉のコンビが名を連ねる。またケガから復帰した清水が、久々にサブメンバーに入った。快晴のもと、試合はF・マリノスのキックオフで始まる。
 予想どおり、F・マリノスがボールポゼッションし、長崎がパスカットからカウンターで好機をうかがう展開。
 落ち着いたパスワークから長崎ゴールに迫るF・マリノスは、8分に松田のフィードを渡邉が落として坂田がシュートを放つなど、ゴールまでのアプローチが徐々にできていく。そして14分、狩野とのワンツーで小宮山がゴール左に進み、折り返しを坂田が決めて、先制に成功した。
 その後もチャンスを作るF・マリノス。20分には狩野のFKを栗原がボレー、30分には坂田からのパスを巧くトラップして渡邉がシュート。その1分後にもセカンドボールを拾って兵藤が強烈な左足ミドルを狙った。
 そして44分、左サイドを走った小宮山のクロスを兵藤がスルーし、ファーポスト付近に流れてきたのを、詰めていた渡邉がしっかり押し込んで追加点をゲット。F・マリノスは2点のリードを奪って前半を折り返した。

[後半]
 後半もF・マリノスは主導権を渡さない。立ち上がり、坂田がドリブルから左足シュートを見舞うと、さらに畳み掛ける。6分
に長谷川のクロスを狩野が受けて渡邉にパス。渡邉が巧くキープしてから右足で決める。これで3−0。
 9分には、クロスからのセカンドボールを狙われたものの、秋元が鋭く反応してセーブ、失点を防ぐ。すると、その2分後、長谷川が右サイドで粘ってキープ。そして折り返したボールを渡邉が豪快にネットに突き刺してリードを4点に広げた。このゴールで、渡邉はハットトリックを達成。
 14分には2人いっぺんに選手交代。清水と山瀬をピッチに送り出した。清水は狩野の位置に入り、積極的にボールに絡む。
 ペースを握ったF・マリノスは19分、小宮山のクロスをゴール前に上がった田中がヘディングシュートを放つ。
 30分には3枚目の交代カード、河合に代えて小椋を投入。35分には山瀬のラストパスに、兵藤がニアへで合わせたが、ゴールとはならない。
 残り5分、長崎の懸命のオフェンスに自陣で守るシーンが連続したものの、DFラインが相手をしっかりケア。フリーでシュートを打たせることなく、このままタイムアップ。
 F・マリノスはJ1クラブの実力を示して4−0で快勝、3回戦に駒を進めた。

試合後コメント

木村 浩吉 監督(横浜 F・マリノス)
木村浩吉監督
「非常にやりにくい試合になるだろうと思っていたら、案の定、立ち上がり、思うようにボールがつながらなかったが、前半に先制してから多少、よくなったのではないか。
前半終了間際の追加点がすごく大きかった。
相手が引いてきたら、多少ボールを回してサイドを変えて、サイドから攻めようと考えていた。前半、小宮山のサイドから2点が取れた。
ただ、2階級下というJFLのチームが、Jリーグのチームを食ってやろうという意気込みがすごく伝わってきた。
ハーフタイムで、この暑さの中、もうちょっとボールを早く動かせと指示をした。そして立ち上がり15分をしのいだら、相手の足は止まってくるから、そうしたらもっとサイドからいけると言った。そして、立ち上がり集中していくことと追加点を狙うことも強調した。
3点目が早めに入ったので、山瀬と7ヶ月ぶりになる清水を入れた。清水は合流して2週間で、まだ全然本調子ではないが、J1リーグ戦と違った大会で、若い選手よりもベテランを使った方がいろいろな意味で試合も落ち着くと考えた。
苦しい試合だったが、4点目が入ってからは落ち着いてできたかなと思う。ただ欲をいえば、もう少し攻撃ゾーンに入ったところで工夫があっても良かったのではないか。
長崎出身の渡邉がハットトリックだったが、3点は良いシュートだったかといえばクエッションマークがつく。けれども現在のウチの得点王だし、落ち着いて決める場面で決めていた。
兵藤にも2、3回チャンスがあった。ゴールを決めていれば、もっとゲームが盛り上がっただろう。
遠い長崎まで、サポーターが応援に来てくれているのが支えになっている。
またJリーグを挟んで天皇杯の3回戦となるが、リーグでは中段の順位にいるので、天皇杯にぜひ優勝してACLの出場権を獲得したい」

質問:今日のディフェンスについては?
「前後半2回ずつ、カウンターからボールを持ち込まれた。相手は0−3になろうが0−4になろうが、あきらめずに1点を奪いに来た。
秋元が、公式戦初勝利。前半にFKからの佐藤由のシュートを防いだのが大きかった。多少不満はあるが、全然格が違うわけじゃなく、Jリーグ経験のある選手が何人もいる中で、何回かあるピンチをしのいだのは良かった。
4−0になってからはディフェンスラインにゼロで行けと言っていた。その分、ウチのサイドの選手が攻撃に絡む回数は少なくなったかもしれない」
質問:V長崎の印象は?
「リーグ戦と天皇杯のビデオを見ていた。今日は、そのときと変えてきたようだ。もうちょっと前から来ていたし、またディフェンスラインでつないでいた印象がある。
ウチが、前からプレスをかけていた。そのためにロングボールを多用していた。
試合前に、カウンターとリスタートに注意しろと言っていた。
ただ、2トップの二人ともボールが収まるし、良い選手だった。もうちょっと手を加えれば、良いチームになるだろう」

選手コメント

渡邉千真
「今日は地元の長崎での試合だった。こういう機会はないので、本当に楽しみにしていたし、結果も出てよかったです。
昔、このグラウンドでたくさん試合をしたので、すごく懐かしかった。昔のことを思い出しながら、プレーしていました(笑)。
両親とかいろんな方が観に来てくれていた。そういう人たちの前で、いいプレーをしようとした。モチベーションは高かったです。
リーグ戦はまだあるし、天皇杯は始まったばかり。一試合、一試合大事に戦っていきたい。
この会場で戦ったのは、たぶん選手権の決勝以来。(元国見高校監督の)小嶺先生には、試合前後にあいさつをしました。久しぶりにお会いして緊張した。高校時代を思い出したので(笑)。
自分の成長した姿を見せることができて、よかったです。
ハットトリックの感想? 別にないです。勝てたことがよかった。ハットトリックがいつ以来かは覚えてないです」
秋元陽太
「公式戦初勝利は、素直にうれしいです。ずっと負けていたので。シゲさん(松永GKコーチ)にも負けのイメージを払拭するためにも、「今日は絶対に勝つぞ」と言われていた。
格下の相手との試合は、逆に難しい。前半に点が取れたので、それで楽になった。後半の立ち上がりにも点が取れて、後は自分たちのペースでできたと思う。0点に抑えられてよかったです。
ピンチはあまりなかったけど、前回出場した広島戦は持ち味を出せなかったので、今回は積極的に行きました。
天皇杯では、去年準決勝で負けたので優勝を目指したい。リーグ戦は残り試合、全部勝って、1つでも上にいけるように頑張りたい」
坂田大輔
「毎回、天皇杯の最初は苦戦する。今日の結果と内容からすると、今年の天皇杯の入り方としては、悪くないのかなと思う。
自分のゴールに関しては、コミが起点となって崩してくれて、完全に中で待っているだけだった。もう1本同じ形があったので、それも決めたかったですけど。
今日の相手には(佐藤)由紀彦さんをはじめ、何人か知っている選手がいた。再会という意味で、いろんな楽しさがあった。天皇杯はそういう機会が結構あると思うので、そういう部分で楽しさがある」

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