| 68分 山瀬功治 |
得点者 | 89分 ジュニーニョ |
|---|---|---|
| 45分 渡邉千真→坂田大輔 45分 狩野健太→山瀬功治 77分 河合竜二→水沼宏太 |
選手交代 | 65分 養父雄仁→田坂祐介 69分 レナチーニョ→横山知伸 89分 鄭大世→黒津勝 |
| 89分 栗原勇蔵 |
警告 | 68分 杉山力裕 86分 ジュニーニョ |
| 87分 飯倉大樹 |
退場 | 68分 井川祐輔 |
| 18 | シュート | 13 |
| 7 | GK | 12 |
| 9 | CK | 2 |
| 12 | 直接FK | 17 |
| 3 | 間接FK | 3 |
| 1 | PK | 0 |
選手
| 21 飯倉大樹 | GK | 28 杉山力裕 |
|---|---|---|
| 5 田中裕介 7 栗原勇蔵 3 松田直樹 13 小宮山尊信 |
DF | 19 森勇介 4 井川祐輔 2 伊藤宏樹 26 村上和弘 |
| 6 河合竜二 29 長谷川アーリア ジャスール 17 兵藤慎剛 14 狩野健太 |
MF | 13 寺田周平 29 谷口博之 20 養父雄仁 |
| 15 金根煥 9 渡邉千真 |
FW | 9 鄭大世 10 ジュニーニョ 34 レナチーニョ |
| 31 秋元陽太 24 金井貢史 30 小椋祥平 20 水沼宏太 10 山瀬功治 19 齋藤学 11 坂田大輔 |
SUB | 21 相澤貴志 5 薗田淳 18 横山知伸 6 田坂祐介 11 ヴィトール ジュニオール 8 山岸智 7 黒津勝 |
| 木村 浩吉 | 監督 | 関塚 隆 |
- [前半]
決勝進出をかけての第2戦。失点せずに2ゴールが必要なF・マリノスは、第1戦から先発メンバーを3人入れ替えた。FWは金根煥と渡邉のコンビに。なお齋藤学が5月30日以来、久しぶりにサブメンバーに入る。
試合は川崎Fのキックオフで始まった。
アドバンテージがあるため引き気味で来ることも予想された川崎だが、積極的に仕掛けてくる。対するF・マリノスは、攻撃的にボールを前に送りながらも失点をしないようにバランスを考えて、慎重な試合運び。
4分にはサイドからの折り返しを詰められたが、よくしのいでGK飯倉がキャッチする。
F・マリノスは反撃。9分にはオフサイドとなるも松田から金根煥へロングフィード。続く12分には、前線のボールを金根煥が頭で落としたが走り込んだ渡邉にはつながらない。
しかし23分に攻撃の形ができる。左からの渡邉のクロスをGKが弾いたところを田中がボレー。だがボールはクロスバーを越えた。
35分にはピンチを迎えたF・マリノス。速攻から鄭大世がGKと1対1となったが、飯倉がスーパーセーブ。このリバウンドからレナチーニョにシュートされたが、ここも飯倉が鋭く反応しゴールを許さない。
40分過ぎからはF・マリノスのゲーム。小宮山のダイレクトシュートや田中のクロスで川崎Fを脅かす。しかし、ゴールまではあと一歩。前半は0−0で折り返した。
[後半]
状況を打開したいF・マリノスは、後半の頭から山瀬、坂田を前線に投入する。2分、兵藤のクロスに金根煥が飛び込む。6分には田中のロングスローを金根煥がヘッドで後方に流したが、フォローは届かず。相手の早い攻めを警戒しながら攻勢をかけるF・マリノスだが、なかなか決定機は訪れない。18分、松田のクロスに金根煥がジャンプしてヘディングシュートを狙ったがGKに好捕された。
そろそろ1点がほしいF・マリノスは、23分に河合がヘッドでつないだボールを金根煥がドリブルで持ち上がり、相手のファウルを受ける。金根煥を倒した井川はレッドカードとなり、PKを獲得した。
キッカーは山瀬。左スミに決めてF・マリノスは待望の先制点を奪った。そして26分に坂田のポスト直撃のシュート、29分の長谷川のボレーと畳み掛ける。
33分に3人目の選手交代、水沼をピッチに送り出したF・マリノスは、守りを固める川崎を追い詰めて猛攻を続ける。
ところが42分、飯倉がラフプレーでレッドカードを宣せられてしまう。3枚の交代ワクを使っていたためGKは水沼が務めることに。
ロスタイムは7分。懸命に2点目を狙ったF・マリノスだったがジュニーニョに痛恨の同点ゴールを喫してしまった。
試合はこのままタイムアップ。F・マリノスは、またしても決勝進出を阻まれた。
- 木村 浩吉 監督(横浜 F・マリノス)
- <ハーフタイムコメント>
「慌てて中に入らず、クサビから一度外へ展開しよう。
相手DFの裏をもっと狙って行こう。
もっと積極的にシュートを打とう」
<試合終了後の記者会見>
「アウェイで0−2で負けているので攻撃的にいくしかしょうがなかった。中3日でミーティングを含めて選手の気持ちを盛り立て、引っくり返せるよと話して臨んだ。
(後半の)頭からになるかは分からなかったが、後半勝負になると考えていたので、坂田と山瀬はベンチからのスタートとした。
前半、川崎Fは1戦目と同じような形できたし、ある程度攻撃的にも来てくれたので、こちらとしては願ってもない展開だった。
後半に山瀬と坂田を入れて、もうちょっとサイドから行こうと話した。中へ中へと行くと、相手は守り切ろうと思っている部分もある。
後半のいい時間帯に金根煥が間を抜け出してPKを獲得して、そのPKを山瀬も決めてくれた。
これからというところでの飯倉の退場は痛かった。若い選手なので、あの場面で飯倉がジュニーニョに向かって真っすぐ走って来たので、まずいという気がしたのだが、止める術がなかった。
若気の至りというものだろう。本人は泣いていた。長いサッカー人生でこういう経験はあるものだと思う。飯倉だけではなく、選手は勝とうと思ってカッカしてしまっている。だから、ああいう形でああいうことをされると、あんな事態を招いてしまうだろう。仕方がない部分はある。
飯倉選手を責めるわけではないが、痛かった。
松田がユニフォームを脱いでGKをやろうとしたが、結果的にロスタイムも7分もあったし、松田がGKをやっても仕方がないと思ったので、僕が水沼にやるよう指示をした。あの1失点は仕方がない。非常にもったいないゲームだった。
ただし、いつも言っているが、選手たちは指示通り最後まであきらめずに戦ってくれた。サポーターの方々も久々のタイトルで盛り上がっていた。追いつき逆転できるかとも思ったが・・・。
クラブ、サポーター、選手も一生懸命やったが、上に行けなくて申し訳ない。
しかし、ここで切り替えないと。Jリーグもうかうかしていられない。広島戦が待っている。気持ちを切り替えたい。この広島戦が終わったら2日ぐらい休みを与えようと考えているが、今回は明日1日を休んで4日間で調整して広島戦に臨む。
Jリーグは残り10試合。ヤマザキナビスコカップは獲れなかったけど、気は抜けない。この1週間は気持ちを切り替えさせることに専念したいと思う。
ただJリーグ18クラブの中でベスト4に残れたわけだから、それぐらいの実力はあるというのは素直な実感です」
質問:山瀬と坂田を投入する後半の勝負どころとは、どういう展開をイメージしていたのか。
「中3日で3連戦を戦う中で、誰を使っても遜色はない。ただ川崎Fとの第1戦では、山瀬と坂田を先発させたが足にボールがついていない感じがした。けれども彼ら二人のスピードと強引な突破力は相手にとっては嫌なはず。ただ彼らを試合の頭から使ってやり切れず、後半に体力が落ちていくのは避けたかった。そうなってから交代で狩野や長谷川を起用しても状況を好転させるのは難しい。
立ち上がりはボールをつなげる選手、ボールを引き出せる選手と金根煥と渡邉を使った。ある程度ターゲットになるだろうと考えた。そして相手の中盤とDFを疲れさせるのも狙いのひとつだった。
もちろん前半に得点を入れたり、流れの中でアクシデントがあれば代えていた。
今日は涼しかったので後半の45分間、フルに動けると見ていた。
前半に1点取れていればもっと楽だったし、1−2でも、1−3でよかったが、アウェイでゴールが奪えていたら展開も変わっていただろう。
アウェイの第1戦と今日と、どちらがいいゲーム内容かはビデオを見直してみないと分からない。第1戦の0−2だが内容はそれほど悪くなかった」
質問:先制点が遅かったとは思うが、飯倉選手が退場になるまでは、だいたいゲームプランどおりだったのか。
「もちろんプランどおりのゲームではない。前半に1点がほしかった。ただ、やろうとしていたことは間違っていなかった。ただ、どちらかといえば狩野と渡邉にボールが収まっていなかった。彼らがダメだというのではなく、坂田と山瀬を使えば、もっとよくなると考えたから交代した。
後半の早い時間帯での相手の退場はもちろんプランに入ってはいない。ただ金根煥を使うことで相手のCB伊藤と井川の距離を近づけるという狙いは、うまくいっていた。けど最後のこぼれ球というか、彼が一発で決めるというのは難しいと思うので、セカンドボールとかでもうちょっと出来たらよかった」
質問:退場になった飯倉選手には、どういう言葉をかけたか。
「飯倉に関しては、ああいう場面で冷静になれるGKでなければといけないと思う。彼にとっても、僕にとっても、サポーターにとっても、クラブにとっても大きな痛手になったわけだが、それで彼一人を責めるわけにはいかない。彼自身が一番反省している。
また彼を弁護するわけではないが、彼ぐらい勝ちたいという気持ちは、たぶん全員が持っていてくれていたはずだ。
教えるつもりはないが、ジュニーニョのような時間をうまく使うプレーについては選手たちも感じてほしい。いい意味でのずるさという点では、昨日の代表戦のオランダもそうだっただろう。
榎本も一度、優勝のかかる大事な試合で退場となって、そこから大きく成長してくれた。長いサッカー人生で二度とやってはいけないことではあるが。
試合後、全員に言ったのは、胸を張れということ。ベスト4にも進めたし、あそこまで川崎Fを苦しめた。自信を持っていいと。そして切り替えろとも話した。飯倉には、お前が一番切り替えなければいけないと声をかけた」
- 狩野健太
- 「チャンスはたくさんあったと思う。前半からそれを決めるか、決めないかで大きく変わる。決めないと、こういう結果になってしまう。
自分自身、いいパスはあったかもしれないけど、点を決められる場面があった。これが今の実力です。
相手は引いてくると思ったので、長いボールを入れるか、サイドの裏を突いていこうことした。今日は、しょうがないですね」 - 水沼宏太
- 「途中からGKをやったのは、立候補したわけじゃない。俺がやるとは思っていなかった。しかも、哀れにも点を決められてしまった。自分は疲れていなかったので、フィールドプレーヤーをやりたかった。
けれど、チームのためだから仕方ない。何とかして、GKからでも攻撃しようとしたけど、やっぱりあそこからではできない。ほんと悔しいですね。
GKは初めてやりました。どうしていいか分からなかったけど、とりあえず声を出した。みんな疲れていたから声をかけて、サポートをしてやろうと思った。
ほんと今日は勝ちたかったし、出たら何かしてやろうという気でいた。ピッチに入る時は、自由に動いてどんどんシュートを打てと指示されていた。何とかシュートを打とうと思っていた。
最近、調子も良くて、自分としては、すごく動けていた。今まで期待に応えられなかった分、今日は得点に絡んでやろうと考えていた。次はフィールドプレーヤーとして貢献したいですね」 - 栗原勇蔵
- 「理想的じゃないけど、相手が1人退場して1点を取り、後はゆっくり残り時間で1点取れればという展開だった。まあ、いろいろあり、こういう悔しい結果になった。
でも、フロンターレが上回っていたからこういう結果になったと思う。今日だけじゃない。第1戦も負けている。その合計で負けたので、すごく悔しい。
CKは、いつもボンバーを目がけてくるから、あまり自分にはボールが来ない。自分のところに来れば、それなりに当てる自信があった。前半もヘッドで折り返してチャンスを作った。相手には寺田さんとか、代表クラスの選手がいたけど、勝てる自信があるんでね。練習通りできたので、点に繋がらず悔しかった。
後半途中から前線に上がったのは、浩吉さんの指示があったから。チームとして点が欲しい状況なら行けと言われていた。1点差で負けていたので、練習通り上がって行った」















