試合

天皇杯   2008年12月29日 15:00  Kick Off

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会場 観衆 天候 主審
国立競技場 19,843 人 晴、弱風 松村 和彦
横浜F・マリノス

試合終了

前半
後半
延長前半
延長前半

更新

ガンバ大阪


  得点者 116分 山崎雅人
67分 田中隼磨→清水範久
67分 金根煥→大島秀夫
82分 兵藤慎剛→山瀬功治
選手交代 45分 播戸竜二→寺田紳一
76分 遠藤保仁→倉田秋
111分 橋本英郎→平井将生
82分 清水範久
89分 田中裕介
102分 清水範久
警告  
102分 清水範久
退場  
21 シュート 14
10 GK 14
6 CK 0
10 直接FK 18
1 間接FK 6
0 PK 0
選手
 1 榎本哲也 GK 22 藤ヶ谷陽介
 4 栗原勇蔵
22 中澤佑二
26 田中裕介
DF 21 加地亮
 2 中澤聡太
 5 山口智
13 安田理大
 7 田中隼磨
29 長谷川アーリア ジャスール
30 小椋祥平
13 小宮山尊信
MF 27 橋本英郎
17 明神智和
 7 遠藤保仁
 9 ルーカス
14 狩野健太
38 金根煥
17 兵藤慎剛
FW 30 山崎雅人
11 播戸竜二
31 飯倉大樹
35 天野貴史
 3 松田直樹
10 山瀬功治
18 清水範久
15 大島秀夫
11 坂田大輔
SUB  1 松代直樹
19 下平匠
 8 寺田紳一
20 倉田秋
23 武井択也
14 平井将生
18 ロニー
木村 浩吉 監督 西野 朗

ゲームレポート

[前半]
 元日のファイナルを目指しての準決勝戦。相手のG大阪とは最近の対戦12試合で、4勝4分4敗と全くの互角。F・マリノスの先発は警告累積の河合に代わって長谷川が入り、小椋とダブルボランチを組む。スリーバックは右からキャプテンマークを着けた栗原、中澤、田中裕。
 快晴の国立。試合はガンバのキックオフで始まった。
 序盤は、F・マリノスが前にボールを奪いに行くものの十分に機能せず、ややガンバのポゼッションが上回る。しかしF・マリノスの守備陣は冷静にバランスを保ちシュートチャンスを与えない。1分の裏へのボールも榎本がペナ外に出てクリア、5分には小椋が高い位置から相手ボールに激しくプレスをかけて、ガンバにリズムを作らせない。
 最初の好機はF・マリノス。12分に相手の最終ラインでのボール回しを兵藤がダッシュよく奪って中央へ。金がヘディングを狙ったがマーカーにつぶされた。しかしホイッスルは鳴らず、プレーは続行。17分には狩野のラストパスを金が追ったが、GKにクリアされた。
 25分からはガンバの反撃。30分には裏に抜け出した播戸がフリーで左足シュート。これはポストを直撃、ヒヤリとさせられた。
 35分からはF・マリノスが盛り返す。左サイドを中心にガンバゴールに襲いかかった。そして36分には最初のCK。狩野のキックに中澤がニアに走るも、一歩届かずキーパーがキャッチ。38分にも左からのCK。今度はファーの中澤が受けてボレーを狙ったが、ボールはクロスバーを越えた。40分には左から長谷川がえぐって波状攻撃。ゴール前に迫ったが、ガンバ懸命のディフェンスにシュートは打てず。42分には右サイドから。金のクロスを兵藤が落として田中隼が左足ダイレクト。ライナーはGK正面をついた。
 前半、互いにチャンスをつくるも、ゴールは奪えず。0−0で終了。

[後半]
 ボールへの集散でガンバを上回るF・マリノス。立ち上がりから中盤を支配し、ボールを前に運ぶ。立て続けにセットプレーを獲得すると、7分には連続攻撃から最後はセカンドボールを小椋がダイレクトで狙った。16分には左CKを金がマーカーと競りながらヘディングシュート。
 その後も落ち着いたビルドアップから攻撃を仕掛けるF・マリノスだが、決定的なチャンスには至らない。ここでベンチが動く。二枚替えで清水と大島をピッチに送り出す。
 34分にはガンバのカウンターを受けるが、田中裕が倒れ込みながらも大きくクリア。35分にポストに当たるミドルシュートを受けたF・マリノスだが、ペースは渡さずサイドアタックを中心に攻める。37分には久々に山瀬功が登場、得意のドリブルなどを披露した。
 この後は攻撃の応酬となるが、ともにフリーでのシュートの場面は訪れない。44分にはカウンターからルーカスが持ち上がったピンチも、小椋がバイタル前で必死にストップ。
 均衡は破れず90分間が終了。試合は延長戦へ。
 
[延長前半]
 立ち上がり、相手のドリブルを許すが中澤がしっかり防ぐなど、F・マリノスの集中力は衰えない。4分には長谷川のふわりと浮かせたパスに山瀬功が走り込む。7分にはCKを栗原がヘッド。ボールは惜しくもクロスバーの上へ。
 優位に立ったF・マリノスだが、12分、相手のサイドアタックに対応した清水が、2枚目のイエローを受けてしまい退場に。10人となったF・マリノスは山瀬功を右サイドにして前線を大島と狩野のツートップとした。

[延長後半]
 やはり、このあたりから疲れが目立ち始めた両チーム。なかなかスピーディーな攻撃が仕掛けられない。数的不利のF・マリノスだが、8分には狩野のクロスに大島が走り込んでダイレクトシュートを放つなど攻撃の姿勢は失っていない。
 しかし12分、スルーパスから山崎に決められ、F・マリノスは痛恨の失点。その後、栗原を前線に上げるなど、2分のロスタイムも全力で攻め続けたものの、ついにタイムアップとなった。

試合後コメント

木村 浩吉 監督(横浜 F・マリノス)
<ハーフタイムコメント>
「後半立ち上がりから積極的にシュートを打ってリズムをつかもう。
相手のカウンターには注意すること」

<試合終了後の記者会見>
「ガンバが連戦になるのに対して、ウチは一週間空いていたのでいいコンディションで今日を迎えられた。
河合が出場停止になったのをはじめ、コンディションの点などを考えて、鳥栖戦から何人かメンバーを変えた。
今日のゲームプランだが、ガンバ−グランパスを見て、グランパスがガンバが疲れていると考えて、構える感じで試合に入っていたが、ウチは逆に立ち上がりからアグレッシブに行こうと話していた。ちょっとチグハグになったが、途中から徐々にペースはつかめたと思う。
ハーフタイムで、多少修正をして、やはり立ち上がり15分は前からボールを取りに行こうと指示をした。
また前半の途中からもあったが、サイドからいい形になりかけたが、クロスが単純で決定機にはならなかった。
後半の途中で相手の運動量が落ちてきたところで二枚替えた。その清水からいい形はできていたが、退場がちょっと痛かった。10人になったことで3−4−3から3−4−2に変えて、前線の大島でタメが作れればチャンスになるかと考えていたのだが・・。
最後はカウンターでやられた。しかし選手は最後まであきらめずに指示通りに戦ってくれた。ウチは、リーグの終盤からチーム状態がよくなっていた。サブで起用したい選手が何人もいたのだが、流れを見て、このような選手交代になった。
選手たちを決勝まで連れて行ってあげられなかったことは、悔いが残る。勝負はちょっとのところだが、そのちょっとのところを来年は変えていきたい。
選手交代については、90分で勝負を決めようという狙いではなかった。山瀬功は、延長になっても問題はないと思っていた。田中隼は悪いわけではなく、清水が入ればもっと攻撃的になってバリエーションも増えると考えたからだ。
来シーズンは今季のベースは変えないかもしれないが、もう少しシステムを試したい。その他にもやり残したいくつかのことに、最初から取り組んでいくつもりだ」

選手コメント

小椋祥平
「アーリア君はオフェンシブな選手だし、自分がバランスをとることで、うまく攻撃できたと思う。ウチがペースを握る時間帯が多かったなか、点が取れていたなら勝てたのかなと思います。延長に入ってからは、間延びしてしまい、攻めた後のセカンドボールも拾えなくなってしまった。この悔しさを来年につなげたいと思う。自分自身、J1でやってみて、まだまだ課題は山積みだけど、自分のいい面は出せたと思う」

兵藤慎剛
「強引にでもシュートにいく意識が足りなかったと思う。前半、あそこで決めておけばというシーンもあったし、ゴール前の密集で相手に当たってしまった。自分に足りない部分があったために、交代させられたのは仕方ない。功治さんは能力的にも間違いなく上だし、メンバーに入ったときから、どこかで出てくると思っていた。代えられたことを課題ととらえて、来シーズンに取り組んでいきたい」
長谷川アーリア ジャスール
「前半から決めるところで決められなかったのが大きかった。自分自身、苦しい1年だったけど、ヴェルディ戦のゴールが分岐点になって、調子も上がってきただけに悔しいです。来年のキャンプに向けて、まずはしっかり休んで自主トレにも励んで、新しいシーズンに臨みたいと思います」
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