試合

Jリーグ ディビジョン1 第33節   2008年11月29日 14:04  Kick Off

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会場 観衆 天候 主審
日産スタジアム 31,474 人 晴、弱風 村上 伸次
横浜F・マリノス

試合終了

前半
後半

更新

東京ヴェルディ


58分 松田直樹
89分 長谷川アーリア ジャスール
得点者  
72分 金根煥→坂田大輔
76分 田中隼磨→清水範久
86分 小椋祥平→長谷川アーリア ジャスール
選手交代 68分 飯尾一慶→廣山望
68分 福西崇史→大野敏隆
76分 菅原智→河野広貴
15分 狩野健太
27分 金根煥
警告 67分 柴崎晃誠
  退場  
15 シュート 7
11 GK 9
3 CK 3
9 直接FK 16
6 間接FK 3
0 PK 0
選手
 1 榎本哲也 GK  1 土肥洋一
 4 栗原勇蔵
 3 松田直樹
22 中澤佑二
DF 14 富澤清太郎
17 土屋征夫
 5 那須大亮
 4 和田拓三
 7 田中隼磨
 6 河合竜二
30 小椋祥平
26 田中裕介
MF 23 福西崇史
 6 菅原智
 8 柴崎晃誠
14 狩野健太
38 金根煥
17 兵藤慎剛
FW 16 飯尾一慶
36 大黒将志
25 平本一樹
21 高桑大二朗
24 金井貢史
29 長谷川アーリア ジャスール
20 水沼宏太
13 小宮山尊信
18 清水範久
11 坂田大輔
SUB 21 高木義成
 2 福田健介
 3 萩村滋則
11 大野敏隆
20 廣山望
33 河野広貴
19 船越優蔵
木村 浩吉 監督 柱谷 哲二

ゲームレポート

[前半]
 ホーム最終戦は16位の東京Vとのクラシコ。リーグ戦久々の連勝を狙うF・マリノス、スタメンは前節とほぼ同じ。中澤がケガから復活してDFラインに入り左のアウトサイドには田中裕、FW陣は狩野、金、兵藤の3人。快晴の下、試合は東京Vのキックオフで始まった。
 ともに前線へのフィードからの展開を狙うが、ディフェンスラインがスキを与えない。F・マリノスはボランチのビルドアップからサイドを使おうとするが、東京Vが間合いを詰めてくるので思うようなボール回しができない。
 F・マリノスは8分に狩野がロングシュートを放つがGKにキャッチされる。10分には小椋がスライディングから再三粘ってマイボールにするなど、いつもどおりの闘志あふれるプレーを披露。すると17分には田中隼が鋭く寄せて相手ボールを奪うと金にラストパス。だがこれはオフサイドフラッグが上がった。
 25分過ぎからはようやくF・マリノスのペース。26分には小椋の素早いサイドチェンジから田中隼が折り返し。金が詰めたが一歩及ばず。その後は東京Vが反撃。38分にはカウンターからアーリークロス。だが、これは松田が反応しブロックしてライン外に蹴り出す。
 42分にはいい流れ。狩野のパスから左に展開。中澤のクロスを田中隼がヘディングシュート。きちんと枠に行ったがGKに抑えられた。前半はともにノーゴール。勝負は後半戦へ。

[後半]
 後半、F・マリノスは予想どおりペースアップ。全体の運動量とシュートの意識が増す。1分には狩野がドリブルから加速してマーカーを振り切り右足シュート。鋭いグラウンダーが左スミに飛んだが、惜しくも左に切れた。3分には、またも狩野。右をえぐって折り返す。その2分後にも右からの仕掛け。河合のショートパスを受けた田中隼がクロス。金が狙ったがGKがキャッチ。
 10分過ぎ、F・マリノスの攻勢がいったん落ち着いてきたかに見えたが、13分に松田が魅せた。ハーフウェーライン付近でボールを持ち、前にスペースがあると見るや、ためらうことなくドリブル。そしてGKの位置を見ながら思い切って右足ロングシュート。ややアウトにかかったボールは、右サイドネットに吸い込まれていった。
 さらに、先制したF・マリノスの時間が続く。14分に田中隼のミドル、19分に金のダイレクト、20分にマーカーをかわして左足と、いつ2点目が生まれてもおかしくないオフェンス。
 追加点のチャンスをものにできず一息ついたF・マリノスに対して、25分過ぎからは東京Vが攻める。しかしF・マリノスの守備陣は高さと強さで跳ね返し決定機を許さない。
 33分には河合がワンタッチ目で相手DFを抜き去り右足ミドル。強烈なライナーだったが、惜しくもポスト右に外れた。そして4分のロスタイムボードが掲げられた直後のことだった。相手のクリアがゴール正面に流れてきたところを、長谷川がダッシュして奪うとそのままゴールに向かう。右足で流し込んでJ初ゴール。
F・マリノスが2−0と快勝し、見事にホーム最終戦を飾った。

試合後コメント

木村 浩吉 監督(横浜 F・マリノス)
<ハーフタイムコメント>
「前線の3人の動き出しが遅い。もっと早く動き出してあげよう。
もっと積極的にシュートを打つことを意識して、最後までやり切ること」

<試合終了後の記者会見>
「最終戦、クラシコ。だけど選手たちには、そういう意識ではなく、ジェフ戦の前に、残り3ゲーム、やってきたことの集大成としていいゲームを見せよう、トーナメントのつもりで戦おうと話していた。
中澤はケガから復帰して、先発で使うかどうかと思っていたが、本人が非常に前向きなので、こういう前向きな選手はどんどん使っていきたいのでスタメンに起用した。終わって本人に聞いたら、大きな痛みもなくできたと言っていた。
前節は松田がセンターで、この試合で中澤をセンターで使うことも考えたが松田のラインコントロールが良かったので、前節と同じように松田を中央にした。
前半、前節のジェフ戦もそうだが、相手も必死だから多少アバウトに蹴り合いになる場面があるかもしれないが、それに耐えろと話していた。また後半に足が止まってくるからそこからが勝負だよということも言っていた。
松田がスルスルと出て行って、1年に1回しかないような素晴らしいミドルを決めてくれた。今日のゲームのポイントは先制点、1点だと考えていた。あの1点で皆、落ち着いて普段のプレーをしてくれたと思う。もうちょっとチャンスはあったけど、最後にサイドでボールをキープしようとした時間に、ルーズボールから長谷川が決めてくれた。
楽なゲームはないと思っているが、今日は終わってみれば危ない場面はなかった。
最終戦、アウェイで勝って、天皇杯につなげていきたい。
来季については、前向きには考えたい。ただ、こんなにつらい仕事とは考えていなかった。シーズン途中で監督が代わるというのは、いい状態では指揮官が交代することは基本的にはない。そんな中で半年間、やってみた。自分なりに初志貫徹というか、曲げずにやってきたつもりだ。
小宮山を起用しなかったのは、小宮山がよくないということではなく、もっといい選択肢があったからだ。まず中澤を使うことにしたので、左サイドを小宮山にするか田中裕にするか考えた。また右を田中隼でなく小宮山にするかというオプションもあった。ヴェルディが中盤ボックスにしていて、こちらが守備に追われる場面も考えたので、守備面なら田中裕のほうがいいかなと思った。そして0−0とか0−1の局面で流れれば、攻撃的に小宮山を投入するプランを持っていた。ただ、1点で勝てるなという確信があったので、その上での選手交代をした。
小椋は、非常に信頼している選手だが足首を痛めていたので大事を取った。
田中隼は運動量がある選手だが、ちょっと試合がバタバタしてきたのでベテランの清水を入れてゲームを落ち着かせるようにと指示をした。
坂田については、久々に使ったが悪いわけではない。相手のCBの足が止まってきたので、彼のスピードが生きると考えた。
どの監督もそうだと思うが、ベンチに入れている選手はどこかのタイミングで使っていきたいと考えている。」

選手コメント

松田直樹
「(前回のクラシコでは負けていたので)正直、今日は確実に勝ちたかった。サポーターの皆さんにはジェフ戦にもたくさん来てくれたし、練習にも来てもらっているし、結果が出てよかった。(今季途中に坊主にしたのは)気合の表れ(笑)。他の選手も坊主にしたのは半分、無理やりです。親父が亡くなってから久しぶりに母が来てくれて、点が取れてよかった。今季の結果は選手は誰一人として満足していない。来年こそは…。アッ、その前に天皇杯があるので、絶対に獲りたいと思う。最終戦のレッズ戦でも気持ちを込めて戦いたい。(得点シーンは)金が外に開いてくれたので、後はループシュートを狙っただけ。(栗原)勇蔵とボンバー(中澤)とDFラインを組んで楽しかった。ただ、前半に大黒選手に決定的なシュートを打たれた時は、練習でやっていた約束事ができなかった。それが課題かな。(3バックの)真ん中でやれるのは楽しい。ボランチをやったことで自分が成長できたと思う」
長谷川アーリア ジャスール
「前半は厳しい試合だったが、自分が出たら何かしてやろうという気持ちがあった。プロ初ゴールということでうれしい気持ちでいっぱいです。サポーターの皆さん、いつも熱い声援をありがとうございます。最終戦も勝つので応援よろしくお願いします」
金根煥
「今日はチームが勝てたのは良かったが、自分自身にとっては残念なゲームだった。1点取りたかった。相手ヴェルディとは初めて戦ったが、素晴らしいチーム。フィジカル的には強い。
 先発は3試合目だが、試合の流れがよく分かる。途中から入ると、空気の流れを読むのが大変だ。攻めるときも守るときも、自分は一生懸命走っている。戦うときは、どういう場面でも同じように走る。
 前回の千葉戦では、初ゴールをあげることができて気持ちが良かった。でも、チームが勝てたことは、もっと良かった。今がスタートラインだと思うので、これから、どんどん自分の力を見せていきたい」
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