| 42分 渡邉千真 90+5 大黒将志 |
得点者 | 50分 工藤浩平 72分 ドゥトラ 116分 久保裕也 120分 駒井善成 |
|---|---|---|
| 73分 小野裕二→松本怜 82分 谷口博之→大黒将志 86分 金井貢史→青山直晃 |
選手交代 | 87分 中村充孝→駒井善成 89分 秋本倫孝→内野貴志 104分 ドゥトラ→久保裕也 |
| 45+1 小椋祥平 |
警告 | 49分 ドゥトラ 57分 中山博貴 63分 秋本倫孝 |
| |
退場 | |
| 17 | シュート | 21 |
| 10 | GK | 21 |
| 14 | CK | 4 |
| 22 | 直接FK | 14 |
| 4 | 間接FK | 6 |
| 0 | PK | 0 |
選手
| 21 飯倉大樹 | GK | 1 水谷雄一 |
|---|---|---|
| 13 小林祐三 4 栗原勇蔵 22 中澤佑二 24 金井貢史 |
DF | 8 安藤淳 4 秋本倫孝 3 森下俊 16 福村貴幸 |
| 29 谷口博之 6 小椋祥平 25 中村俊輔 7 兵藤慎剛 |
MF | 18 加藤弘堅 23 中村充孝 20 工藤浩平 15 中山博貴 |
| 10 小野裕二 9 渡邉千真 |
FW | 13 宮吉拓実 9 ドゥトラ |
| 1 榎本哲也 26 青山直晃 2 天野貴史 23 松本翔 18 松本怜 14 狩野健太 11 大黒将志 |
SUB | 21 守田達弥 32 内野貴志 17 中村太亮 19 内藤洋平 22 駒井善成 28 金成勇 31 久保裕也 |
| 木村 和司 | 監督 | 大木 武 |
- [前半]
準決勝の相手は、J2リーグ戦の後半戦から勢いに乗り勝ち上がってきた京都サンガF.C.。京都との対戦は、昨年8月のJ1リーグ戦第20節以来のこと。この時は、河合の決勝ゴールによりF・マリノスが2‐1で勝利をおさめている。
F・マリノスは、準々決勝は警告累積で出場停止だった兵藤が中盤に入った以外、同じ先発メンバーで臨む。
試合は、京都のキックオフで始まった。
立ち上がり、仕掛けたのは京都。2分、この試合最初のCKをゲットするなど、積極的にボールを運んだ。これに対しF・マリノスは、慎重にボールを回してボールポゼッションを図る。7分には、オフサイドとなったものの、谷口からのラストパスを渡邉が裏へ走って狙う。
その後も優位に試合を進めるF・マリノスは、相手のファウルでFKの場面が増えてくる。しかし決定的なシーンには結びつかない。
すると30分過ぎからは、京都がカウンターを主体に反撃、F・マリノスは危ない場面の連続となる。しかし39分のフリーでのヘディングシュートを飯倉がビッグセーブでしのぐなど、懸命に失点を防いだ。
ピンチを逃れたF・マリノスは、42分に逆襲に転じた。中村のスルーパスでフリーとなった渡邉が、キーパーもかわして左足でフィニッシュ。前半、F・マリノスは1点リードで折り返す。
[後半]
先制したF・マリノスは、3分に渡邉がライン際で巧いトラップをして前方を走る小野にパス。小野はドリブルでペナルティエリアに切れ込んで行ったが、シュートのタイミングは逃した。
主導権を握っていたかに見えたF・マリノスだが、その2分後、京都の工藤にインターセプトを許し、そのまま持ち込まれてミドルシュートを決められてしまった。
追いつかれたF・マリノスは、勝ち越しを狙って相手陣内に攻め入る。18分には効果的なカウンターから中村がドリブル、ファウルで倒されFKを獲得。22分には中村、兵藤とつないでチャンスメーク。最後は渡邉がニアで合わせたが、ワクを捉えられない。
すると27分、FKをドゥトラに直接蹴り込まれて1−2と逆転された。
この後、F・マリノスは松本怜、大黒、さらに青山を投入したが、同点シーンは訪れない。この間、36分、40分といい流れからチャンスをつかんだもののフィニッシュには至らなかった。
4分と掲げられたアディショナルタイムも刻々と過ぎ、このままホイッスルが鳴るかと思われたとき、劇的なシーンが待っていた。
中村のボールを渡邉がヘッドでつなぎ、中澤のシュートのリバウンドを詰めたのは大黒。左足でしぶとく同点弾を決めた。
試合再開後に後半が終了。F・マリノスは、驚異の粘りで2−2の同点に追いついた。
[延長前半]
同点に追いついたF・マリノスは、いいムードのまま延長戦に入る。
3分には松本怜と渡邉が、オフサイドとなるが連係で左サイドを鋭く突いた。5分には渡邉が強烈なミドルシュート、GKの好セーブに阻まれた。
ペースを握ったF・マリノスだが、ゴール前を固めた京都の守備陣を崩せず、時間は経過。結局、その後は両チームとも決定機はつくれずに延長前半を終了。
[延長後半]
勝ち越しゴールを奪いたいF・マリノスは2分、中村の左からのクロス、6分の中村の右足シュートなどで攻め立てる。そして8分にはFKから大黒のヘディングシュートがクロスバーを叩くなど、優位に試合を進めた。
しかし11分、カウンターからフリーでのシュートを打たれ、2−2の均衡を破られる。
再び追いつきたいF・マリノスは、気力を振り絞って京都ゴールに向かったが、逆にスピーディーな攻めから決定的な4点目を奪われてしまった。
結局、このままタイムアップ。Jリーグスタートから3度目の準決勝となったF・マリノスだが、今回もファイナリストの座を逃してした。
- 木村 和司 監督(横浜 F・マリノス)
- ハーフタイムコメント>
「ボールへの寄せを厳しく続けていこう。
もっとシンプルに判断を早くして、ボールを動かしていこう。
最後まで集中して、相手に勝つという強い気持ちを持って戦おう」
<試合終了後の記者会見>
「両チームとも、よく戦ってくれた。最後のところで気持ちも出してくれた。ウチも一つになってやれたと思うのですが、最後のところで力尽きたというところでしょう。同点にしたところはよかったんですけど・・・。
前半から危ないシーンもあったが、ウチの方もバーに当てたシュートがあった。それが決まっていればというところでしょうか。
頭の中が真っ白になった。このまま天皇杯を獲りたかったのだが、悔しいです。
ただ、本当に選手はよくやってくれました」
質問:相手をどのように分析して、どのような戦いをしようとしていたのか?
「まず、ピッチに立った時点でJ1もJ2もない。天皇杯は、特にそうです。相手の京都は、かなりボールをつないでくるし、ディフェンスもかなりボールに寄ってくる。だからウチは、攻めに関しては逆サイド、遠いところ、ひとつ飛ばしたところを意識していた。また、かなり速攻という形が増えてくると考えていた。それなりにできてはいたと思う。同サイドから逆サイド、同サイドから深い同サイドへとつなぐ狙いを持って、ある程度やれていた。
後半戦で、京都はほとんど負けていないという勢いもあったのだろう。なかなかいいチームだったし、なかなか若くていい選手がそろっていた」
- 栗原勇蔵
- 「リードされて、ギリギリで追いつく粘りは見せることができたけど、京都の方が上だったのかなと思う。
後半の最後に、自分の判断でパワープレーに出て一度は追いつけたけど、逆転する力はなかった。
ゴール裏に多くのサポーターが来てくれて、90分で追いつくまでのパワーはもらえたのに、延長で勝ち切る力を見せられなかった。本当に申し訳ないし、悔しいです」 - 大黒将志
- 「同点ゴールは左足で決めました。あれを決めたのは良かったけど、その後のヘディングシュートは、もうちょっと下に叩きつけたかった。フリーになって早く飛びすぎてしまいシュートが浮いてしまった。運もなかった。
個人的にはケガをして、ここまでよく治したと思うが、決め切れなくてみんなには申し訳ないです。
延長に入る前にもチャンスはあったので、そこで決めていれば元日の決勝に行けたのに」 - 小林祐三
- 「失点の仕方が全部もったいなかった。球際では自分たちも負けていなかったが、ちょっとした差で負けたのだと思う。
相手がJ2でも、準決勝というステージに立っている以上、カテゴリーの違いなど関係ない。油断したつもりはなかった。
後半、同点にされたところがターニングポイントだったかなと思います」














