試合速報
Match Report

2017 明治安田J1 第24節
横浜F・マリノスvsFC東京

試合 日程結果・放送予定

2017/08/26

19:03キックオフ

日産スタジアム

横浜F・マリノス
FC東京

HOME

AWAY

横浜F・マリノス

FC東京

1

0

0

前半

0
1

後半

0

入場者数:24,707人

試合終了

後半38分
ウーゴ ヴィエイラ

得点なし

前半 レポート

 約1か月ぶりの日産スタジアムでのホームゲーム。2位と勝点差「1」で5位につけるF・マリノスの相手は、10位のFC東京。F・マリノスのスタメンは、ワントップがヴィエイラから富樫に代わった以外は、前節と同じ。なお富樫は、一昨年のこの対戦カードでJリーグ初ゴールを挙げている。
 8月最後となる試合は、FC東京のキックオフで始まった。立ち上がり、FC東京が前に出て来るが、F・マリノスはディフェンスとボランチが連携してボールをつなぎ、プレッシャーをやわらげる。11分にはアーリークロスに対して松原が身体を張ってブロック、12分の右CKは飯倉がジャンプして好捕する。
 F・マリノスの反撃は14分から。デゲネクのパス・インターセプトからつないでマルティノスがドリブルから最初のシュートを放つ。18分には、CKからのセカンドボールを拾ったデゲネクが、ミドルシュートを見舞った。さらにF・マリノスは24分・扇原から齋藤へのロングパス、35分・松原から富樫へのクロス、同じく35分・山中のオーバーラップなど攻撃の形をつくっていく。
 しかし39分、FC東京にスルーパスから1対1の場面をつくられフリーで持ち込まれたが、飯倉が間合いを詰めて相手のシュートミスを誘った。
 ピンチを逃れたF・マリノスは44分に齋藤がドリブルから鋭いクロスを送ったが、惜しくもマルティノスに合わず、ボールは流れてラインを割る。前半はともに得点は生まれず、0-0で折り返した。

ハーフタイムコメント

エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「守備は攻守が切り替わった瞬間の対応をしっかりすること。
攻撃はもっとテンポを上げていこう」
篠田 善之 選手

FC東京
篠田 善之 選手

後半 レポート

 3分・クロスに対する中澤、5分・CKでのマルティノスと、ともにヘディングでのクリアによってFC東京のシュートを阻んだF・マリノスは、反撃に転じて鋭いカウンターアタックを連発する。7分・齋藤のラストパスをマルティノスが左足。10分・最初の選手交代でヴィエイラが加わり、12分に喜田のパスを受けたマルティノスがドリブルからクロス。ここへヴィエイラが走り込む。
 16分は堅守のシーン、ダイレクトシュートにデゲネクがしっかり詰めてブロック。このプレー後にはまたもスピードに乗ったカウンターを披露し、攻め上がった山中のクロスをマルティノスが狙った。
 その後は両チームともカウンターのリスク管理に気を配りながらも、積極的に相手陣内へボールを運ぶ。36分、左CKを中澤がヘディングシュートを打った直後(シュートはクロスバーの上)、F・マリノスは二人目の選手交代で前田が入る。
 そして38分、ゴールシーンが生まれる。左サイド、齋藤のパスで裏へ抜けた扇原がクロス、これをヴィエイラがジャンプしてヘデイングシュート。ボールは左ポストに当たってネットに吸い込まれていった。
 アディショナルタイム、F・マリノスベンチは最後の選手交代で栗原を選択。栗原を加えてCBを3枚として守備を固める。そしてFC東京の攻撃を跳ね返しながら前線へボールを送る。また大きなクリアも使いながら最後まで気を抜かず、試合終了のホイッスルを迎えた。
 これでF・マリノスはセレッソ大阪を抜いて暫定2位に浮上、連続負けなしも「14試合」に伸ばすとともに、5試合連続失点ゼロでリーグ最少失点の位置もがっちりキープしている。
エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「前半は、十分にゲームをコントロールできませんでした。ボールを失うのが早すぎました。
ただ相手に得点は許さずに、守備をすることができました。
自分たちの守備への切り替えのところですが、ここはいつもいいプレーが出せるところなのですが、その切り替えのところが、前半はあまりうまくいっていませんでした。そしてFC東京に、何度かカウンターのチャンスを与えてしまいました。ただ選手たちが修正をして後半に入ることができていました。そういうメンタルの強さを示すことができたと思います。
後半は、前半よりもゲームのコントロールができました。相手陣内でプレーをする時間が増え、CKもたくさん獲得することができました。そして何度かいいチャンスをつくれたのですが、得点には至りませんでした。
あとは、選手交代によって状況の変化をもたらすことでした。この点も予定していたので、そこで変化をもたらすことができました。
ヴィエイラの素晴らしいゴールだったと思います。ただ、このゴールはその前の扇原の素晴らしい動きから生まれたものです。
先制後は、このリードをしっかりコントロールしてゲームを進めることができました。
現在の上位争いを続けていくため、我々は14試合負けなしですが、この流れを次に続けていくことが大事だと思います。
Jリーグのトップレベルのチームと、このままこの戦いを続けていくためには、メンタルの強さが必要になります。この部分を示してくれている選手たちを称えたいと思います。また選手たちを後押ししてくれているファン・サポーターたちにも感謝したいと思います。
インターナショナルマッチでの中断期間に入る直前の、このゲームを勝利で終わるということは非常に重要だったと思います」

質問:現在のF・マリノスはJリーグで失点数が一番少なく守備が素晴らしいと思います。その中で中盤の底を務めている扇原と喜田が非常に良い働きをしているのではないでしょうか?
「この二人のコンビの守備に関してですが、まず彼ら二人とも非常に運動量があるので、そこでチームに貢献してくれています。
そして攻撃面ですが、自分たちのボール回しの展開の役目ですが、攻撃の方向づけを二人が担ってくれています。この部分での二人の特長は異なります。扇原は長いボールで良いパスが出せます。喜田は短いで配球します。そして、切り替えのところでのバランスを取る役目も果たしてくれています」

質問:F・マリノスのチャンスの形はカウンターが非常に多いのですが、その点については?
「確かに、今日はカウンターでチャンスが生まれていました。
その要因の一つとしては、FC東京が5-3-2の守備ブロックを敷いていましたので、やはり遅攻で崩すというのが非常に難しかったというのがあります。
それであっても、我々の左サイドはある程度、機能していたのですが、右サイドが今日は十分に機能していませんでした。
ボールの展開のスピードを、今日はもっと速くしなくてはいけませんでした。やはり両サイドが機能しないと、FC東京の守備ブロックを崩すのは難しかったと思います。
でも後半は、前半よりも良かったと思います。ただ今後に向けて、もっと改善していかなければいけないと思います」

質問:前半、守りの切り替えがうまくいかなかったということでしたが、喜田と扇原がプレスをかけに行くところがうまくいかなかったように見えたのですが、その原因は?
「これからビデオで分析、確認が必要なのですが、私が今感じていることとしては、まずボールを失ったゾーンでの守備、そこでのアグレッシブにいくプレーができていなかったのではないでしょうか。そこで相手にスピードを与えてしまいました。
ですから喜田と扇原のところというよりも、そこに来る前の段階ですね、もっと遠いところで、失ったゾーンでまず相手にスピードに乗らせてしまった。そこが一つ問題がありました。
喜田と扇原は切り替えのバランスを取れる選手ですが、それでも一度スピードに乗られてしまうと難しくなってしまいます」
篠田 善之 選手

FC東京
篠田 善之 選手

選手コメント

喜田 拓也

MF5
喜田 拓也

「危ないシーンもいくつかありましたけれど、周りと連携しながら守れたし、チャンスで仕留めることができたのは良かったと思います。こういう試合を引き分けじゃなく、勝ち切れたことには大きな意味がある。次につなげていきたいと思います。
(次のフロンターレ戦は)ここで上に行けるのか、離されてしまうかの分かれ目だし、ビッグゲームになると思う。試合まで時間があるので、チーム全員で準備していきたい。試合には出られる選手、出られない選手がいるけど、全員の力があっての勝利だと思うので。
(今シーズンの戦いについて)ある程度、結果が出ているので、みんなが同じ方向を向けている。でも誰一人満足していない。自信を持ちつつ、そこに上積みをしていくという、いいバランスを持ちながらやっていきたいと思います」
飯倉 大樹

GK21
飯倉 大樹

「(前半の1対1のピンチの場面については?)髙萩選手はテクニックがあるし、イマジネーション豊かな選手だから、先に動かないようにした。ちょっとしたミスがあった時だけ狙っていたので、そういう意味だと、髙萩選手も俺が何かするんじゃないかと見ていたかもしれない。
あそこで点を取られたら展開が変わる。試合の中で相手に1、2回はああいうチャンスがある。けれども、そういうところで、自分やボンバーを含めて、みんなで守り切れているということが、今の無失点につながっていると思う。それを今後も継続していきたい。
これがうちらの戦い方…。いや、そこまでは言い切れないけど、守って体を張って一瞬の隙を突くみたいな。それが、ここ数試合形になっているから、継続して勝っていければいいと思います。
(5試合無失点について?)初めての経験ですけど、自分の中で先を見ている感じもない。チームが一試合一試合、自分も含めて、しっかり見つめながら見て歩かないと、何が起こるか分からない。特にチームは生ものなので、崩れると早い。そういうところは気をつけて、リスク管理をしていけたらと思います」
栗原 勇蔵

DF4
栗原 勇蔵

「(久しぶりの出場で)FC東京戦(アウェイ)以来ですね。多少は緊張したけれど、あの時間帯に出るということは(無失点に)抑えるという当たり前の仕事をするだけなので。
でも、サポーターのあの大歓声を聞くたびにテンションが上がるし、個人的な収穫はアレが一番といってもいいくらい(笑)。すごく自分の気持ちを盛り上げてくれました。
(5試合連続無失点に貢献)ウチのベースはそこだと思うし、点さえ取られなければ負けることもない。ピンチはあったけど、最後のところでみんな頑張って守ることができた」
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