試合速報
Match Report

2017 明治安田J1 第22節
横浜F・マリノスvsサガン鳥栖

試合 日程結果・放送予定

2017/08/13

19:03キックオフ

ニッパツ三ツ沢球技場

横浜F・マリノス
サガン鳥栖

HOME

AWAY

横浜F・マリノス

サガン鳥栖

1

0

1

前半

0
0

後半

0

入場者数:12,764人

試合終了

前半9分
ウーゴ ヴィエイラ

得点なし

前半 レポート

 2連続完封勝利で3位と首位を狙う好位置につけたF・マリノスが、ホームに9位のサガン鳥栖を迎える。中3日での3連戦目に臨むF・マリノスのスタメンは、前節の北海道コンサドーレ札幌戦と同じ11人。サブも金井が入った以外の6人は変わらない。
 F・マリノスのホームゲームとして今季最後のJ公式戦となるニッパツ三ツ沢球技場での試合は、鳥栖のキックオフで始まった。
 2分にこの試合のファーストシュートを打たれたものの、すぐにF・マリノスはペースを奪い返す。6分・松原のクロスのリバウンドを天野がダイレクトシュート、7分・齋藤が左からえぐってのパスをゴール前に走り込んだマルティノスがヒールで狙う。そして9分、左サイドでの小気味よいカウンター。齋藤とのパス交換で抜け出した山中が持ち上がる。パスを渡した齋藤も猛然と快走してマークを引きつけ、山中をサポート。山中がコースが空いたのを見逃さず左足ミドルを放つ。GKがセーブしたリバウンドに詰めていたのがヴィエイラ。右足で押し込み、フィニッシュ。
 ヴィエイラのリーグ戦7点目で先制に成功したF・マリノスは、ここから慎重な試合運びを見せ、ディフェンスラインとボランチのパスワークなどでゲームをコントロール。15分にヒヤリとするシーンもあったがGK飯倉が至近距離からのシュートをファインセーブし、失点を許さない。32分のカウンターに対しても山中がスライディングでボールを蹴り出すなど、攻守に集中力を示し続けるF・マリノスが、前半は1点のアドバンテージをキープ、1-0で折り返した。

ハーフタイムコメント

エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「守備は連動しながら、うまく補完しあうこと。
攻撃はサイドを有効に使っていこう」
マッシモ フィッカデンティ 選手

サガン鳥栖
マッシモ フィッカデンティ 選手

後半 レポート

 リードしたF・マリノスは、カウンターを中心に追加点を狙う。2分、マルティノスが右サイドをドリブルしクロスを送る。4分にはマルティノス、天野、ヴィエイラのコンビネーションで鳥栖守備陣を揺さぶる。さらに5分・左から天野、9分・同じく左からマルティノスが鋭いクロスを入れるが、惜しくもターゲットには合わない。
 10分を回ると、鳥栖も攻撃的に前に出てアグレッシブな攻め合いが展開される。13分に鳥栖のCKからの二次攻撃をこらえて飯倉がルーズボールをダッシュして抑えると、21分・F・マリノスは齋藤のクロスをマルティノスがうまくつないでヴィエイラが左足で打ったがポスト左に外れる。25分前後の鳥栖の分厚い攻めをしのぎ、28分・松原が強烈なミドルシュートを見舞う。29分、山中が身体を張ったシュートブロックを見せると、30分にはマルティノスが右サイドを駆け上がっていく。
 集中した攻守を続けるF・マリノスは、36分に選手交代を行いヴィエイラから富樫にFWを変更。すると37分、天野とのパス交換で左サイドを抜け出したマルティノスがドリブルからクロス。これを齋藤が左足で狙ったが、ワクを捉え切れない。
 アディショナルタイムの49分の決定機、富樫のシュートが相手GKの好セーブに阻まれたものの、F・マリノスはリードを守り切って3試合連続の完封勝利。首位・鹿島アントラーズが敗れたことで首位との勝点差は3と縮まった。
エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「非常に難しいゲームでした。
非常にインテンシーが高く、連戦の3戦目でしたのでフィジカル的にも厳しい、難しいゲームでした。
そして、こういう中でも勝利をつかむために、試されたのはメンタルの強さです。それに加えて組織的な守備の強さが、勝利に結びついたと思います。
もちろん、我々がポゼッションしてゲームをコントロールするという展開を望んでいたのですが、そうするには難しいゲームでした。
ただ常に私が言い続けているのが、守備と攻撃の両方のバランスをつかってパフォーマンスと結果を出していくというところです。今日は、我々の守備の方が、よりいい形で出せたということだと思います。
そして、我々には決定的なチャンスも何度かありました。そこで決めていれば、2点目、3点目を取っていれば、もっとゲーム展開は楽になっていたでしょう。
まあ、これも良い方に考え、まだ我々には伸びしろがあると考えたいと思います」

質問:先ほど今日はメンタル的に厳しかったと言いましたが、前節の札幌戦は前の試合から先発を4人代えましたが、今日は前節と同じスタメンでした。これはフィジカル的でない部分を優先したメンバー構成だったのでしょうか?
「フィジカル面というのが、どういう状態かというのは、試合が終わってから言えることです。
なので、次に選手を選ぶうえで重要になってくるのはメンタルの強さです。メンタルの強さ、メンタル的なフレッシュさを持っていることで、たとえ疲労があっても最後まで力を出し切るということができます。
もちろん戦術的なところ、攻撃と守備の両方において、より戦術的にチームとして力が出せる、この点を考慮したうえでメンバーを決めました。
そして今後、チームを次の段階に成長させるためには、メンタルの強さという土台が必要になります」

質問:3試合無失点が続いています。守備の良さは、たとえば球際の厳しさ、スペースを与えていない、前からボールを追いかけているなど、どのあたりが一番いいのでしょうか?
「いま挙げていただいた全てが、関連していると思います。まずもちろん、しっかりスペースを狭めるということ。そして我々の守備はゾーンを基本にしていますが、ゾーンによる組織的な守備。そして球際、デュエルのところも選手たちが非常に厳しくやれています。今日の両サイドバックもデュエルで強さを出していました。そして3ラインが統制を持って守備ができています。
このように組織的に守備をするということが絶対に必要なことです。
そして学やマルティノスや扇原や喜田や中町など自分たちの二列目の選手たちが、非常に運動量豊富でお互いにカバーし合っている。これもチームとしての守備を機能させている要因です。
そして一列目、今日であればヴィエイラと純もですが、しっかりとファーストディフェンダーとして走って、守備を助けています。さらに両センターバックが空中での競り合い、ヘディングでの強さを示しています。加えてGKも、それ以外のところをうまく守ってくれています」

質問:鹿島が負けて、首位との勝点差が3になりました。そのあたりの手ごたえはいかがでしょうか?
「まず、まだ勝点3差があります。つまり、これからも続けていかなければならないということです」

質問:山中選手のゴールに絡む動きが増えてきたと思いますが、その点は、どう評価していますか?
「山中の現在のプレーは、特別なプレーではないのですが、ハイレベルを続けてくれていると思います。まず守備が素晴らしい。そして前へのオーバーラップも素晴らしいです。オーバーラップをしてクロスも送れますし、フィニッシュにも絡める。ですので、山中だけでなく松原も、今日は出ていませんが金井も、攻撃を活性化してくれています。
ただ、やはり今の両サイドバックに求めていくのは、良い守備をすることとオーバーラップを何回も繰り返して攻撃のところでチームにプラスになってくれることです。またケガをしていた下平も、今コンディションがどんどん上がってきていますので、いい形でチームに加わってくれています。今、F・マリノスには4人のレベルの高いサイドバックがいます」
マッシモ フィッカデンティ 選手

サガン鳥栖
マッシモ フィッカデンティ 選手

選手コメント

ミロシュ デゲネク

DF34
ミロシュ デゲネク

「鳥栖の選手は大きくて強いので、難しい試合でしたけど、今日のような試合に勝利することはとても重要なので、勝てたことは嬉しいです。
連戦でしたが、次の試合に向けて常に準備することは怠っていません。コンディションも全然問題ありません。シーズンはまだ長いので、優勝という話はまだまだ早い。引き続き、目の前の試合に向けてしっかり準備していくだけです」
扇原 貴宏

MF6
扇原 貴宏

「3連勝できたのは大きいです。上との勝点が縮められたので、この連戦を3連勝で終えられたのは大きかったと思います。
今日は相手がメンバーを変えてきてからは、勢いもついて苦しい時間帯が続きましたけど、みんなでしっかり守ってカウンターというか、そういう形がつくれていた。2点目が取れればベストでしたけど、我慢強く戦えていたかなと思いますけど。
(3連勝の要因は?)全員がしっかり守備の意識をもってますし、後ろも最後のところで大樹さん、佑二さん、ミロシュがすごく体を張って守ってくれている。全員の守備の意識や最後で体を張れているところが要因かなと思います」
齋藤 学

MF10
齋藤 学

「守備の時間が長かったけど、今日も楽しくサッカーができました。勝ちたかったし、勝てて良かった。
チームとしての守備をしつつ、そこからカウンターで点が取れれば良かったですけど。それは僕を含めて、攻撃の選手たちの反省点です。
それでも鳥栖には高い選手が多いなか、しっかり守れたし、ピンチはあまりなかった。
勝つことでいろんな課題もクリアできる。チームの競争力にもつながる。これからチームの総合力が試されると思います」
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