試合速報
Match Report

2017 明治安田J1 第17節
横浜F・マリノスvs大宮アルディージャ

試合 日程結果・放送予定

2017/07/01

19:03キックオフ

NACK5スタジアム大宮

横浜F・マリノス
大宮アルディージャ

AWAY

HOME

横浜F・マリノス

大宮アルディージャ

2

1

0

前半

0
2

後半

1

入場者数:11,448人

試合終了

後半14分
マルティノス
後半23分
山中 亮輔
後半33分
菊地 光将

前半 レポート

 4連勝中のF・マリノスのスタメンは、前節と同じ11人。ケガから復帰した喜田、そしてオーストラリア代表から戻ったミロシュ デゲネクがベンチメンバーに入った。またCB中澤がこの試合にフル出場すれば、フィールドプレーヤーのJ1リーグ戦連続フル出場新記録達成となる。
 ウォーミングアップ時には、すっかり雨もあがった。試合は、大宮のキックオフで始まる。F・マリノスは慎重に入り、大宮の攻めを跳ね返す。4分・金井が右サイドで粘り強い対応、5分・FKからのボールは中町がヘッドで後方にクリア。さらに6分には、右サイドで山中が競り勝ってボールを渡さない。
 15分を過ぎるとF・マリノスが反撃に移る。17分・天野のFK、19分には扇原のロングパスに山中が走る。だがシュートにはつながらない。25分を回ると、両サイドアタッカーが走力を生かす。27分・齋藤、35分・マルティノスがゴールに向かうが、相手のDFラインは崩せず。
 しかし徐々に連係が機能し始めたF・マリノスは、38分・左CKから中町がヘディングシュート、しかしポスト右に外れる。43分には齋藤のパスを受けた中町がラストパス。ニアでヴィエイラが合わせようと走り込んだが、マーカーに抑えられた。前半は、0-0のまま終了。 

ハーフタイムコメント

エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「守備は高い位置でボールを失った時の対応を注意すること。
攻撃はもっとボールを動かしていこう」
伊藤 彰 選手

大宮アルディージャ
伊藤 彰 選手

後半 レポート

 前半は両チーム合わせてシュート3本と攻撃が機能し切れない展開だったが、後半はゴールを奪いにいく姿勢を強めて、スリリングな展開となる。
 3分、まず大宮のアタッカーがドリブルから持ち上がるが、中町がうまく体を入れてボールを奪う。8分・マルティノスのクロスに続き、11分・齋藤がグラウンダーのラストパス、12分・マルティノスとヴィエイラのワンツーとF・マリノスがペースをつかむ。そして14分、攻守の切り替えから先制機が訪れる。中澤の縦パスをヴィエイラがうまく収めて反転しマークを外すと、左前方のマルティノスへ。マルティノスは中にカットインして右足シュート。鮮やかに左スミに決まった。
 先制に成功したF・マリノスは18分に追加点のチャンスをつくったが、20分には危ないカウンター攻撃を受ける。しかし両CBと扇原が素早く戻り、数的優位をつくりシュートを打たせない。
 そして23分、山中が相手のパスをインターセプトして左サイドを持ち上がり、思い切って左足を振り抜く。スピードに乗った一発は、一直線にゴール右上スミを射抜き、ネットに突き刺さった。
 山中の移籍後公式戦初ゴールにより2-0とリードを広げたF・マリノスは、33分にFKから点は許したものの、集中を取り戻しゲームをコントロール。39分には選手交代で富樫を入れ、攻守に安定感を取り戻す。アディショナルタイムは4分、セットプレーなど猛攻を、がっちり受け止め、最後は相手のFKが左上へ外れて試合終了のホイッスルが鳴った。
 F・マリノスは4連続完封勝利は逃したものの、複数得点を奪って見事に5連勝を達成。勝点も30点台に乗せた。
エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「今日、難しいゲームになるだろうと予想していました。実際、そうでしたね。
自分たちで組織をつくること、そして辛抱強くプレーすることが大事でした。
特に前半、大宮がプレッシャーをかけてくるだろうと予測していました。そのとおりだったのですけれども、その中で我々は慌てずに、相手のブロックを下げさせることが前半にできたと思います。
後半、大事なのは、まず相手にリードを許さないということでした。そして相手のプレッシャーが落ちてくるだろうというのも予測していて、そうなったら空いたスペースをうまく使っていこうと考えていました。そして後半の最初の半分で、自分たちがうまくゲームコントロールできて、得点に結びつけることができました。
自分たちがリードしてから大宮はどんどんプレッシャーをかけてきて、それで少し苦しめられましたが、ゲーム全体を通しては、うまくゲームコントロールできて勝利に結びつけられたと思います」

質問:この連勝中、勝ちパターンができているように思えます。堅守から先行して逃げ切るという流れについて、意識していますか?
「今言われたことは、前半、守備をしっかりしてということですが、もちろん守備もするのですが、それだけではありません。自分たちはボールを持てています。ただ前半は、やはり相手のプレッシャーが強いので、そのプレッシャーの中で、それをかわしていかなければならない。そして自陣から攻撃をして、プレッシャーがきつい中で相手のゴール前まで行くのは簡単ではありません。どうしても、後半よりもチャンスの数は、結果的に少なくなってしまいます。
ただ、前半に相手がプレスに来るということは、相手もリスクを負って来ているわけで、そのぶん体力的なエネルギーを使っていますので、その消耗したエネルギーにより後半の運動量が落ちることを自分たちが生かして、後半、よりチャンスが生まれてくるということです」

質問:この試合で新記録を達成した中澤選手という存在について?
「まず、この場を借りてボンバーの記録におめでとうと言いたいです。これが果たして日本だけの記録なのか世界の記録なのか、私は分かりませんけれども、世界的に見ても素晴らしい記録だというのは間違いありません。
もう一度、彼のことを称えたいと思います。何に対してかというと、彼のパフォーマンスが今でも向上しているということに、です。私が求めるプレースタイルに応えようと、今も向上してくれていて、特にビルドアップ、つなぐところですね、ここがどんどん良くなっています。
そして二つ目、チームにとってメンタル面で引っ張ってくれるリーダーです。トレーニングでも素晴らしい、皆の模範となる姿勢を見せてくれています。
私は日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えたことを、本当に幸運だと思っています」

質問:今日で前半戦が終了しましたが。後半戦に向けて、さらにどういう点を高めていきたいと考えていますか?
「まずセットプレーです。ここの攻守のところを、もっと高めることが必要です。
あとは、サッカーには4つの局面がありますけど、その4局面のすべてにおいて、常に自分たちのプレースタイルのディテールの部分を詰めて向上させていきたいと思います。そして自分たちのプレースタイルを、どの試合でも、もっと発揮できて、さらに自信を持ってプレーできるようにしていきたいと思っています」
伊藤 彰 選手

大宮アルディージャ
伊藤 彰 選手

選手コメント

富樫 敬真

FW17
富樫 敬真

「(3点目を取れそうなシーンは)最初は自分で打とうと思ったんです。瞬時に学君が見えたので、学君へのパスを選択したのは良かったんですが、バランスを崩してしまいました。自分の甘い部分を感じました。学君には申し訳ない。
ちょっと前の自分だったら、学君のことは一切見えていなかったんですけど…。そういった意味では、勝手ですけど、プラスにとらえていいのかな(笑)。
監督には、守備を意識してやれと言われました。個人的にはハイボールのとき、時間をつくるというのを意識してやれました」
山中 亮輔

DF24
山中 亮輔

「(ゴールシーンについては?)そうですね、いい形でボールを奪えて、前が空いていた。クロスという選択肢もありましたけど、あそこは思い切り振り抜きました。すごく力が抜けていたので、よく当たってくれたなという感じです。
自分はシュートを、結構、得意としてくれているので、1本打ってもいいのかなという感じで打ちました。
チームのポジション争いが激しいので、すごく気を抜けないですし、僕は1試合1試合、必死にやるだけです。がむしゃらにやりたい。ポジションを守っていけるように、しっかりしがみついてきたいと思います」
飯倉 大樹

GK21
飯倉 大樹

「前半は、お互いガマンの展開だった。後半、ショートカウンターから先制して、2点目を取るまでは時間がかかったけど、ボールは支配できていた。ヤマには“おめでとう!”と言いたいです。
失点したのはセットプレー。いいボールで、いいヘディングだったけど、もったいない。問題にしなければいけないのがセットプレーに至るまでのプレー。その部分も含めて、試合全体をコントロールできるようにならないといけない。勝って反省するのは、大事なこと。すべては次のため。これを教訓にして、次こそいいゲームをして勝っていきたい」
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