試合速報
Match Report

2017 明治安田J1 第12節
横浜F・マリノスvsベガルタ仙台

試合 日程結果・放送予定

2017/05/20

14:03キックオフ

日産スタジアム

横浜F・マリノス
ベガルタ仙台

HOME

AWAY

横浜F・マリノス

ベガルタ仙台

1

1

1

前半

0
0

後半

1

入場者数:16,758人

試合終了

前半46分
前田 直輝
後半32分
大岩 一貴

前半 レポート

 前節に続くホームゲームで連勝して順位を上げたいF・マリノスが、日産スタジアムにベガルタ仙台を迎える。F・マリノスの先発は、MFに第8節以来のスタメンとなる前田が入った以外は前節と同じ。なおウォーミングアップでの負傷により、控えのGKが杉本から鈴木へ変更になった。
 気温約30℃という暑さのなか、F・マリノスのキックオフで始まった試合は、まずアウェイの仙台が序盤に仕掛ける。2分、ゴール前でのファーストシュートはデゲネクがゴールマウスの前で懸命にクリア。その後も早めにボールを左右に散らされて、F・マリノスはボールの奪いどころがつくれず自陣での時間が続く。10分にも連続攻撃からミドルシュートを打たれた。さらに14分、20分にも仙台がシュートを放ち、F・マリノスは守備にまわる展開。
 反撃に転じたのは21分。裏を走る齋藤へ、前田がスルーパスを送ったが、受け手に渡らずGKに抑えられる。30分を回ると、F・マリノスの動きも良くなり、31分・齋藤と松原のワンツー、32分・齋藤のヘディングシュート、36分・伊藤への金井のラストパスなど、次々に攻撃の形をつくっていく。
 そして45分の仙台の連続攻撃をこらえると、アディショナルタイムにカウンターからビッグチャンスを迎える。裏のスペースを狙った前田が、マルティノスのパスで抜け出し、GKと1対1になり左足で左サイドネットに流し込んだ。前田のリーグ戦今季2点目のゴールで先制したF・マリノスが、1-0とリードして前半を折り返す。

ハーフタイムコメント

エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「落ち着いて、シンプルにプレーしよう。
一対一では絶対に負けないこと」
渡邉 晋 選手

ベガルタ仙台
渡邉 晋 選手

後半 レポート

 後半も、最初に仕掛けたのは仙台。5分にゴール前でヘディングシュートを打たれたが、飯倉が好セーブ。8分には右CKで速いボールが来たが、伊藤が体を投げ出しながらヘディングでクリア。
 この直後、F・マリノスもエンジンをかけて攻めかかり、攻撃の応酬が展開される。9分・齋藤からマルティノスへの大きなサイドチェンジのパス。この直後には仙台がカウンターミドルシュート。飯倉が左に飛んで好捕する。
 仙台が24分に二人目の選手交代を行うと、F・マリノスベンチも動き、27分・扇原、28分・山中と二人のフレッシュなプレーヤーをピッチに送り出した。扇原はボランチ、天野が二列目に上がる。なおベンチに下がった齋藤に代わり、キャプテンマークをつけたのは喜田。
 31分、サイドからのパスでフリーとなったFWに至近距離からシュートを打たれたが、このピンチは飯倉がファインセーブ。右手で弾き出す。しかし、次の左からのCKを仙台・大岩がヘディングシュート。これがF・マリノスゴールに決まった。
 1-1とタイに戻されたゲーム、F・マリノスはなかなかスムーズなビルドアップができず、チャンスメークに結びつかない。それでも39分、カウンターの形から喜田が持ち上がり天野へラストパス。天野が左足で狙ったが、相手GKに阻まれた。
 アディショナルタイムは5分。スピードに乗ったオフェンスを目指すF・マリノスだったが、仙台の守備を崩し切ることができず、このままタイムアップ。前節に続いての勝点3は獲得できず、今季2度目の引き分けとなった。 
エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「今日は、なかなか自分たちのクオリティーが出せませんでした。特に最初の15分が、そうでした。
一つの理由としては、今シーズン一番の暑さというものがあったと思います。
自分たちは、今日、カウンターで何度もチャンスをつくったのですが、それだけでは勝つまでには至りませんでした。そして、相手にセットプレーから得点を許してしまいました。
また、今日もスタジアムにたくさんのファン・サポーターが来てくれたのですが、その前で、自分たちがゲームをコントロールできなかったというところが、非常に残念です」

質問:ゲームコントロールできなかった理由として、攻撃のバリエーションが少なかった点があるのではないでしょうか?
「私は、必ずしも、それが原因かどうかは疑問です。というのは、今日、特にうまくいっていなかった点は、我々がボールを奪ってからの最初のところ、ビルドアップの部分です。そこで、あまりにも簡単なミスが多すぎました。
最後、良い仕掛けをしていくためにはビルドアップのところ、攻撃の準備の段階で、もっと自信を持った正確なプレーが必要でした。そこが出せていませんでした」

質問:扇原選手の交代のシーンで、時間がかかっていましたが、どういうやり取りがあったのでしょうか?
「あの段階では、二人同時に交代の必要性がある選手がいました。まず学、そしてほぼ同時に直輝も足をつっている状況が見られました。そこで、まずメディカルの判断を聞いてから交代を決めるため、少し時間がかかりました。
学は常に90分出る力を持っていますし、ゲームの最後に違いを生み出すクオリティーも備えていますので、最後にチームを勝たせてくれる学を、できるだけ引っ張りたいという気持ちはありました。しかし状態を見て、あのように交代という判断をしました」

質問:ビルドアップのところのミスが多かったということですが、前線とボランチの間のスペースが空いていたのに、そこの広いスペースを利用するようなプレーが見られなかったからではないでしょうか?
「確かにそうですね。そこの前線と2ボランチの距離が空きすぎていました。喜田と天野が下がりすぎているところがありました。
その原因としては、ディフェンスラインのビルドアップの安定感がありませんでしたので、2人が下がっていたのだと思います。
普段であれば、喜田が下がり目、天野がもう少し高いポジションを取りたかったのですが、今日はそこができていませんでした。
前線の選手も、ポジションが高すぎました。サイドの選手が、もう少し自分たちのサイドバックの選手を助ける距離を意識するなど、距離感のところでもう少し近い位置を考えることが必要でした。
そういう意味で、今日はチームとして、もっとコレクティブな部分をうまくやらなければならなかったと思います」
渡邉 晋 選手

ベガルタ仙台
渡邉 晋 選手

選手コメント

喜田 拓也

MF5
喜田 拓也

「前半の苦しい時間帯を辛抱強く耐えたからこそ、あのチャンス(前田のゴール)につながったと思います。後半も苦しい時間帯は、絶対にあると思っていました。
自分のところで奪って何回かチャンスになるケースはあったけど、1-0のまま試合を進めていくのか、もう1点を仕留めにいくのか、意識を共有することの難しさを感じた試合でした。意思統一ができていれば、もう少し違うプレーもできたはず。セットプレーで失点したシーンも、そういうスキから押し込まれたと思います。そういう意識を心のよりどころにしていれば、割り切れる部分も結構あったと思うので、そういう面でも力不足を感じました。
僕らは、どんな状況でも試合を見に来てくれた人たちに、また応援したいと思わせるプレーをしなきゃいけない。そういう覚悟をもって、気持ちの入った試合を見せていきたいと思います」
前田 直輝

MF25
前田 直輝

「守備のところで正直あまりハメどころがない中で、僕と翔さんが連続してボールを追うしかないというのがありました。そこはしんどかったですけど、意識して追ったつもりです。
(得点シーンは狙いどおり?)僕は前日から裏へのスプリントだったり、マルちゃんとの連係について監督から言われていた。裏への意識は、他の試合よりもあったかのかなと思います。マルちゃんからいいボールが出ましたし、あそこも翔さんがプレスバックで粘ってくれたので、そこは本当に感謝しています」
松原 健

DF27
松原 健

「複数失点してもおかしくないような展開でしたが、そこはみんなで防げるところは防げたと思います。1点取った後、2点目、3点目を貪欲に狙っていかないと、こういう結果になる。やはり、勝てる試合を勝ち切れるようにならないといけないです。
球際で奪った後の1本目、2本目のパスをもっと正確にやらないといけなかった。自分たちで苦しくしてしまった試合だったと思います。
ダイレクトではたくより、ボールを動かしながら崩しにいったほうが、相手もイヤだったと思う。
どんどんトライしていかないと、自分たちはうまくならない。もっと精度を上げていきたいと思います」
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