試合速報
Match Report

2017 明治安田J1 第1節
横浜F・マリノスvs浦和レッズ

試合 日程結果・放送予定

2017/02/25

12:35キックオフ

日産スタジアム

横浜F・マリノス
浦和レッズ

HOME

AWAY

横浜F・マリノス

浦和レッズ

3

2

1

前半

0
2

後半

2

入場者数:39,284人

試合終了

前半13分
ダビド バブンスキー
後半41分
ウーゴ ヴィエイラ
後半47分
前田 直輝
後半18分
ラファエル シルバ
後半20分
ラファエル シルバ

前半 レポート

 2017年の開幕戦。ホームに浦和レッズを迎える。注目のF・マリノスのスタメンは、トップに富樫、二列目は右からマルティノス、バブンスキ―、齋藤。ダブルボランチに喜田と天野、ディフェンスラインは右から松原、中澤、デゲネク、金井。GKは飯倉が務める。
 4万人近い大観衆が見つめる中、試合はF・マリノスのキックオフで始まった。
 立ち上がりから、両チームが積極的に仕掛け合う。最初に好機をつかんだのはF・マリノス。3分のデゲネクのロングフィードに続いての4分の攻撃。齋藤が左サイドから切れ込んでDFを引き付けてから中央へラストパス。これをバブンスキ―が左足ダイレクトで狙う。だが相手GKの好セーブにあい、惜しくもゴールはならなかった。
 動きの良いF・マリノスは6分のピンチを飯倉の好セーブで切り抜けると、再びペースを握って浦和陣内に攻め入る。11分、マルティノスの大きなサイドチェンジのパスを受けた齋藤が左からクロスを送ると、富樫がニアに飛び込んだ。そして13分、またも左サイドから良い形をつくる。齋藤が鋭いドリブルからパスすると、バイタルエリア付近で待ち構えていたのがバブンスキ―。ダイレクトで合わせてネットに突き刺した。
 鮮やかな先制ゴールを奪ったF・マリノスは、浦和の反撃に集中したディフェンスで対応。15分、ミドルシュートを飯倉ががっちりと両手におさめ、16分には富樫がファーストディフェンダーとして激しく動き浦和のリズムを寸断する。
 19分、齋藤のカットインからのシュートはワクを捉え切れなかったものの、F・マリノスは攻守両面に連動を見せて流れを渡さない。24分には左サイドで富樫とバブンスキーが詰めてボールを奪い、マルティノスがミドルシュートを見舞う。
 その後、追加点の場面こそつくれなかったF・マリノスだが、浦和のボールポゼッションにもバランスを崩さず堅陣を固めるなどレベルの高い守備を続け、1点のアドバンテージをキープして前半を終了。

ハーフタイムコメント

エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「守備は距離感を大切に。
攻撃はテンポよく。
追加点を取りにいこう」
ペトロヴィッチ 選手

浦和レッズ
ペトロヴィッチ 選手

後半 レポート

 スタートから追いかける浦和が、同点を狙ってF・マリノスゴールに襲いかかる。だがF・マリノスは、ていねいにスペースケアをして跳ね返す。3分、齋藤が粘り強く相手ボールに食い下がりマイボールとすると、5分、最終ラインが呼吸を合わせて相手のオフサイドを誘う。そして7分には、ラファエル シルバに強烈なミドルを打たれたが、飯倉が素晴らしい反応でクロスバーの上に弾き出した。
 14分・浦和の攻めも飯倉がクロスをキャッチして抑え、F・マリノスは反撃に移る。18分、金井のパスが齋藤に渡りペナルティエリアへ。だがシュートはGKの好守に阻まれた。
 するとこの直後、サイドからのボールをラファエル シルバに詰められて1-1のタイに。続いて20分、またもラファエル シルバにヘッドで逆転ゴールを許してしまった。
 立て直したいF・マリノスだったが、25分にもピンチが訪れる。しかし、ここは飯倉が好セーブ、追加点を許さない。
 26分、F・マリノスは最初の選手交代でウーゴ ヴィエイラを前線に投入。すると攻撃が機能しはじめ、29分、ウーゴ ヴィエイラが左サイドを快走してシュート。セカンドボールをダビド バブンスキ―が右足で狙った。
 36分、二人目の交代で前田が二列目に加わったF・マリノスは攻勢を強める。40分、ウーゴ ヴィエイラが齋藤の裏へのパスを受けて持ち込みCKをゲット。このCKから同点弾が生まれる。41分の左CK、天野が蹴ったボールをウーゴ ヴィエイラが中央で頭で合わせると、ボールはゴール左ネットを揺らした。
 2-2となり、スリリングな攻防が続く一戦は、5分のアディショナルタイムに突入する。46分の危ない場面を飯倉のスーパーセーブでしのいだF・マリノスは47分、齋藤がドリブルからクロス。これを前田がダイレクトの左足でネットに突き刺した。そして3-2のまま、タイムアップ。
 劇的な逆転勝利でJリーグ通算400勝を達成したF・マリノスは、次節もホームゲーム。連勝を目指し、ニッパツ三ツ沢球技場に北海道コンサドーレ札幌を迎え撃つ。
エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「総括するのが、非常に難しいゲームです。
チャンスの多い、インテンシーの高いゲームだったと思います。
Jのトップレベルにある浦和とやるので、こういう内容になるというのは、ある程度予想できていました。
もちろん勝利というのは嬉しいのですが、もう少し自分たちがボールを持つことができたらと…。それが残念です。
ゲームをやっていくうちに、ゲーム数をこなしていくうちに、自分たちのポゼッション、 ボールつなぐというところも向上してくると思います。自分たちのプレーというものを今後、しっかりと出していけるようにしたいと考えています。
ただ今日に関しては、フィジカル面も最後まで出し切ることができました。そしてメンタルの強さも素晴らしかったと思います。
今日、試合に出ていないメンバーも含めてチーム全員で準備をしてきました。途中から入ったメンバーが残り10分で活躍して結果を出してくれたという点も称えたいと思います」

質問:前半はゲームを支配して、後半はやや消極的になってしまったように感じました。この前半と後半の違いを監督はどのように考えていますか?
「正直、うまく説明できません。後半も、前半と同じようにやりたいと考えていました。
ただリードしていたという展開で、守りに入ってしまったのかもしれません。選手が、浦和の長いボールを少し意識し過ぎたという面があって、下がってしまいました」

質問:新戦力の選手たちが、すでにフィットしてましたし、交代も非常に活躍してくれた。その点は狙いどおりでしたか?
「新しい選手たちが、うまくチームに入れているというのは、今シーズンの早い時期から合流できているからだと思います。チームの雰囲気に慣れること。そしてプレー自体も、チームのやり方を理解することに大きなアドバンテージがあったと思います。
そしてチームの中で、選手の力が非常に拮抗しています。途中から入ったメンバーも、先発から出られるだけの力を持っています。
ウーゴ ヴィエイラも違いを生み出せるクオリティーを持っているということは分かっていました。直輝も高いクオリティーの持ち主ですので、彼らがフレッシュな状態で入って違いを生み出せるだろうと考えていました。今日は、それらがうまくいったと思います」

質問:監督は、もっとポゼッションサッカーがしたかったと言いましたが、逆に今日はショートカウンターが非常に効果的だったと思います。そのあたり、戦術的なメカニズムに関しては、どう考えていますか?
「最初に言ったように、できればもう少しポゼッションをして、ゲームをコントロールしたかったと思います。
しかしそれよりも一番大事なのは、勝利を目指すということです。戦術的な分析はしなければいけないのですが、自分たちの武器としては両サイドの強みがありますので、サイドの背後のスペースを狙っていくという強さがあります。今日のゲームに関してまず一番に考えるべきは、ポゼッションではなくて、どう自分たちの強みを生かしていくのかということです。その戦い方を考えなければなりませんでした。
もっと守備のところでボールを奪いたかったのですが、浦和のボールを奪うというところが難しかったので、戦術的な分析ををしながら自分たちの武器をどう生かすかを考えて、カウンターを生かすという考え方に移っていく、適応していくということになりました」
ペトロヴィッチ 選手

浦和レッズ
ペトロヴィッチ 選手

選手コメント

ダビド バブンスキー

MF33
ダビド バブンスキー

「素晴らしいスタートが切れました。いろいろな意味で良かった。チームの勝利、自分のゴール、そしてサポーターの後押し。今日は自分のサッカー人生の中でも、今までにないほど素晴らしい雰囲気のなかで戦えました。
ゴールは、普段のトレーニングでやっていることが出せました。得点シーンの前も、同じような場面がありました。1本目で相手キーパーの特徴が分かったので、その瞬間、次はもっと強いシュートを狙って打とうと決めていました。今日に関しては、ボールが僕の言うことを聞いてくれました(笑)。
今日の勝利の余韻を味わうのは今日限りにして、長いシーズンの険しい道を歩んでいくため、一つひとつ次の目標に向かって進んでいきたい」
喜田 拓也

MF5
喜田 拓也

「この試合に向けてすごくいい準備をしてきた。その準備の過程で、メンバーに入れる選手、入れない選手がいる中で、ストレスもあったと思うんですけど、練習からすごく一生懸命みんなで同じ方向を見ようとしていた。それがいい準備、いい結果につながったのかなと思います。
(守備に軸足を置いた?)穴を空けないようにというか、そんなイメージの守備でした。浦和は相手の隙を見つけると一発をで点を取れる力があるので。
2点を取られはしましたけど、手応えというかイメージとしては、そこまで悪くないかなと思う。もちろん、2点取られているので反省するところはありますけど、手応えとしたは少なからずあったので、そこはポジティブです」
中澤 佑二

DF22
中澤 佑二

「新しいチームで開幕戦を勝てたのは、大きかった。ウーゴもバブも良かったし、チームとして前に進むことができると思う。
ただ2失点とも取られ方が悪かったし、ロングボールからピンチをつくられた。そうした戦い方をもっと整理しなければいけなかった。
ウチは、3対2で勝つようなチームじゃない。次の相手もリスペクトしながら戦っていきたい」
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