試合速報
Match Report

2015 明治安田J1 2ndステージ第17節
横浜F・マリノスvs松本山雅FC

試合 日程結果・放送予定

2015/11/22

13:35キックオフ

日産スタジアム

横浜F・マリノス
松本山雅FC

HOME

AWAY

横浜F・マリノス

松本山雅FC

0

0

0

前半

0
0

後半

0

入場者数:44,226人

試合終了

得点なし

得点なし

前半 レポート

 今シーズン最後の公式戦は、J2降格が決まっている松本山雅をホームに迎えてのリーグ戦最終節。今ステージ3位のF・マリノスは、前節の鹿島アントラーズ戦と同じ先発メンバーで臨む。
 今季最多となる4万人をこえる大観衆が見守る中、試合は松本のキックオフで始まった。
 2分、アデミウソンがドリブルでペナルティーエリアに持ち込むなど主導権をつかむかに見えたF・マリノスだが、松本の速い寄せとボールへの絡みに、やや苦しむ。決定的なシーンこそ与えないものの、F・マリノスらしいポゼッションが展開できず、効果的なオフェンスが見られない状況となる。
 ようやくエンジンが掛かってきたのは20分からだった。まず20分、中村のパスを受けた小林が鋭いクロス。その1分後には三門の縦パスに伊藤が走る。そして22分・右CKを伊藤がヘッドで合わせたが、ボールは左に切れていった。
 さらに24分、GKの飯倉からのロングキックを、アデミウソンがワンタッチで前へ走る齋藤へ。齋藤はドリブル突破を狙ったが、懸命の守備に阻まれる。
 その後もF・マリノスのペースは変わらない。30分、33分、37分といずれも右サイドからの仕掛けで松本ゴールに迫る。しかし、フィニッシュには一歩及ばず。前半は0-0で折り返した。

ハーフタイムコメント

エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「攻撃の運動量をもう少し増やしていこう!
最後まで集中を切らさないで戦い切ろう」
反町 康治 選手

松本山雅FC
反町 康治 選手

後半 レポート

 前半同様に松本が立ち上がりからボールに絡もうと走ってきたが、後半はF・マリノスが1対1の局面で競り勝ってゲームをコントロールしていく。4分・右からのクロスに続いて6分には伊藤の折り返しをアデミウソンが右足シュート。さらに9分、熊谷がパスを読んでインターセプトから縦にボールを送る。
 その後もビッグチャンスこそ生まれないものの、相手陣内に攻め込む流れは続く。そして20分を過ぎると攻撃はさらにパワーアップ、分厚い二次・三次攻撃などで松本ディフェンスを脅かすシーンが続いていく。
 また守備ではリスク管理を忘れず、23分にカウンターを受けそうなシーンも、熊谷と三門が連係してがっちりとストップした。
 0-0の均衡を破りたいF・マリノスは35分過ぎに2度の決定機を迎える。まず36分、中村の右からのクロスがファーポストに向かって走る伊藤へ。伊藤のジャンプしてのヘディングシュートは、きっちりゴール右に向かって行ったが、GKの好セーブにあった。絶好機を逃したF・マリノスは、この直後に最初の選手交代で富樫をFWに送り出す。
 そして、さらに38分、同じく右サイドからのアデミウソンのがグラウンダーのラストパス。手を挙げて呼んでからゴール前に走っていた斎藤が、ダイレクトの右足でミートしたが、これもGKのビッグセーブに阻まれてしまった。
 その後も松本陣内でチャンスメークを続けるF・マリノスだが、フィニッシュには至らない。3分のアディショナルタイムでは、小林、アデミウソンらがシュートを放ったが、これもゴールマウスを破れず、ついにタイムアップ。
 スコアレスドローに終わったF・マリノスは、勝点29で終了し、順位は2つ下がって5位となった。
エリク モンバエルツ 監督

横浜F・マリノス
エリク モンバエルツ 監督

「今日は、特に後半は、我々がゲームを支配していました。そして、最後の得点を挙げるところ、そこが非常に難しかったです。相手のGKも素晴らしいセーブをしました。
我々はたくさんチャンスをつくっていて、その点ではある程度満足できるものだったのですけれども、最後のリアリズムのところを出せませんでした。そこが唯一、今日のゲームで残念な部分です」

質問:結果は引き分けでしたが、今シーズンやって来た成果も表れていたと思います。そのあたりは、いかがでしたか?
「そのとおりです。今シーズンやって来たことが出ていたゲームだったと思います。
特に、プレー局面の連続のところですね、遅攻からボールを失っても、すぐに相手のボールを奪い返す。その点を、今日は出せていたと思います。たくさん奪い返すことができていました。この点は、今後にもつながると思います。
ただ、勝つためには、点を取るということが必要で、相手の下がったブロックに対してチャンスはつくっていたのですけれども、ここで点を取り切らないと、そういう力をつけなければ、Jリーグでトップ争いをすることはできません。
ただ、もちろん、この点を取るというところを改善するというのは難しいことです。けれども、ここが必要な部分です」

質問:今シーズンの総括と、来シーズン必要なことについて教えてください。
「まず、ファーストステージでいいスタート切ることができませんでした。すこし適応する時間が必要でした。まだ我々のプレースタイルというものが構築されていませんでした。そして攻守のバランスというところもできていませんでした。
そしてファーストステージは、中村がほとんどプレーすることができませんでした。ラフィーニャも、ほとんどメンバーにいませんでした。ですので予想していたメンバーではないチームで、トレーニングをしていくことが必要でした。ファーストステージは、勝点26だったのですけれども、このようにケガ人が多い中では、ある程度満足できる結果だと思っています。
セカンドステージは、いいパフォーマンスができたと思います。3カ月間、非常に高いパフォーマンスを発揮することができました。攻守のバランスというものを取り戻すことができました。
それによって、Jリーグのトップディフェンスという状況で、今シーズンを終えることができました。
我々のオフェンシブな攻撃的なプレーの中でも、バランスを崩さずに、今日の試合もそうですが、相手にカウンターに移させない。その点では非常に向上したと思います。
非常に良いパフォーマンスのゲームがたくさんありました。浦和戦、FC東京戦、G大阪戦に対しても非常に良いゲームをしました。名古屋戦も、非常に良いパフォーマンスを出せました。
ただ、ファーストステージでのハンディキャップが少しあったと思います。広島や浦和、FC東京というクラブと比べて、足りなかった勝点というものに追いつくことができませんでした。これらのチームは、セカンドステージも、あまり勝点を落としませんでした。
そして優勝戦線に食い込む一番の舞台、このセカンドステージの終盤での鹿島戦に勝たなければなりませんでした。しかし、そのゲームでは鹿島が我々よりも高いクォリティーを見せました。喜田のケガというものも、今シーズンの終盤の我々のチームにとってマイナスの要因となりました。
まとめると、今シーズン通して、全体的にはいいパフォーマンスだったと思いますけれども、まだトップに行くためには、もう少し必要です。バランスを保つことは必要です。でも同時に、得点をもっと取らなければなりません。タイトルを獲るためには、少なくともあと10点は必要です。同じような守備を発揮して、もし、もう10点取っていれば、タイトルを争っていたことでしょう。
以上が、今後やらなければいけない部分です。
チームとして、いいトレーニングを続けていかなければいけません。今シーズン発揮したバランスというものを、発揮し続けなければなりません。
けれども、今日の試合が今シーズンの象徴だと思います。得点を決めなければいけません」

質問:得点を取らなければならない。その課題を克服するのは、簡単ではないと思います。
「そのとおりです。客観的に見て、今シーズンの我々を苦しめたのは、ラフィーニャが年間を通してメンバーにいないことでした。ですので、FWとしての多くの役割と責任が翔だけに掛かってきてしまいました。
両サイドのアデミウソンと学、彼らはこのポジションのプレーヤーとしては十分な得点数を挙げてくれたと思います。おそらく、もっと取れたとも思いますけれども…。
やはり、ラフィーニャのケガが大きかったです。このセカンドステージは、ほとんど試合に出ることができませんでした。
たとえば、たしかに富樫も決定的なゴールを決めてくれましたが、FW陣の競争というものが、今シーズンは少なかったと思います。今後は、この部分も必要です。
それにファーストステージは、俊輔の不在というものも影響しました。セットプレーで力を発揮できませんでした。ファーストステージではセットプレーから1点も取れませんでした。このような小さなポイントが、大きな違いを生み出します。おそらく、もう少し得点が取れるのかどうかという違いに結びつきます。
でも過ぎたことは仕方がありません。いずれにせよ、多くのケガ人が出たというところが、チームに影響を与えました」
反町 康治 選手

松本山雅FC
反町 康治 選手

選手コメント

伊藤 翔

FW16
伊藤 翔

「後半のヘディングシュートが決まっていれば言うことなかったんですが、決め切れなくて残念です。
今シーズンはスタート時点では難しい状態だったが、徐々にモンバエルツ監督の求めるサッカーが浸透してきて、形になってきた。来年はこれに上乗せできれば、もっとチームも進化していくと思います」
齋藤 学

MF11
齋藤 学

「前半はなかなかうまくいかなかったけど、相手を走らせた分、後半は自分たちのペースでサッカーができました。
ただ、そこで決め切れないという課題が残りました。そこは来年に向けて、取り組んでいかないといけない。
結果を見たらすごく悔しいんですけど、崩しとかコンビネーションとか、プレー面では楽しくできました。あとは結果を出せるよう、常に追求していきたいです」
アデミウソン

FW39
アデミウソン

「自分としては初めて日本でプレーしたシーズンでしたが、素晴らしい1年でした。チームもクラブも、サポーターの皆さんも、とても良くしてくれましたし、すべての人たちに感謝したいと思います。
シーズンを振り返れば、セカンドステージの名古屋戦以降、優勝チームのレベルのサッカーができたと思います。チャンピオンシップに出られなかったのは悔しいですが、名古屋戦以前に勝つべき試合で勝てなかったのが原因だと思う。これを続けていければ、来年はもっといいサッカーができると思います。
セレモニーが終わって、サポーターのコールに呼ばれて出て行きましたが、応援のメッセージには胸が熱くなりました。サポーターは自分たちがいいときも、悪いときも常に変わらず応援してくれました。感謝の気持ちでいっぱいです」
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